焼酎は蒸留方法の違いで単式蒸留焼酎と連続式蒸留焼酎とに分けられています。
単式蒸留焼酎は単式蒸留器というスコッチウイスキーやコニャックブランデーと同じような蒸留器で造られる焼酎で、原料の個性をお酒に残しています。連続式蒸留焼酎は梅酒などに使われる焼酎で、連続式の蒸留器を使って、原料がなにであるかまったく分からないところまで高度蒸留したものです。
単式蒸留焼酎の有名な産地としては、芋焼酎の鹿児島県、米焼酎の熊本県、麦焼酎の壱岐の島、タイ米を原料にする泡盛の沖縄県などがあります。有名な鹿児島県の陰に隠れて存外と知られていないものに宮崎県の芋焼酎があります。
焼酎はそれらの原料でアルコールを作り、さらに蒸留器でアルコールを濃縮したお酒です。蒸留器にかけると1時間半くらいからアルコールが出始め、最高で65%くらい、最低で15%くらいのアルコールが順次出てきます。どこからどこまでを採るかで原酒のアルコール度数が決まりますが、各蔵のその判断によって、驚くほど味や香り、焼酎のもつ雰囲気が変わります。
また蒸留には「常圧蒸留」と「減圧蒸留」あり、最近では麦などを原料とした焼酎はほとんど「減圧蒸留」となっています。蒸留釜の中を減圧し沸点を下げて蒸留することによって高温でなくてもアルコールの蒸留ができるため、軽やかな風味の焼酎が得られます。さらのその蒸留方法によって出る癖もイオン交換で取り除いているものが多くあります。日本酒で山廃仕込みが一番優れた製法のように思われるのと同じで、減圧を馬鹿にする蔵もありますが、いちがいにどちらが良いとは言えません。
単式蒸留焼酎はストレートの他にお湯割りや水割りで楽しむことができますが、地元で一般的な飲み方のお湯割りの美味しい方法は
焼酎は前日の内に加水しておく(なじませる)のがコツです。
水はミネラル水を使い、25度の焼酎を<焼酎6:水4>で割ると約15度(日本酒くらい) <焼酎7:水3>で割ると約18度となります。
|