命名の由来
この部屋は昭和62年(1987年)神田和泉屋の社屋の建設の際、社屋の2階にお酒の学校「神田和泉屋学園」の開講にあわせて作られた「坐(くら)」と命名された和室です。しかし学園が15年を経過した頃、教室は4階のイス席に移動。同時にこのフロアーの事務所も手狭なために同じ4階に移転。ここに設置してあった大吟醸酒貯蔵用の大型冷蔵庫も老朽化し、1階の酒庫の地下に移築、しばらくはこのフロアーはまったくがらんどうの空間となっていました。一方で最近の焼酎ブームで「ほんとうの地酒」は苦戦、日本航空国際線ファーストクラスに搭載の大吟醸酒も飲食店の主力のお酒ではなくなってきています。そこでここに厨房を設置、従来の「坐(くら)」はほぼそのまま客席となり平成16年1月9日に本物の日本酒が楽しめる店として開店しました
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