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Weingut Klaus Stuelb

Mosel Saar Ruwer モーゼル クラウス シュテュルプ家
ワイングートはぶどう栽培から醸造までを自分の責任で行う醸造家の名称です

この蔵(ワイングート)のある場所は、ドイツのワイン名産地モーゼル河中流の観光地ツェルの町の近くです。一帯は「黒猫のマーク」で有名なツェラー シュヴァルツェ カッツのワインの産地です。特に上等なワインを産していない並ワイン地区と言われています。この地区で栽培されたぶどうは、大きなビルのような醸造所に持ち込まれ、ここで醸造瓶詰されて、それぞれの蔵に戻され、その蔵のワインとして販売されるものがほとんどで、栽培から醸造までを行うワイングートは数少ない存在です。しかしこの地区一帯の畑はモーゼル河に面した急斜面にあり、畑はシーファーと呼ばれる頁岩(スレート)で覆われ、とてもクワなどが入る状態ではありません。当地では「クワの入るような畑からは良いワインは誕生しない」と言われていますが、まさにこのあたり一帯の畑はこの上等な状態です。 (写真=手前の教会の塔はツェルの町、対岸はツェル=カイムト村)

しかし現在のぶどうの栽培は、農薬と除草剤漬け、そして発酵は先にお話ししたような状態です。とても「これはと思えるワイン」があるとは考えられません。どころか、大きなグロスラーゲ(集合畑)だけでアインツェルラーゲ(単一畑)などないと思われています。 ところがこの町に、といっても河の反対側のツェルカイムト村ですが、単一畑でしかも無農薬、有機農法のぶどう栽培から醸造までをしている人がいたのです。名前はクラウス シュテュルプ。所有している畑はわずかに2.5ヘクタール。もちろんぶどうの栽培から発酵瓶詰まで自分たちでやっています。 92年に訪問した時には、そうでなくても収量が少ないのに、ぶどうの畝を間引いていました。不思議に思って尋ねると「ぶどうの樹が少ないほど栄養が濃くなって良いワインができるんだ」と胸を張っていました。94年に神田和泉屋学園ドイツワイン科修学旅行で訪問したときに「畑を手放すひとがでてきているので、今は全部で1.7ヘクタールの畑になっているんだ」と嬉しそうにしていましたが、畝の間引きをしているので収穫量は畑の広がった割には増えていません。98年に訪問した時には、醸造所をすこしいじって、今まで庭だったところを多目的な作業場に改築、居間だったところも2Fに移して試飲室に作り替えていました。きっとお客さんもだいぶ増えてきたのでしょう。畑も手放すひとから譲り受けてまたすこし広がりました。所有する畑は小さく、醸造所前の赤ワイン畑ローゼンボルン、さらに奥のレーマークヴェレ(ローマの泉)、少しモーゼル上流のブリーデル村のヴァイサーベルク(白い山)、ツェル町の奥のブルグライフェルゼン、赤ワイン畑のフェルゼンライなどの小さな畑をもっています。バーデンのラングさんやラインガウのトロイチ家で3〜5ヘクタールもかなり少量生産ですが、ここも少量生産です。建物は自宅と醸造所を兼ねています。
このワイングートのワインの特徴

Q.b.A
  酸が柔らかくて飲み口が心地よい。 料理としては 魚介のマリネ(エスカベッシュ)白身魚や貝類の刺身、シーフードサラダ 野菜の天ぷら(苦味のある青菜や山菜など)辛みのあるオリーブオイルのパスタ などと相性が良いと思えます。

Q.b.A(甘口) 唯一の甘口ワインですが自然の甘みを残糖として残したものです。
甘味は強いが酸もそこそこ強いので飲み口もスッキリ。
料理との相性
 デザートワインにも使えるが、カレーやエスニック系の辛い料理にも相性が良い (口の中の辛味を洗いながす為、ラッシーみたいなイメージ)

Spatlese 酸は中くらいで濃度も濃く、多少甘味を感じる。余韻が長い。 料理 魚介のフライでタルタルソース?たまたま牡蛎フライと合わせたら相性が良かった

Devon 2000年と若いながらもバランスが良く色調も濃いフルボディータイプ 抜栓してから30分くらいは待ちたい。もしくはデキャンター 料理 赤身のお肉 焼き肉(たれ)牛肉のステーキ、羊のソテー、ハンバーグステーキ (濃いソース)

 
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