お酒の話 お燗の向いているお酒 昔、20年前にもなりましょうか「お燗番さん」にあったことがあります。私にとってはこれが最初で最後の経験でした。今は居酒屋ではほとんどが「お燗番」などという商品名の付いた電気製品でお燗をしていますが、これはいけません。たしかに温度は結構?なのですが、なんせお燗のしっぱなしですから、ましてや閉店後に電気を切ってまた翌日に温め直す、美味しかろうはずがありません。出会った「お燗番さん」はご老人でしたが、面白い話を聞かされました。 「寒い晩だと思ってください。昔は調理場とは別に、お酒のお燗はそれだけをする私みたいなひとがいましてねぇ。飛込んできたひとはたいてい鼻水をすすりながら『熱燗一本!』と声をあげます。そんなこと言われたってすぐにはお燗はつきません。でもちょっと温まったやつを出すと、冷えてる身体のことですから温かく感じます。お燗番はひとりひとりのお客さんの酔い具合を見ながら、それぞれのお客のお酒をお燗します。気づかれないようにお客を観察してるんです。さっきのお客には熱燗を用意しておきます。そのうち銚子がなん本か空いて、このお客そろそろオツモリだなと思った時にちょっとヌル目を一本、次いで熱燗を出すと『おやじ!お勘定!』と必ずなります」まるでオーケストラのコンダクターみたいです。毎晩お客を手玉にとっているようです。なかなか面白そうな仕事だなぁ〜と思いこの話が記憶に鮮明に残りました。 多分このご老人の扱ったお酒は、手造り時代の「かつての灘のお酒」だったと思われますが、最近のお酒は灘に限らず、使用せざるをえない理由があるのでしょうが、活性炭素による過剰なろ過が行われて、体力がなくてお燗に耐えられない「燗あがり」しないお酒が多くなっています。たとえ近代化の流れでなくても「お燗さん」の出番もなくなっているのかも知れません。お酒らしいお酒が少なくなり寂しい限りです。 原 稿 募 集 100号記念 おかげさまでこの『神田和泉屋たより』も来月11月で第100号となります。 特別号の発行というわけでもありませんが、寄稿をいただければ幸いです。締切は10月25日(金)とし、午後7時より選考をいたします。題は自由ですが「ふさわしいもの」をお願いいたします。原稿用紙2枚、800字以内。 寄せられた原稿の中で優秀作には大吟醸酒などの賞品を用意させていただきます。 新製品 四季桜「柳田の米かもしたて」 地元柳田町の3人の稲作農家さんが蔵に依頼されて育てた酒造好適米「五百万石」で醸造された吟醸酒です。以前にも先代社長の時代に自田で五百万石を栽培して大吟醸酒を造っていましたが、今回はその中吟醸版です。 アルコール度数15.5%、日本酒度+5。酸度1.4。精米歩合55%。750ml2000円。 四季桜「秋映え酒 秋」 シリーズの四季のお酒の「秋」です。アルコール度数15.5%、日本酒度+2.5。酸度1.4。原料米 兵庫・山田錦。精米歩合58%。750ml1500円。 四季桜聖花宝の売出し すでに購入券はお送り済みですが、10月25日にてお引渡しが終了となります。この日までにお引き取りのなかったお酒の売り出しを11月1日より行います。 ただし、お酒が残こっていない可能性もありますので、10月28日に売り出しの有無を電話でお問い合せください。過去にも大阪や広島から夜行バスなどでご来店いただいた方々もおられますので、無駄足をさけるためにかならず電話でのお問い合せをお願いいたします。 11月1日に売り出しを行います場合(現在のところ可能性は低いのですが)は、午前10時より販売開始、10時30分より電話での受注受付開始となります。 翁そば会 12月16日(月)神田和泉屋の3Fワインベルクを臨時休業して開きます。午後3時から午後8時。 会費 1万円 参加ご希望の方は11月1日から神田和泉屋の店頭で売り出される「参加チケット」をお買い求めください。 料理人さんの必需品 水仕事の手の荒れに・・・ ナチュール ゲル ホームクリーム 手の荒れがみごとに治ります 臭いがまったくつきません. ノンオイル、ノンアルコール、無香料の天然クリームです.こんぶや山芋、アロエなどのぬるぬる成分がゲルと呼ばれるものです. 皮膚にぬるとべとべとしますが2〜3分すり込んでいるとツルツルになります. ゼリー状になっていますがもともとは水が80%ですからとても吸収しやすい物質で皮膚の自然治癒力を高める環境作りをします. 頭に塗ると毛穴の汚れや老化した角質をとりのぞいて毛根を健全にする効果もあります. なにはともあれ一度おためしください 150g 3500円 近々4倍の瓶が発売される予定です。価格1万円。 お酒の話 ドイツワイン科修学旅行 ヴュルテムベルクではトレンダー家の近くの元司教の屋敷だったという古めかしくこった外観と内装の由緒ありげなレストランでうさぎの料理。「牛肉は問題があるので兎にしましたよ」とルイック夫人。これでぴょんぴょん跳ねるほど元気になるか、飲み過ぎて兎の赤目になるか?などと冗談を言っていましたら翌朝、メンバーのひとりは顔中に湿疹が出て「ストロベリーフェイス」などと夫人に言われて「兎のせい?」疲れもそろそろ出るころです。 翌朝お別れをして、フランケンの首都ヴュルブルクへ向い、町の中心にある有名なお城を見学。予定ではすぐ脇を流れる川のほとりでフランケンワインの試飲などを計画していましたが、見学時間の超過でカット! まぁ朝食をとるところもフランケンワインの土地だからそこで飲めるだろうと出発。 バスで1時間ちょっとのミュルテムベルクで昼食。この時のレストランはドイツで「一番古い宿屋」として有名なお店で木造の4、5階建ての中世そのままの建物でした。そういえば確かにこの建物はドイツのパンフレットなどによく出ていました。各自が思い思いに読めないドイツ語のメニューから食事を選ぶことになっていたので、決まるまでが大騒ぎ! 期待(?)のフランケンワインは例のボックスボイテルはなくて、並酒で普通のリッター瓶入だけでしたが、ワインも料理もこれはこれでなかなかでした。食後は自由時間、遊覧船の発着所の河川敷きでは、日曜日のせいか、お祭のようなにぎやかさで売店などがたくさん出ていました。人形劇の回りには子供たちが歓声を上げ、ビール売場には大人たちがジョッキをかたむけて赤い顔(当然われわれの何人かはこの風景の構成員)もいました。ちいさな町でしたが、町全体が中世そのものという感じ。 そのあとは一気にラインガウのエルトヴィレ村のビヤレストランへ。住宅街の中にあるレストランでしたが、道路に面してビール醸造の設備が窓ガラス越しに見え、飲ませてくれる部屋は昔ワイン蔵であったという地下室でしたが、天気が良かったので庭にセットされたテーブルに席をとり、「日本のビールとはだいぶ違うなぁ」などと言いながら自家製のビールをたらふく飲みました。そして夕暮れのライン河を通って旅の出発地点のロルヒ村のエルンシュタイナーホテルへと転がり込みました。さんざん飲んだはずなのに、ホテルの部屋ではその朝トレンダーさんでおみやげにいただいたワインを抜栓して・・・・・ 翌日はトロイチ家を訪問。生憎の小雨模様でしたが、ライン河に面した庭で赤ゼクトで歓迎の乾杯。地下のワイン蔵でまだ樽に詰って瓶詰めを待っているワインを汲んでいただいて試飲。 昨年はラインガウではぶどうのできが悪く、なんとトロイチでは収穫量を半分にしてぶどうの養分が粒にたまるようにしたとか。ということは収入は例年の半分ということになるのに、昔から不作の時はこうしてきました、と涼しい顔。そう言えば、この蔵では法律で定めれた糖度からではなく、いつもひとランク落として、シュペートレーゼの糖度のものをカビネットで売り出していました。地域の基準ではなく、トロイチの基準でワインのランキングを決めてきていたのです。 数日前、ドイツ旅行の始まった時、フランクフルトからロルヒに向い、このトロイチ家の人たちと最初の食事をした時のことです。赤ワインがちょっとおしゃれな、フランスのコニャックブランデーで見たようなデザインのボトルで出てきました。「????」「新しいラインガウのボトルです」。少し背も高く、重さもあります。お聞きしたところでは、リサイクルの硝子で作った瓶で、赤白ともにこのボトルに入れるのだそうです。ドイツのリサイクルや地球環境うんぬんは世界のトップをいっていますから、なんとなくわかるのですが、問題はちょっと味が違っているということでした。「味が違う! いつものトロイチの赤ワインとは違うみたいだ」「実は今回ためしてみたのです。発酵の仕方を変えてみました」。 ここの蔵の赤ワインは、ぶどう品種はシュペートブルグンダーですが、とてもよく色が出ています。しかし同じラインガウの有名蔵のぶどう畑には、シュペートブルグンダーだけではとても無理ということで、色を出すためだけにブレンドされるドーンフェルダーがひと畝だけそれぞれの畑に栽培されています。トロイチではそんなインチキなことをせずに見事な赤ワインの色を出しています。そうとうに熟したぶどうでなければ出ないのだろうと思いますが、それでいて味は軽やかなこと。「うちの赤ワインはかぎりなく白ワインに近い赤ワインと言われているんですよ」。たしかに白ワインのフルーティさをもった赤ワインで、とても透明感があります。ところがこの新ボトルの赤ワインはちょっとだけ雰囲気が違うのです。発酵の最後の段階で樽の温度を上げて減酸を行うマロラティック発酵をしていたのです。これにより多く発生するリンゴ酸が乳酸に変り、ちょっと粉っぽいと言うとヘンですが、オシルコの粉っぽさみたいなコクが出てきます。フランスのフルボディ(重厚タイプ)の赤ワインのコクを作る方法です。程度ややり方は少し違うのかも知れませんが、トロイチらしさを残しながらのマロラティック発酵でした。「どう思う?」「美味しいし、好きなタイプの赤ワインだけど、以前のスタイルがなくなるのは残念です。あれはトロイチにしかない昔ながらの赤ワインですからね・・・・・」ドイツ一古典主義と言われるトロイチの赤ワイン造りが変るかもしれない感じでしたが、居合せた人たちが「神田和泉屋でひと樽買えば・・・・・」などとありがたい?ご提案。しかしひと樽だとたぶん千本以上、毎年そんなには売れそうもないし、返事をにごしていましたら、お母さんのドリスさんが「たぶん両方のスタイルを造ることになるでしょう」やれやれひと安心。 さて話は前に戻ります。トロイチ家の庭での赤ゼクトの歓迎、蔵内見学の後、昨晩の道を戻るようにバスで移動。途中クロスターエーバーバッハなどを見学、リューデスハイムから船に乗込んで、トロイチワインのワインプローベ(試飲)をしながらローレライまで船下り。前回同様250人乗りの船を借り切って、レストランからの出張料理を楽しみながらのぜいたくな舟遊びをしました。 翌朝は帰国の日、荷物だけがバスに載って先発。私たちは歩いてロルヒの駅へ。ローカルなこの駅からヴィーズバーデンへ電車で移動。併走する道はもう何度も通った見慣れた道です。ヴィーズバーデンでは午前10時から午後の3時まではたっぷりの自由時間。ところが十分な時間のつもりでしたが、昼食を挟んでの自由行動、あっと言う間に集合時間がきてしまい、数人は駆け足でカジノ前のバスに集合! 旅も慣れてきて、ここヴィーズバーデンではひとり一人がそれぞれのスタイルの時間の過ごし方をしたようでした。 ヴィーズバーデンはフランクフルト郊外の高級住宅地の商店街だけになんの危険も感じない町。まるで日本の銀座をギンブラするように自由時間を過ごしました。 今回の修学旅行の特徴は、5月でドイツが一番美しい時で桜が満開、畑にもさまざまな野草が花を付けていたこと、ワイン蔵さんたちが比較的ひまな時期であったので一緒に過ごせる時間が多かったこと。 また、旅行の初日に泊った宿屋に再度、旅の最後の2日間宿泊したこと。これが期待した通り、忙しいながらも、気分的には「駆け抜けの旅行」とならなかったように思えます。 ワインベルク開店1周年 おかげさまで10月4日に開店一周年を迎えます。 よくまぁ閉鎖にもならずに一 年もったものだ、というのが実感です。試行錯誤の一年でしたが、なんとなくスタイルができあがってきました。10月には席数も9席増えて、ぐっと居酒屋らしくもなります。雑誌の取材なども数回あり、次第にワイン好きな方々が集まりはじめています。ほんとうにありがとうございました。 ワインの売り切れ 4723トレンダー家 81シュヴァルツリースリング シュペートレーゼ赤 4331トロイチ家 92シュペートブルグンダーQBA赤 425790リースリング アウスレーゼ 4501ラング家 89シュペートブルグンダーQBA赤 ワインは天候に左右されるためにお尽き合いのあるモーゼルもラインガウのワイン蔵ではアウスレーゼになるぶどうの収穫はその後なく、ラング家の赤ワインも含めてしばらくは「とっておきのワイン」は品切れが続きそうです。しかしどのワイン蔵さんもたいへんな努力をぶどう栽培や醸造に注いでいますので、どのワインも期待を裏切るようなことはありません。
おかみさんのおつまみワンポイント 人参のごま酢和え 材料 人参、ごま、酢、砂糖、 塩 人参は千切りにします。あれば、さしみのつまを作るスライサーが便利です。 切れたら塩をあてますが、ボールでは下に塩水が溜まり人参が浸かるので、シャキッとした歯ごたえを残すためにもザルを使ってください。 ごまを煎ります。当り鉢に入れて香りの出るまで当りましょう。茶さじ一杯分をのこして酢、砂糖、塩でご自分の好みの味を付けてください。 和える人参の量と和えごろもの量を考えてください。 塩でしんなりした人参の水気を良く搾り和えます。 鉢に盛り、残しておいた当り胡麻を上にかけてでき上がりです。 煎り胡麻や当り胡麻など既製のものを使わずに、手を加えて美味しく食べてください。
神田和泉屋学園 今月の開講日 アル中学東京教室日本酒科 第1回「お酒の誕生」 1組 10月8日(火) 2組 16日(水) 3組 24日(木) どの組も午後6時30分開始 まず軽くおにぎりなどで空腹を押さえていただいてから、授業となります。話と・き酒の後、食事となります。 アル中学岩手教室日本酒科 第5期第6回「麹の話」 10月19日(土)
アル高校東京教室日本酒科 第1回「麹の話」 1組 10月3日(木) 2組 17日(木) 3組 22日(火) 家政科KG教室 10月12日(土) 年少組 午前10時〜 年中組 午後3時〜 ドイツワイン科 小柳教室 第6期第3回10月15日(火) 「フランスのワイン」 午後6時45分より受付 午後7時 開始 7時15分食事開始 前期講師は松原恵子さんです。次回来月の第4回講義から小柳才治先生の授業となります。 第4回11月28日(木) 第5回12月19日(木) アル中学遠足 恒例となりました遠足を12月8日(日)に行います。お酒の世界を短時間に理解する感じの蕎麦の世界の見学(宴会?)です。訪問先は秩父の「こいけ」さんです。小淵沢の「翁」さんと人気を分け合う蕎麦屋さんで、当日は特別なそばの実を石臼でひいて目の前で打ってくれます。 参加資格はアル中学1920期生です。お店は28人で満席のため 第2回 ・き酒コンテスト 日時 1月22日 会場 総評会館 上位入賞者に賞品を用意 主催 「神田和泉屋学園」 後援 アル高校同窓会 例年「3時の組」と「5時の組」の2グループに分れて参加します。 申込み受付けは11月1日より。 〆切りは11月24日。電話での申込みも可。申込み順に受付けます。25日以後は卒業生に空席が提供されます。 山梨ワイン蔵見学会 10月26日 ドイツワイン科の国内修学旅行として今年初めて企画されました。ぶどうの収穫と発酵を見学します。 参加申し込みは9月20日にて締切られ、19人で新宿駅から「あずさ号」で出発することとなりました。訪問先はメルシャンワインとルバイヤートワインです。参加会費13000円。
新宿駅 午前8:02 ビューかいじ号 塩山駅 午前9:49 タクシーでメルシャン訪問 昼食「レストラン風」 食後 ルバイヤート訪問 塩山駅 午後17:02 あづさ82号 禁煙指定席キップがすでにとれています。神田和泉屋にてお受け取りください。前日までに神田に来ることが不可能な方はお電話ください。 アル中学入学式 9月28日(土)ワインベルクを会場に開かれました。 今期も従来通りの3クラス編成での第20期の開講となりました。同窓会からは中浦会長や役員さんも多数参加していただきました。 ドイツワイン科 小柳才治先生を囲む会が銀座日航ホテルで開かれました。 先生から最近のワイン事情。飲まれている量フランス1位、イタリア2位、ドイツ3位の順位に異変が起こりつつあり、またチリのワインが600%の延び、その理由は・・・・・などなど興味深いお話を聞かせていただきました。 アル高校同窓会 だより アル大学 第3期 第2回 10月28日 前回に引き続き「酒造りの現場」を再現する講義となります。会場は神田の総評会館。午後6時開始。 四季桜蔵訪問と鮎の会 10月5日(土) 栃木県宇都宮郊外の四季桜を訪問、鬼怒川で鮎の簗漁を楽しみます。定員30名ですでに締切。 朝8時神田和泉屋の前をバスで出発。10時30分四季桜到着、12時30分岡本観光簗、14時大谷(おおや)資料館見学(大谷石の切出し跡の見学)、15時20分大谷寺、19時神田和泉屋前解散。 アル高校同期会 予告 第2期 そばの会 11月30日(土)箱根湯本の「箱根暁庵」に出かけます。 自画自賛 今年の冬に酒造りに参加した方たちが係わった桶のお酒を出荷いただくこととなりました。 10月早々に選考を終えてご案内する予定です。 暮のご進物用に使うものとお正月にご自分で楽しむためのものと考え、2回に分けて発注します。詳細は11月号に掲載いたします。現在の予定では第1回のお渡しを12月2日〜6日。第2回を12月20日〜27日。 実際に酒造りに参加できなかった会員も申込ができます。 報 告 アル大学第3期第1回 今回はお酒造りの写真家で学園卒業生の河野裕昭さんのスライドも利用させていただいてお酒の製造工程の内の原料と原料処理の講義を受けました。テースティング実技は「酸と糖のいろいろ」を体験しました。 アル高校13期同期会(1組) 9月7日の家政科の教室に料理を依頼してワインベルクで行われました。遠く仙台へ転勤となったクラスメイトからもお酒の差し入れもあり、季節のかつをやサンマの様々な料理での宴会でした。 神田和泉屋の日程 10月 3日 アル高校16期1組 4日 ワインベルク開店記念 5日 さろん会 四季桜訪問 8日 アル中学20期1組 12日 家政科KG教室 14日 聖花宝引き渡し開始 15日 ドイツワイン科 16日 アル中学20期2組 17日 アル高校16期2組 19日 アル中学岩手教室 22日 アル高校16期3組 23日 聖花宝発送受付締切 24日 アル中学20期3組 25日 聖花宝引き渡し修了 たより 寄稿締切 26日 山梨ワイン蔵見学 28日 アル大学 11月1日 アル中学遠足参加 申込受付 神田和泉屋たより 第9期(96年10月〜97年9月) 年間購読料2000円 ご同業と業界関係者はご遠慮ください。 ご質問や寄稿、間違いのご指摘もお願い申し上げます。 神田和泉屋たより 第99号 96年10月1日発行 発行者 梶@神田和泉屋 千代田区神田小川町2−8 電話03-3294-0201 FAX 0227 夜間休日留守電話0201
定休日 土・日・祝日 臨時休業は店内に掲示 営業時間 月曜から木曜10am〜7pm 金曜10am〜8pm 銀行口座 東京三菱銀行神田橋支店 当座預金9001635 郵便振替 001402250013 1996(C)神田和泉屋 |
|
お酒の話日本のウイスキーには級別があって2級や1級の酒税は安く押さえられ、わがスコッチはすべて特級の高い税金が課せられている、けしからん!これはガット違反だ!とEUに噛みつかれて92年には日本のお酒の世界からも級別がすべてなくなったことは記憶に新しいところです。 以前から同じお酒が級別審査の結果、高い酒税がかけられることには業界内部にも疑問の声は上がっていましたが、特級1級のない清酒蔵は文字通り「2級蔵」という消費者のイメージもあってなかなかなくなりませんでした。それが外国からの圧力であっと言う間になくなりました。えらく安くなった洋酒などもあり、とても結構なことでした。もっとも国の酒税の収入額はまったく変りません。高い級がなくなった分、すべてに均等に酒税がかかっているわけです。まぁそれはそれとして変った理由が「外国の圧力」という点が気になります。 今年9月にまたまたガット違反の声があがりました。焼酎の税金が異常に低い!なぜウイスキーとの差をつけるのだ〜!「え〜」と驚いたのは焼酎メーカーさんです。大蔵省も焼酎は大衆のためのお酒でウイスキーとは違うのです、と反論しましたが、WTOに提訴され150日後には解答を出さなければならないという事態に追込まれました。 日本では米で造ったお酒と違って芋などの雑穀で造ったお酒だからという歴史的な背景、考え方がありますが、欧米では蒸留酒と醸造酒そして混成酒のリキュールという分類しかありません。そしてアルコール度数の高い蒸留酒は高級酒というイメージがあります。まったく捕らえ方が違っています。 期限の来年2月までにあちらの納得する解答が出されなかった時には、自動車などの日本の輸出品に国内法で懲罰的な高い関税をかけるなどの制裁が用意されているようです。 日本側の対応としてはどうやらウイスキー酒税の減税と焼酎の増税を行い公平を計るということになりそうですが、はたしてこれでこの一件は落着するのでしょうか? 以下は神田和泉屋の勝手なひとり心配です。 欧米の基準からすると、アルコールを添加したお酒、実にほとんどの日本酒は吟醸酒も含めてこのスタイルのお酒ですが、醸造酒とは認められないこととなるのではないでしょうか? そういえばベルギーで行われる民間のお酒のコンテストでは、日本酒はリキュール部門で審査されています。あちらの基準ではアルコールを添加したお酒はワインと同じ醸造酒とは扱われないのかもしれません(純米こそほんとうの酒だ!と言っている純米論者は喜びそうですね=実際にはちゃんとした純米酒が造れる蔵は10%あるかなしか、残念ながらほとんどが???という純米酒です)。日本の固有の文化である日本酒が2つに分断されるかもしれません。 また日本酒よりも高い酒税のかかっている同じ醸造酒のビールの税金も問題になるかもしれません。日本には各国からビールが輸入されていますからね。「いや〜ぁ焼酎メーカーさんは大変ですな」と同情しながらも高見の見物だった清酒メーカーさんもこの問題は他人事ではなくなるかもしれません。すべてが国際化の時代ですから・・・ とは言っても、日本には日本独自のお酒の文化があるのであって、外国の基準(自国の利益のための一方的な言い掛かり)に合せなければならないという理由はないと思います。外国との交渉で変な妥協をせずに焼酎の世界を守ることが「日本の文化のお酒」を守るための突破されてはならない最前線の砦と考えるのは考えすぎでしょうか? 情報の泉 心の拠りどころ 100号おめでとうございます。 校長先生の大長期連載「お酒の話」、商品情報、神田和泉屋学園やアル高校同窓会のさまざまな行事、そして名物コラム「おかみさんのおつまみワンポイント」などなど、よくもこれだけ豊富な内容を盛り込んで、八年余りの間、毎月毎月、休むことなく書き続け、出し続けてこられたものだと、ただただ感服するばかりです。 しかし実は、まだたった八年しか経っていなかったかと、逆に驚きました。私たちにとっては、もうずっとずっと昔から、お酒にものごころ付いたときに、『たより』の世界にどっぷりと浸かっていたように感じられるのです。 『たより』を読んでいると、校長先生とおかみさん、すなわち横田さんご夫妻がどんなにお酒をいとおしみ、造り手も飲み手も含めてお酒を愛する人たちとの交流をどんなに大切にしておられるかが、私たちに伝わってきます。 不特定多数に向けて書かれる新聞や雑誌と違って、『たより』がこんなに私たちに身近でおもしろく感じられるのは、おそらく書き手である横田さんご夫妻には読者一人一人の顔がはっきりと見えていることが最大の理由なのでしょう。 お酒に関するさまざまな情報の泉であり、またお酒を愛する私たちの心の拠りどころでもある『たより』が、一五〇号、二〇〇号、三〇〇号へとますます発展していくことを願わずにはいられません。そしてなによりも神田和泉屋のお酒をたっぷりと飲めるように、私たちも体調に留意したいものです。 アル高校同窓会 会長 中浦 仁 (アル高校6期) 副会長 亀井哲治朗 (アル高校3期) 百号記念に寄せて こんにちは、ドイツワイン科の小柳です。今号が皆様方のところへ届く頃は、私はドイツにおります。例年のことですが秋の葡萄収穫の頃は、ここ20年来、ずーと私はドイツへ通っています。 20年前の1976年の秋は素晴らしい年でした。今世紀のグレート・ヴィンテージイヤーと言える年でした。素晴らしい好天に恵まれ10月の中旬を過ぎても、半袖シャツで収穫体験をした記憶があるほどです。私的なことで恐縮ですが、この年は長男が誕生した年で、現在20才の自分の息子を見ると「月日の過ぎるのは早いものだ!」と同時に、今思えば、8月末に産れた長男が30日もたたないうちに、ドイツの葡萄畑でウロウロすることを許してくれた、どこぞの奥様に頭が下がるのです?感謝!(グレートな男がいる陰には偉大な妻が存在する!神田和泉屋のおかみさんを見ろ!・・・とかなんとか理由をつけて私はただ好奇心のおもむくままにウロウロしていただけなのです。笑) 先日、その時に収穫したワインのコルクを抜きました。20年過ぎてもエーデルトーンと呼ばれる貴腐の香りがいまだに十分に残っておりました。改めてグレートヴィンテージ1976年の偉大さに感じ入ったものです。 この20年間ドイツワインは色々な意味で変化しました。我が国における95年度のドイツワインの輸入通関量は165万ケースありましたが、これは歴史始まって以来の数量でした。もっとも輸入ワインでは現在フランスワインが380万ケースという圧倒的優位を誇っておりますが、それでも過去10年間日本市場ではフランスと共に一位二位の座は他国に譲っておりません。それだけドイツワインは日本の消費者の方に支持されているということでしょう。しかし、ご存知のように日本に輸入されている99.9%は残糖分のある甘口ワインです。「甘口ワインだから日本で支持された」という事は現実を見れば明らかなのですが、過去10年ほど前から現地ドイツでは急激に辛口化が進んでいます。現在では現地生産の約55%を辛口ワインが占めているほどです。残りの45%(甘口ワイン)の半分以上がドイツからの輸出ワインといいますから、「甘口のドイツワインは外国人用」「辛口のドイツワインは国内消費用」の構図となってきています。今後日本のドイツマーケットがどのように変化するか正しくは予測でしませんが、いずれにせよ「ただ甘いだけのジュースのようなワイン」がそう長続きするとも思えません。このようなドイツでの変化をいち早く見つめ現地に通い、素晴らしい醸造家との出会いもあり「神田和泉屋さんのトロッケンワイン」始まりました。その意味で「館ヶ森のワインセラー」「ワインベルク」そして勿論「神田和泉屋のワイン売場」は今や日本では貴重な存在です。大袈裟にいわずとも「日本の本格ドイツ・トロッケンワイン発祥店」と言えるのではないかと私は思います。「ドイツワインは甘口ワイン」というイメージが日本にはありますが、辛口ドイツワインの専門店が日本に一軒くらいあっても面白い(面白いだけでは商売にできないか?)のではないかと思うのは私だけではありませんよネ。なんとか商売になればいいな〜・・・・・いや出来る!皆さん!トロッケンワインを飲もうではありませんか。「Zum Wohl!(乾杯!)」 学園ドイツワイン科講師 ドイツワインアカデミー講師 小柳 才治 人間賛歌 酒賛歌 芥川賞作家の大岡玲さんに食味形容語辞典と言う作品がある。 辞典の形を借りてとは言うが味覚に関する形容語を採り上げて軽妙、洒脱に蘊蓄を傾けた楽しい読み物だ。 いったい人間以外のほかの動物で口にする、いわば餌に、これほどまでに拘った形容語を多く持つものを私は知らない。 キレ、コシ、深い、豊潤、滋味、野趣、端麗、乙、さっぱり、はんなり、玄妙、魅惑、まったり、からやがて宇宙、結婚、鮮烈、ハーモニーまで止まるところを知らない筆勢だ。一読。この楽しさはどこから来るのだろう。 はた!と気が付いた。 これは人間賛歌なのである。 いまからざっと40年ほど前、戦後の荒廃がまだ吹き荒れている日本に、フランスのパントマイム役者マルセル マルソー氏が来日した。 彼はステージで毎回十八番の”蝶々捕り”と言う宴目を演じた。ご記憶の方もいらっしゃると思う。少年が野原でなん羽もなん羽も蝶々をとらえ、最後にそれを天に放つのである。 楽日、打ち上げのパーティでプロデューサーの小谷正一さんが挨拶に立った。 マルソーさん、あなたは今回、日本で何千羽いや何万羽の蝶々をその手で捕らまえられた。そして優しくそれを空に解き放たれた。あなたは”蝶々捕り”を演じられたが、実はあなたが捕まえ、そして解き放ったものは、日本人の心です。メルシー! 感動するものがある、讃える人がいる、これがあればこそ生きていて楽しいのだ。 お酒をいただく毎に、そんなふうに思う。お酒を讃えることは人間を讃えることなのである。 アル高校同窓会顧問 大熊 秀夫 (アル高校1期) 1986年産のワインの不思議 一般に1986年は、フランスのボルドーワインにとっては稀にみる非常に良い年、ブルゴーニュワインにとってはそこそこの年と言われ、日本ではこの年のボルドーワインには非常に高額な値段が付けられて販売されています。しかし英国に滞在中、1986年産のワインをワインショップやデパートのワイン売場で見ることは日本ほど頻繁ではありませんでしたし、自国の客を対象にしたレストラン、ワインバーでも同様でした。ただ観光客等に人気のあるミシュランの星が付いている有名なレストランは例外でしたが・・・・・。1986年産ワインが少ない理由は、単純にヴィンテージイヤーで値段が高いだけでなく、この1986年は欧州の人にとっては忘れることの出来ない事件−チェルノブイリ原子力発電所の火事があり、放射能が欧州全域、勿論、ワイン畑にも降ったことと関係があるようです。当時、日本でもイタリア産のパスタ等に放射能反応が出たと大騒ぎになったことを覚えている方もいるかと思います。ワイン生産者やワイン商の中には、放射能はぶどう果汁よりも比重が重いのでタンクの底に沈み、搾り滓までビン詰めしないワインには危険はない、まして1986年産を毎日飲むわけではないので体への影響はない・・・・・と言うようなことを言う人も居ました。しかしこのような理由を簡単に信じることが出来るでしょうか。ヨーロッパの人たちにとって、1986年産ワインは敢えてリスクを冒してまで体に入れるよりは、ヴィンテージイヤーだからといって高額で買ってくれる国−日本などに輸出し外貨を稼いでくれる孝行息子と考えているのではないでしょうか。このように自国民の利害・健康は守るが他国民のことには関知しない国々、薬害エイズに見られるように自国民の健康すらも守れない国の中にあって、神田和泉屋学園の生徒・卒業生は世評などに誤魔化されることなく、本物の酒をしっかりと自分自身で見極め、たくさんの人に教え広めていくことが必要なのだと思います。 アル高校同窓会副会長 岩佐 高明 (アル高校1期) くらや物語 (寄稿優秀作品) 八月も終わりに近づくと、そろそろ秋刀魚の匂いが恋しくなるものです。日中の暑さの名残がふっと風にはらわれて、一段と高くなった夕空にむけて、糸のような幻の煙がすーっとのびていく・・・・・。夏と秋、昼と夜、暑気と涼気のはざまに、そんな瞬間がきらめくや、ぼくは陽の落ちる前をみはからって、一散に青山の、青い空の下に間口をひらく、《区内町》御用達の店、『くらや』さんの空気を吸いにいくのです。 まだ夏とはいえ、はなっから繁枡の吟醸を、浅葱色の陶器になみなみと注いでもらいます。この香りと舌触りが、あの夕空の透きとおった気圏の光を感じさせ、あたかも自分が糸煙になって、するすると浮き上がっていくような気になるからです。そして、いつもの自家製がんもを口にします。からっと揚げられた表面の皮に、まるい大地の焚き火を見、その煙がいつしか繁枡の光とひとつになるのです。秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる。こんな句が思い出されます。 古来、日本の人々はこのような微妙な音の変化で秋の気配を察知したものですが、ぼくの場合は、『くらや』さんの、燻りたつ空気と光の味覚で、秋の予感を楽しみます。コロッケやメンチを揚げる煙は目にこそ見えませんが、煮えたつ油のじりじりいう音や、甘くこげた匂いがそれを彷彿とさせ、そのむこうに、いつかどこかで見た台所の、茜色に染まった夕餉の秋刀魚なんぞが、ちらちらとかいま見えたりするのです。 ご主人とは二言三言、言葉をかわします。「もう日本酒の季節ですね」「??? うーん、まだちょっと早いでしょ」「え? ・・・・・あっ、(まだ夏、だったか)」 はたと我にかえり、繁枡をすすり直します。夕空の透きとおった空気は、充満する大地の煙とひとつに溶けあい、やがて純白で暖かな湯気となって、じわじわとぼくの顔をつつみます。そう、日本酒の秋は、いや、日本酒の冬は、もう、すぐそこまで来ているのです。 三輪 崇之(アル高校10期 )
樽酒の量り売り 従来からの四季桜と菊姫に 豊の秋と上喜元が追加 特別本醸造酒 特別純米酒 一升詰 3200円 4合詰 1300円 年末年始営業のご案内 12月の土曜日は営業します (午後3時閉店) 年内営業終了 12月28日(土) 午後3時閉店 宅配便 27日が最終集荷 21日以降は破損した時 は年内にとどかないこ ともあります 新年営業開始 1月6日より開始 (この週は午後5時閉店) 菊姫 黒吟 一升詰 30000円 この酒蔵の最上級大吟醸酒「吟」の荒走り(袋取り)の3年古酒です。少量限定発売。 小淵沢 翁 神田和泉屋そば会 12月16日(月) 午後3時〜5時の組 午後6時〜8時の組 チケット販売中 一万円 皆様の温かいご協力で百号です。ひと口に百号とは言うものの8年4ケ月。よく書き続けたものです。 今回は百号を記念してお赤飯を使って少し変ったものを作ってみます。ワインベルクの一周年をキンガル科で祝っていただいた時に作ったもののおさらいです。 材料 鳥もも(大きめのもの)赤飯(市販品100Gくらい)ザーサイ(味付けの市販品)醤油、ねぎ、生姜、八角、ガーゼ、凧糸。 水3醤油2の割合です。その中に小口に切りつぶした生姜、ねぎのブツ切り、八角(好みで1、2ケ)を入れて付け汁を作りおきます。 もも肉は脂身をとり除き、マナイタの上に広げて、厚い肉をそぎ開き、皮の部分にも肉を補正しておきます。 ザーサイは荒みじん切りにしておきます。 赤飯は固いものは蒸かし直すか、ラップをしてレンジにかけるとほぐしやすくなります。ほぐれた赤飯にザーサイを混ぜます。ガーゼを広げ、鳥ももをおき、赤飯をしっかりと肉で巻きます。巻き終わったら、これもまたしっかりとガーゼに包み、凧糸で縛っておきます。 漬け汁は少し深めの鍋に入れておき、途中上下をかえして1時間くらい漬けておきます。 漬け汁ごと火にかけ、上下をかえしながら煮ます。肉が固まって形が整えば煮上がりです。 糸をほどき、ガーゼを取ります。耐熱用の皿に移しオーブンで皮目を上にして焼きます。汁気が出てきますので、何回か皮に汁をかけて焼きましょう。 いいツヤが出てきたら焼上がりです。小人数の家が多いのでもも肉を使いましたが、鳥一羽分の中骨を抜き、ももと手羽先の骨を残し、腹の部分を補正して形よく赤飯を詰め、行儀よくガーゼで包み、鳥一羽を調理するととてもりっぱな一品となり、パーティに花を添えること間違いなし。 今月の開講日 アル中学東京教室日本酒科 1組 11月12日(火) 2組 20日(水) 3組 21日(木) アル中学岩手教室日本酒科 11月16日(土) アル高校東京教室日本酒科 1組 11月7日(木) 2組 14日(木) 3組 19日(火) 家政科KG教室 11月9日(土) 年少組 午前10時〜 年中組 午後3時〜 12月は通常の教室はありませんが、希望者だけで29日30日の2日をかけて「おせち」を作ります。参加希望者はお申し出ください。 ドイツワイン科 小柳教室 第6期第4回11月28日(木) 午後6時15分より受付 午後6時30分開始 7時15分食事開始 この講義から小柳才治先生の授業となります。開始時間が変更となっていますのでご注意ください。 アル中学遠足 恒例となりました遠足を12月8日(日)に行います。お酒の世界を短時間に理解する感じの蕎麦の世界の見学(宴会?)です。訪問先は秩父の「こいけ」さんです。小淵沢の「翁」さんと人気を分け合う蕎麦屋さんで、当日は特別なそばの実を石臼でひいて目の前で打ってくれます。 参加資格はアル中学1920期生です。お店は28人で満席のため例年「3時の組」と「5時の組」の2グループに分れて参加します。 申込み受付けは11月1日より。 〆切りは11月22日。電話での申込みも可。申込み順に受付けます。それぞれ28名までで。25日以後は卒業生に空席が提供されます。 第2回 ・き酒コンテスト 日時 5月の?日 会場 総評会館 上位入賞者に賞品を用意 主催 「神田和泉屋学園」 後援 アル高校同窓会 アル高校同窓会 だより 自 画 自 賛 今年の冬に酒造りに参加した方たちが係わった桶のお酒を出荷いただくこととなりました。 10月30日に選考会が開かれ 第23号大吟醸酒 4合詰 3200円 第22号純米吟醸 4合詰 2700円 第89号本醸造原酒1升詰 2800円 がこの時期の自画自賛に選ばれました。 第1回〆切り11月8日。 お渡し11月14日〜19日。 第2回〆切り11月29日。 お渡し12月4日〜7日。 神田和泉屋のキャパの問題もありますので、かならず期間内にお引き取りください。 同窓会員には申込書がこの『神田和泉屋たより』と同送されます。ファクスまたは店頭でお渡しください。 実際に酒造りに参加できなかった会員も申込ができます。 瓶の裏貼りラベルに杜氏さんの名前と併記して申込み者の名前を「蔵人」として記載します。 アル大学 第3期 第3回 11月25日(月) 午後6時〜 アル高校同期会 予告 第9期 お祝の会 11月11日(月)赤坂 アリラン 同期生のサラリーマンから大学教授への転身を祝う会です。 第1期 11月16日17日伊豆に出かけます。 第10期 11月21日(木)四ツ谷「来会楽」 第2期 そばの会 11月30日(土)箱根湯本の「箱根暁庵」に出かけます。 報 告 四季桜蔵訪問と鮎の会 10月5日(土) 栃木県宇都宮郊外の四季桜を訪問、鬼怒川で鮎の簗漁を楽しみました。その 詳細は次号に掲載します。 神田和泉屋の日程 11月 アル中学こいけそば受付 翁そば会チケット販売開始 7日 アル高校第16期1組 9日 家政科KG教室 11日 アル高校第9期の会 12日 アル中学第20期1組 14日 アル高校第16期2組 16日 アル高校岩手教室 アル高校第1期の会 19日 アル高校第16期3組 20日 アル中学第20期2組 21日 アル中学第20期3組 アル高校第10期の会 22日 アル中学こいけ締切 25日 アル大学3期第3回 28日 ドイツワイン科第8期 30日 アル高校第2期の会 神田和泉屋たより 第9期(96年10月〜97年9月) 年間購読料2000円 ご同業と業界関係者はご遠慮ください。 ご質問や寄稿、間違いのご指摘もお願い申し上げます。 神田和泉屋たより 第百号 96年11月1日発行 発行者 梶@神田和泉屋 千代田区神田小川町2−8 電話03-3294-0201 FAX 0227 夜間休日留守電話0201
定休日 土・日・祝日 臨時休業は店内に掲示 営業時間 月曜から木曜10am〜7pm 金曜10am〜8pm 銀行口座 東京三菱銀行神田橋支店 当座預金9001635 郵便振替 001402250013 1996(C)神田和泉屋 |
お酒の話 バイオのお酒 最近は純米吟醸酒のブームにのって香りの高い純米酒がたくさん出回っています。 今でも一部の酒蔵では「ヤコマン」と呼ばれる発酵途中に発酵桶から立ち上る香り成分を液化したものを添加する技法がさかんに行われていますが、最新のお酒造りはちょっと違っています。特殊な酵母菌の出現です。 といっても天然自然界に突如として香り高いお酒を造る酵母菌が現れたわけではありません。高度に発達したバイオ技術により研究室の試験管の中で作り出されたものです。 酵母菌そのものは天然自然のものですが、その遺伝子を組み替えて性質を変えたものです。 お酒はお米の精白をよくすればよくするほどフルーティな香りが出る傾向があります。その最たるものが大吟醸酒です。お米の粒を半分以下になるまで精米し、さらに低温で通常のお酒の2倍以上も時間をかけて低温でゆっくりと発酵させます。酵母菌にとっては苛酷な生活です。低温の中でろくな食事もあたえられずに、倍以上も長い期間生活をしなければなりません。その時に苦し紛れに?酵母菌が出す香りが吟醸香と言われています。酵母の種類によって香りが違っていますが、少し慣れると9号だ10号だと嗅ぎ分けられます。その香りはとても透明感がありさわやかで豊かなものです。 大吟醸酒は香りを出すと味がのってこない、あるいは反対のことが起こり、見事なバランスと豊かさとさわやかさをもった品格ある大吟醸酒を造ることはとても難しいことです。 昔はコンテスト(全国新酒鑑評会)に出すために造られたこのお酒も世に知られるようになり「吟醸酒ブーム」と言われるほどもてはやされるようになりました。しかし、残念ながらこのお酒は大量に造ることが難しく、売れるからといって即応えられるものでもありません。造る高度な技術が随所に要求され高品質のものを造るためにはどうしても、温度管理がしやすい小さな仕込桶で造らざるを得ずとても量産などできません。 しかし香りの高い吟醸酒は日本酒嫌いの方たちにも注目され要望は高まるばかりです。香りつけの「ヤコマン酒」はウデのない杜氏を救う技法でありましたが、時代の波に乗って市販吟醸酒にも盛んに使われるようになり、デパートに並ぶ吟醸酒の80%以上?がこの手のものでした。「そのお酒の仕込桶から立ち上る香気成分を入れるのであって、他から香料を入れているわけではない、インチキなどではない」などと言う蔵もありますが、そんなことを言うのもやはり罪悪感がともなっているせいでしょう。 でも科学の進歩は恐ろしいもので、なにもそんな装置を購入しなくても、香り高い吟醸酒が造れるようになりました。「バイオ酵母」の使用です。これならば罪悪感からも逃れられます・・・・・ 現在、盛んに使われている酵母菌は、ヨーロッパなどと同様に「純粋培養の酵母菌」です。その性質がすぐれているものを公的な機関などで培養して頒布されています。酵母菌の中にもいろいろなのがいて「パンを作るのは得意だが酒はどうも・・・・・」とか「純米酒を造るのはともかく吟醸酒は苦手で・・・・・」などと人間と同じで得手不得手があるようで、中にはなにもかもだめにしてしまう奴までいます。こんな悪役の酵母菌は「蔵付き酵母」とか「家付き酵母」などと言われていますが、純粋培養の時代になってからは「野性酵母」だなどと烙印を押されて退治(殺菌)されたりしています。純粋培養の酵母菌だってもとはどこかの蔵の「家付き酵母」だったのですがね。まぁそれでも退治されたとは言っても、添加された純粋培養の酵母菌に混じってこの酵母菌もお手伝いしています。これもお酒の個性、良くも悪くも「蔵グセ」を作る働きをしています。 今現在、一番吟醸酒造りに人気のある「熊本9号酵母」は熊本県の「香露」の蔵で採取されたものですが、酸の出方も少なく、特に際立った上品で豊かな香りを出すことで「優秀な吟醸酵母」と評価されて、全国の酒蔵さんで使われています。もうどこにも「家付き酵母」で酒を造っている酒蔵さんはありません。 バイオ酵母はそんな中で誕生しました。新しい酵母菌を受け入れるのになんの抵抗もない、むしろ優秀な酵母菌は常に新しいものが捜されているわけですから、飛びつくように使われはじめました。 自分が作ったアルコールに反応して吟醸酒の香りの中心的な成分「カプロン酸エチルエステル」とかいうものを作り出します。しかし「種なしぶどう」みたいなもので子供ができません。毎年、作らなければならないので、うまくできなかった時はなしです。全国新酒鑑評会で軒並金賞受賞の好成績をあげた県も翌年はみるも無残な結果などということもありました。「飲む」のではなく「利(き)く」鑑評会ではこの香り部分が受賞の大きな要因となっていますから、今年の全国新酒鑑評会などではこれを使わなかった「ウデに覚えのある酒蔵」は受賞蔵リストから姿を消すなどという異常な事態もおこりました。 このコンテストで受賞を狙うためだけではなく、市販されるお酒の世界も、その香りゆえに日本酒嫌いの方々を日本酒の世界にいざなう、要は「売れる日本酒」作りにこれほどありがたいものはありません。 その香りはもちろん吟醸酒に必要不可欠なものですが、それだけでお酒の香りといえるでしょうか、それ以外の「裏打ち」の部分、これが大切だと思います。いろいろな成分がまとまってひとつのもの、雰囲気とでも言いましょうか、全体の姿を作り上げているのではないかと思われます。普通のお酒にある乳酸から来ると思われる「お酒の香り」ヨーグルトを思わせるあの香り、吟醸酒にもあるのです。ただ人間は犬ほど嗅覚が優秀ではないために、その裏にあるもの分らないだけなのです。「悪貨は良貨を駆逐する」?ではありませんが、バイオ酵母がハバを利かせた分、私たちはなにか「ほんもの」を失って行くような気がしてなりません。 年末年始営業のご案内 12月の土曜日は営業します (午後3時閉店) 年内営業終了 12月28日(土) 午後3時閉店 宅配便 27日が最終集荷 21日以降は破損した時 は年内にとどかないこ ともあります 新年営業開始 1月6日より開始 (午後5時閉店) 限定入荷 菊の城 大吟醸古酒 8年前に前杜氏の末永清太郎さんが造った大吟醸酒を蔵で冷蔵貯蔵したものです。極少量ですが12月中頃に入荷予定です。4合詰 10000円 翁 そば会 12月16日午後3時〜8時 神田和泉屋 3Fにて ワインの輸入 今回の発注 トロイチ家 (ラインガウ) 94シルバーナ ライト 94ヴァイスブルグンダ 93ショイレーベ カビネット 93リースリング+シルバーナ 93カペッレンベルク リースリ ング カビネット 93プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ 93ボーデンタール リースリン グ シュペートレーゼ 94プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ 94シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト カビネット 94シュペートブルグンダ シュトウルブ家(モーゼル) 96ロートリングロゼワイン 88年からワイン法が変りモーゼルで赤ワイン品種の栽培ができるようになりました。このワインは赤ワイン品種と白ワイン品種のジュースの混醸。 96ミュラートゥルガウQbA 95リースリング QbA 94リースリング Spaet ラング家 (バーデン) 95ミュラートゥルガウQbA 94シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト 94ミュラートゥルガウKab 95グラウアーブルグンダKab 95シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト カビネット 93シュペートブルグンダQbA 95シュペートブルグンダKab トレンダー家 (ヴュルテムベルク) 92トロリンガー+レンベルガー 93レンベルガー カビネット 93レンベルガー Spaet 92シュヴァルツリースリング シュペートブルグンダ+シュヴァルツリースリング ロゼ このワインは赤ワイン品種と白ワイン品種のジュースを混醸したものでヴァイスヘルプストは違う造り方のワインです。 89ケルナーQbA白ワイン 日本到着は2月初めの予定です。 今月の開講日 アル中学東京教室日本酒科 12月は冬休みです アル中学岩手教室日本酒科 12月は冬休みです アル高校東京教室日本酒科 12月は冬休みです 家政科KG教室 12月29日 30日 ドイツワイン科 小柳教室 第6期第5回12月19日(木) 午後6時15分より受付 午後6時30分開始 7時15分食事開始 修学旅行 アル中学 中学1920期生高校1516期生の在校生卒業生を対象に行われます。 日時 2月16日(日)日帰りバス旅行で千葉県大原の「木戸泉」さん、御宿の「岩の井」さんを訪問し、お酒造りの見学をします。アル高校同窓会酒造り体験班の活躍?も見られます。校長、理事長、同窓会役員が同行します。 申込み開始は来年の1月6日から。1月20日からは空席があった時には卒業生のものとなります。定員40名になり次第締め切ります。費用は13000円。 アル高校 菊姫 上喜元 アル高校11121314期の卒業生が対象となります。校長、理事長、同窓会役員などが同行します。なお空席がある時は先輩方に提供します。それぞれ定員25名くらい。 第1グループ 2月7日(金)22時35分池袋東口発特急バスにて出発、翌8日6時金沢着、貸切バスに乗り換えて鶴来の菊姫酒造へ。金沢に戻り「兼見御亭」にて昼食。「兼六園」見学。金沢より氷見へ。氷見泊。翌9日氷見駅にて現地解散。費用概算約3万円。現地解散ということで、「帰りのきっぷ」の手配はしてありませんので各自で計画を立てて準備してください。 第2グループ 岩手教室修学旅行と合流 2月9日 上越新幹線東京駅10時52分発「あさひ505号」で出発、13時31分新潟発特急「いなほ87号」に乗り換え15時40分酒田着。その足で上喜元さん訪問。酒田泊。翌10日朝酒造りを見学、本間家、土門記念館、白鳥渡来地など市内観光の後現地解散。オプションでそのあとにどこかを回るスケジュールも考えられますが、参加申込の方たちとの相談如何です。 なお、第1グループに参加された方でそのまま岩手教室の修学旅行先の「上喜元蔵元見学」へと参加ご希望の方はその旨お申し出ください。人数に余裕があった時には参加できます。その場合は9日午前8時45分氷見発。高岡9時39分発「北越5号」、13時31分新潟発特急「いなほ87号」に乗り継いで第2グループと合流。さらに酒田駅または蔵で岩手教室からの参加者と合流します。 どの修学旅行も申込〆切りは12月16日です。 アル高校同窓会 だより 寄 稿 *****大兄 お変りございませんか。 季節外れの台風のせいであったり、一転木枯しが吹いたりと、11月に入ってからの不安定なお天気も、この土、日になって久し振りに青空を見た思いがしました。朝、晩の冷え込みには冬の到来を知らされます。 さて冬と言えば鍋料理、鍋にはお酒が似合います。 私は2年ほど前から、神田のお酒屋さんがやっている日本酒学校に、月一度通っているのですが、同級生がこの厳冬2月、2泊3日の酒造りに参加しました。その桶が漸く熟成し、このほど大吟醸酒、純米吟醸、速醸純米酒の3種類として今週から頒布されています。市販はありません。 蔵元は岩瀬酒造、千葉県は御宿、こじんまりとした茅葺きの、軒先には杉玉がぶら下がっている、そんな所で南部杜氏とその仲間の手造りで産れたお酒です。 私は酒造りには参加しておりませんが関係者と言う事で、瓶の裏には小さなラベルが加えられ ”蔵人 佐藤 重忠”の文字もお目に止ると思います。ここが校長先生の、社長でもある一面で、私も嬉しくなって買ってしまいます。 勉強は神田の老舗のお酒屋やん ”神田和泉屋”で行われ、御内義さんは私の料理の先生でもあります。 お酒は、冷蔵庫の野菜入れがいいと思いますが、ともかく涼しい所に。10度くらいが適温で、そのままで召し上がってください。とても美味しい筈です。 ブランドどおり”自画自賛”で終ります。 本日、別便でお送りしました。ご賞味ください。ご健勝をおいのりして。 佐藤 重忠 拝 報 告 四季桜蔵訪問と鮎の会 10月5日(土) 栃木県宇都宮郊外の四季桜を訪問、鬼怒川で鮎の簗漁を楽しみました。 午前8時2分。遅刻の3人がまだ到着していないにもかかわらず「遅れたらおいてくっ!」というおかみさんの元気な声とともにアル高校同窓会のバスはほぼ定刻に神田和泉屋を出発。東北自動車道を通って一路四季桜さんへ向いました。 一度四季桜さんにおじゃましたいという声は、前々から同窓会の皆さんからあがっていました。初期の期の卒業生(急性・・・いや旧制アル中学)には以前にお伺いした方が多いのですが、その後はまだ一度もという方がほとんど。だから四季桜さんの蔵が見たいという夢は大きく膨らんでいたのです。今回は申込受付とともにあっという間に定員になってしまいました。 さて、秋の行楽シーズンの土曜日ではありましたが、バスは予定通りに四季桜さんに到着。社長の今井芙美子さんをはじめ、皆さんで我々をあたたかく迎えてくださいました。今の時期は造りはまだ始まっていませんが、そのかわり瓶詰めや火入れ作業を見ることができました。その上、今回の訪問では、もうひとつ素敵なことがあったのです。地元の柳田町の農家さんで育てた五百万石で「柳田の米かもしたて」という中吟醸が誕生し、これを市販される一足前に・き酒させていただいたのです。 さらの私たちのためにお手製の煮物や地元の生湯葉なども用意してくださいました。わさび醤油で食べた出来立ての湯葉のなんとおいしかったこと。ピラニア軍団がペロリと平らげたことは言うまでのありません。極楽極楽。 その後、四季桜の皆さんと一緒に、コスモスの揺れる河原のちいさなやなで昼食。秋風に吹かれ、お酒を飲みながら、天然の落ち鮎にかぶりつきました。 午後は大谷石の採掘跡や大谷観音を見学。地下何百メートルというところにある採掘跡は、まるでギリシャの神殿の中にでもいるような雰囲気です。 という訳で、四季桜の皆さんを囲んで、秋の一日をすっかり楽しんでしましました。予定通りの7時ちょっと過ぎにバスは神田に到着。おみやげにいただいたお酒「秋」を手にぶら下げて、みんなニコニコと家路につきました。 ところで昼食の時、四季桜の菊池専務さんからこんなお話を伺ったのでちょっとご紹介したいと思います。 明治5年には栃木県内には1050の蔵元があったそうです。 ところが今、日本全国にある酒蔵は2200で、そのうち実際に自分のところで造っている蔵は1740しかありません。 「自分のところで全く酒を造らない蔵を集約製造の蔵と言います。蔵元が煙を出さなくなったら、酒蔵と私たちは呼んでいるのです」と菊池さん。その、自分のところで造っている蔵元が、あと5年から7年の間に、全国で1000になるだろうと言われているそうです。なんと明治5年に栃木県にあった蔵の数よりも少なくなってしまうのです。 なんといってもその一番の理由は杜氏さんや蔵人さんの高齢化です。現在南部杜氏の平均年齢は61才。越後杜氏では65才。後継者はほとんど育っていません。今は熟練された最高の味を私たちは味わっていますが、先を考えるとさびしくなります。 一方では外国産の清酒はどんどん増えて4倍という勢い。しかし、たとえば韓国の場合など、戦争の為にに備えた備蓄米で造るのですから、おいしかろうはずがありません。「あぁ、おいしいお酒が飲めるのもあとどのくらいか」お話を伺っていて少々気分が暗くなってきました。 最後に菊池さんはこんなこともおっしゃいました。「酒のいいところは、ひとり歩きしてくれることです。歩いていった先で、人の輪が広がるんです」 私たちがいつも何気なく飲んでいるお酒。しかしそれが四季桜さんのお酒のように、心をこめて醸し出されたお酒であれば、そのたったひとくちのお酒が私たちの心を豊かにしてくれます。たったひとくちのお酒がたくさんの人の輪を作っていくのです。 幸せな気分にしてくれるお酒からは、造り手の心が私たちのからだに伝わってくるようです。大切に造られたお酒を、大切に味わって、その味を体内で感じること、そしてそんなお酒を造る数少ない蔵元さんを陰ながら応援していくこと、それが先細りの日本酒の世界で、わずかに私たちにできることなのかもしれません。 河崎 早春 アル高同窓会 酒造り体験 第3回 来年も岩の井さんで酒造り体験をさせていただけることになりました。 朝5時から夕方まで、杜氏さんや蔵人さんたちと一緒に蔵に入ります。朝の張りつめた空気の中で蒸された米がモウモウと蒸気をあげ、プーンと蒸米の香りが漂ってきます。私たちのお手伝いは、まずこの蒸米の蒸し取りからスタート。仕込タンクを覗いて、フムフム訳知り顔で発酵の香りを嗅いだり、しぼりたての生酒を杜氏さんと一緒に利き酒して、さもわかったようなコメントを言ってり、酒好きの私たちにとっては何ともたまらない経験ばかり。既に参加された方は、きっとまた来年もと思っていらっしゃることでしょう。初めての方を優先しますが、2度目、3度目の方も歓迎です。 日程 1組 1月10日〜1月12日 2組 17日〜1月19日 3組 24日〜1月26日 4組 31日〜2月2日 5組 2月14日〜2月16日 6組 21日〜2月23日 金曜日の夜に岩の井さんに入り(東京駅19時頃のJRまたは車で) 日曜日の昼前に解散です。 ただし、「金曜より前に行きたい」「月曜まで手伝いたい」「続けて一週間くらいいたい」「ウイークディに行きたい」・・・・・ご要望もあると思いますので、その場合は蔵元さんと相談して決めさせていただきます。原則として1人での参加はお受けできませんが、あらかじめどなたかと組んで希望を出すか、または同じ希望が偶然重なった時のみとさせてください。 同窓会員には「参加申込はがき」が『神田和泉屋たより』に入れられています。 難波 康之祐先生を囲む会 アル大学でお世話になっている同窓会会友の先生と一晩忘年会を兼ねて飲み会を開くこととなりました。 アル大学卒業生、在校生だけでなくアル高校同窓会員全員に呼びかけることとなりました。 日時 12月18日午後7時〜 会場 板橋 てんぷら叶 東武東上線「中板橋駅」下車徒歩5分・3962−9680 板橋区中板橋7−5 同窓会員には出欠の「はがき」がこの『神田和泉屋たより』に入れられます。 ドイツ辛口ワイン居酒屋 ワインベルク2(ツヴァイ) 近日開店の計画進行中 「神田和泉屋学園」日本酒科 生徒募集 東京教室 97年4月開講 受付け開始は97年1月6日 アル中学21期アル高校18期の一貫教育。4月から翌年3月までの9回の授業です。今期も3クラス、各12名を募集します。 申込みは、神田和泉屋に用意してあります申込書にご記入のうえ、入学金と入学式参加費を添えて提出してください。 募集要綱、申込書のお渡し、受け取りはすべて神田和泉屋の店頭となります。電話ファックスでの取り扱いはしていません。定員になり次第締め切ります。 授業は6時30分から9時まで。喫煙、香水などは禁止。
神田和泉屋の日程 12月 12月は土曜日を営業します 4日 自画自賛お渡し開始 7日 土曜日営業〜3時 自画自賛お渡し終了 8日 こいけそば遠足 14日 土曜日営業〜3時 16日 翁そば会(神田) 19日 ドイツワイン科 21日 土曜日営業〜3時 22日〜23日 連休 27日 ワインベルク終了 宅配便の終了 28日 土曜日営業〜3時 年内営業の終了新年は6日 より営業開始 神田和泉屋たより 第9期(96年10月〜97年9月) 年間購読料2000円 ご同業と業界関係者はご遠慮ください。 ご質問や寄稿、間違いのご指摘もお願い申し上げます。 神田和泉屋たより101号 96年12月1日発行 発行者 梶@神田和泉屋 千代田区神田小川町2−8 電話03-3294-0201 FAX 0227 夜間休日留守電話0201
定休日 土・日・祝日 臨時休業は店内に掲示 営業時間 月曜から木曜10am〜7pm 金曜10am〜8pm 銀行口座 東京三菱銀行神田橋支店 当座預金9001635 郵便振替 001402250013 1996(C)神田和泉屋 |
号
201
明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願い申し上げます 神田和泉屋一同
お酒の話
生産量の少ない蔵元さんではお正月の松がとれてから製造に入るというところもありますが、ある程度の生産規模のある蔵元さんはただ今はお正月返上の造りの真っ最中です。
たいていの蔵元さんでは10月あたりに杜氏さんが入蔵し、仕込が始まり、早い蔵では11月にもう搾りがあり、生酒が売り出されたりします。杜氏さんは半年間酒造りから遠ざかっているので、まず手ならしのお酒、言い換えれば地元用の二級酒などから造りはじめて勘を取り戻すようにします。したがってこのころの生酒はさほどのレベルではありません。しかし生産量が多い蔵では、12月中に吟醸酒の生産が行われることもありますから、この時期のすべての生酒が低?レベルとはいえません。それだけでなく、もちろん蔵のレベルはそれぞれ違いますから、蔵によっては「手ならしのお酒」ですら飲むひとを感動させることもあります。良い顧客をたくさんもち、ある程度の生産量が見込まれる蔵元さんは、最初から高品質酒の生産をすることができます。
半仕舞と日仕舞
人気が出るとお酒が美味しくなくなるとよく言われます。確かに過去にたくさんの地酒蔵のお酒が有名になるにしたがって酒質を落としてきたということがありました。
たいていの蔵はある時点から生産が間に合わなくなり、他所の蔵から「桶買い」をしたり、工場を拡張して機械で大量に生産するようになり、評判を落としてきました。
その「ある時点」のことですが、今までの設備で間に合わなくなる時点までは、実にうまい仕組がちょんまげの昔からできています。
設備には麹室の広さや発酵貯蔵タンクの量の増設などもありますが、同じ設備で仕込の量を調節する「日仕舞」「半仕舞」というのがあります。半仕舞は文字通り半分の量のお酒を造る仕込方法で、すこし生産量を増やさなければならなくなった時には「日仕舞」にし、さらに「日仕舞」2本などという仕込を行います。
麹米ができ、酵母菌の大量培養の酒母ができあがると、いよいよ三段仕込と呼ばれる仕込が始まります。初日に「初添え」二日目に「踊り」三日目に「仲添え」そして四日目に「留添え」が行われます。二日目の「踊り」は蒸米や麹米、仕込水の添加などを行わずに安全な発酵を見守る、ちょっとひと休みの階段の踊り場の意味です。半仕舞の蔵ですとこの「踊り」の日の早朝に訪問しても蒸米の湯気がもうもうと立ち上る光景は見られませんが、日仕舞の蔵の時は、この日も蒸しがあります。
文字ではうまく言い表せませんが、造りの規模が小さいからといって仕込をすべて半分にするのではなく、上手に蒸すためにはある一定の米の量が必要なために、蒸す回数を調整することで解決しているのです。蒸しの善し悪しはお酒のできに決定的な要素となるために、安定した蒸しを行う工夫です。三段仕込の4日間の作業の中で「踊り」の日に蒸しを行うことで半仕舞の2倍のお酒の生産ができるのです。誰がどう考えついたのか、実に見事な仕組です。
麹の生産能力を越えたり、蒸しの能力の限界を越えた時に、蔵元さんは拡張工事を行います。その拡張はさまざまで、売れるにまかせた「酒質落としの拡張」もあれば、ソロバン勘定でなくさらなる「酒質の向上を目指した拡張」もあります。
生酒の入荷予定
四季桜貴酒 入荷済み
冬の華 入荷済み
木戸泉生酒 入荷済み
〆張鶴 終売
いよいよ上級酒の入荷
が近づいています
菊姫山廃生酒 1月10日ころ
四季桜吟醸貴酒2月中ころ
木戸泉白玉香 2月中ころ
岩の井吟醸酒母2月中ころ
上喜元 1月10日ころ
豊の秋 1月中ころ
樽酒量り売り
菊姫本醸造タイプの「菊印」と四季桜特別純米酒「はつはな」、豊の秋「特別本醸造」、上喜元「特別純米酒」の樽酒量り売りを常時しています。
酒庫の中の棚を改造して酒樽を置けるようにして年間を通して量り売りしています。ファンが定着して、継続することができるようになりました。
一升詰 3200円
4合詰 1300円
四季桜樽酒 3升樽
¥13,000
四季桜の代表的なお酒「はつはな」の樽詰を神田和泉屋でこの三升樽に詰めたものです。中身は杉の香りのお酒となります。
1月のJALの大吟醸酒
12月に
引き続き熊
本の「菊の
城」と福岡
「繁桝箱入
娘」が搭載
されます。ただし数量が少な
いために国際線の直行便ファ
ーストクラスに限られていま
す。
▲ポイントカード▲
薄謝進呈
店頭で頻度高くご来店いただいている方に申込みでポイントカードを発行していますが、今期も12月末に一昨年12月から昨年11月末までのポイントカードの実績に応じて「松」「竹」「梅」「鶴」の薄謝の引換えはがきを該当者にお送りしました。
景品の引換えは2月末日まで
となっていますので、期間内にご来店くださいますようお願い申し上げます。
年始営業のご案内
新年営業開始
1月6日午前10時より
午後5時閉店
宅配便(新年開始)
1月6日より再開
アル中学入学受付け開始
ワインベルク2の開店
なんと突然にワインハウス「ワインベルク」2号店の開店となりました。1月6日開店。
場所は神田和泉屋から5軒ほど隣りのビル(ヤクルトショップ)の地下1階です。一年前にワインベルク1の開店を計画した時に不動産屋に「あの程度の広さの店」と希望した喫茶店が急に廃業!
1年前なら願ってもないことでしたが、今はすでに神田和泉屋の3階で営業してしまっているし・・・・・と悩みましたが、将来販売免許も取得して「ワインの専門店」にして、現在の神田和泉屋からワインを移転させるには、距離や規模も希望通りなので、物件を押さえることにしました。役所に打診しましたが「神田和泉屋との距離がなさすぎる」という理由で現在のところ免許の附加は無理とのことでした。まぁ将来に備えてワインベルク2として使おうということになりました。
設計は「神田和泉屋学園」卒業生の建築士にお願いし、多くの方々のご協力で完成。内部はドイツらしく清潔な感じ、外装はドイツから運んだワイン樽の楕円のふたを看板にぶどうの飾り付けをしました。
節分会
神田明神豆撒き
2月3日(月)
会費 15000円
壇上での豆撒き終了後直ら
いがありますが、その後神
田和泉屋で祝宴に参加の方
は別に3000円の会費
参加希望の方は1月20日
までにお申し出ください
キャベツと塩鮭のさっぱり漬け
この時期になるといただきものの鮭があり、焼いたり粕漬けにしたり汁にしたり忙しく食べても食べ切れませんね。こんな漬物はいかがでしょうか。
見た目にもきれいで、和洋どちらにも箸休めとして使えます。
材料 キャベツ、塩鮭、レモン、塩、インスタントの漬物器
流れ水でキャベツを洗いながらはがします。芯の固い部分は包丁の柄でたたいて(ちぎれてしまっても構いません)おきます。
ボールに舐めて塩辛く感じるくらいの塩水を作り、漬けておきます。下の方がすこししんなりしてきたら、上下を返しましょう。
レモンはうすく輪切りにしておきます。
塩鮭は3枚におろして、骨のない半身を使います。
頭の方を右に置き、身の中間に指でさわって分るくらいの中骨があります。この骨は尾の方に向っていますので、左の指で骨を一本づつ探って抜いてゆきます。7ミリから1センチの間隔でかなり長い骨です。身の3分の2くらいのところでこの骨はなくなります。骨を抜き終わったら、20〜30分冷凍庫に入れます。冷凍庫から出してこんどは頭を左に向け、皮から身をすき取るように薄くスライスしてゆきます。
漬物器の底の部分にうすく塩をして、キャベツを2〜3枚厚みが均一になるように敷きます。つぎはレモンを2〜3枚置き、その上に鮭のスライスを隙間な
くならべ、次はキャベツを4〜5枚重ねます。これを繰り返し何段か積み重ね、最後はキャベ
ツを2〜3枚で終わります。
その上にキャベツを漬けた塩水を入れ、ふたをして締めつけます。
2日目くらいで食べられます。切り方ですが、キャベツとキャベツのサンドイッチ状態で取り出し、同じ形に切り、切り口を上に向けて盛りつけます。とてもきれいな彩りに驚かされます。
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
第3回「お酒の原料」
1組 1月14日(火)
2組 23日(木)
3組 29日(水)
午後6時30分開始
アル中学岩手教室日本酒科
お休み
アル高校東京教室日本酒科
1組 1月16日(木)
2組 22日(水)
3組 21日(火)
家政科おかみさん教室
1月はありません
ドイツワイン科小柳教室
予定されていました第6回1月13日(月)は先生のご都合で中止となりました。
第6回 2月12日(水)
第7回 3月26日(水)
第8回 4月?日
アル中学アル高校修学旅行
中学1718期生高校1314期生の在校生卒業生を対象に行われます。
日時 2月16日(日)日帰りバス旅行で千葉県大原の「木戸泉」さん、御宿の「岩の井」さんを訪問し、お酒造りの見学をします。朝7時30分神田和泉屋の前から出発。
申込み開始は1月6日から。2月1日からは空席があった時には卒業生のものとなります。定員40名になり次第締め切ります。費用は13000円。
アル高校 菊姫 上喜元
アル高校11121314期の卒業生が対象となります。校長、理事長、同窓会役員などが同行します。すでに満員となっています。
菊姫見学のひとは翌日は氷見で解散となりますので、帰りの足の手配をしてください。
上喜元のみの見学参加の方はすべて自力で交通手段を手配してください。
両方を見学される方はすべて学園で用意いたします。上喜元見学後のあと一日の日程につきましては、参加者(全コース参加者と上喜元参加者)とご相談したいと思いますので、
1月8日午後6時
神田和泉屋にご参集ください。
またこの日に参加できない方、菊姫見学だけに参加される方も「申込の再確認」も兼ねて、この日までに電話でご連絡ください。(ひょっとするとあなたが参加メンバーに漏れている可能性も!・・・・・)
アル高同窓会
酒造り体験 第3回
班長さんをお知らせしますのでどのような手段で現地に行くかの相談をしてください。
1班 1月10日〜12日
★亀井 静緒
内田 本田 藤森 光永
2班 1月17日〜19日
★小野寺
川岸 久下沼 綿谷
森本 加藤
3班 1月20日〜22日
★河崎
藤山 福田(博)
福田(恵)
4班 1月24日〜26日
★内山
阿部 岩佐 戸根 鈴木
石崎 大塚
5班 1月31日〜2月2日
★山崎
阿部(秀) 田中 桶谷
尾花
6班 2月21日〜23日
★亀井(哲)
北村 中川 三輪 奥
(★は班長、棒線は女性)
生徒募集
「神田和泉屋学園」日本酒科
東京教室 97年4月開講
受付け開始は96年1月6日
アル中学21期アル高校18期の一貫教育。4月から翌年3月までの9回の授業です。今期は2クラス、各12名を募集します。
申込みは、神田和泉屋に用意してあります申込書にご記入のうえ、入学金と入学式参加費を添えて提出してください。
募集要綱、申込書のお渡し、受け取りはすべて神田和泉屋の店頭となります。電話ファックスでの取り扱いはしていません。定員になり次第締め切ります。
授業は6時30分から9時まで。45分までに「おにぎり」を食べていただいてから約1時間くらいレジメに沿って講義をします。その後、銘柄をふせたお酒を数種類一緒に・き酒し、食事をしながら、質問にお答えしたりします。喫煙、香水などはご遠慮ください。
「欠席の場合」は、前日午前中までに連絡いただけない場合は、給食・教材費の半額を納めていただきます。また無断欠席2回で除籍となります。またクラスの名簿などを利用して営業活動や勧誘を行った時にも除籍となります。
入学式
3月22日(土)午後3時より
会場 ワインベルク1
神田和泉屋3F
1組(火) 2組(木)
4月8日 10日
5月13日 15日
6月10日 12日
7月15日 17日
9月2日 4日
10月から開講のアル高校の日程は間近に発表となります。
昨年を振返って
1月 5日新年開店。7日酒販組合新年会。8日ワインベルク営業開始。9日アル中学。10日ドイツ修学旅行打合せ。12日酒造り研修開始。17日アル中学。23日ドイツワイン科謝恩会。25日ドイツワイン科。30日ドイツワイン科7期会。
2月 3日恒例となった神田明神で節分会、岩手からも多数参加。4日岩手教室岩の井さん見学。6日大阪エスポア本部で講演、アル中学。7日東京エスポア本部で講演。ドイツワイン科謝恩会。8日アル高校。10日岩手教室。13日ドイツワイン科。14日アル中学。15日アル高校。17日家政科キンガル教室。18日大雪の中アル中学修学旅行。20日アル高校。21日初孫晴香誕生。ドイツ修学旅行勉強会。22日アル中学。24日家政科KG教室。
3月 2日家政科KG教室。5日アル中学。6日ドイツ修学旅行勉強会。7日アル高校。9日岩手教室。12日アル高校同窓会役員会。13日アル中学。14日アル高校。16日家政科おかみさん教室九十九里課外教室。19日アル高校。21日アル中学。23日アル中学入学式。27日ドイツ修学旅行勉強会。28日ドイツワイン科。30日ドイツラインガウのトロイチ家のオットさん死去。
4月 4日アル高校。6日家政科KG教室。9日アル中学。10日ドイツ修学旅行勉強会。11日アル高校。12日ドイツワイン科。13日岩手教室。16日アル大学内容打合せ。クリントン米大統領来日。17日アル中学。18日アル中学。19日アル高校同窓会役員会。20日アル高校木下君送別会。23日アル大学。25日ドイツワイン科修学旅行へ出発。
5月 4日ドイツワイン科修学旅行帰国。11日より神田祭。14日アル中学。15日アル中学。17日アル高校同窓会役員会。18日アル高校同窓会総会。家政科KG教室。23日アル中学。24日総評会館創立15周年。25日アル中学岩手教室。27日アル大学。
6月 4日アル中学。5日ドイツワイン科修学旅行写真交換会。6日アル高校。8日家政科KG教室。12日アル中学。13日アル高校。15日アル中学岩手教室。18日大阪酒販専門学院講義。19日アル高校同期会。20日アル中学。24日アル大学。
7月 1日アル大学難波先生を囲む会。2日アル中学。4日エコールキュリネール国立で講義、アル高校。8日エコールキュリネール国立で講義。10日アル中学。11日アル高校。13日家政科KG教室。14日アル高同期会。16日アル大学謝恩会。18日アル中学。22日アル高校同期会。25日アル高校同窓会役員会。27日岩手ドイツワイン夏期集中講座、梅雨明け直後でうだる暑さ。
8月 3日アル高校同窓会ベルランやかた舟の会(神田和泉屋ゆかたで多数参加)。7日四季桜初呑切り。10日アル中学岩手教室〜18日夏期休業、22日ドイツワイン科。24日25日秩父こいけ春そばの会。28日アル高校同期会。
9月 3日アル中学。5日アル高校。7日千葉県鎌ケ谷市公民館で講演。家政科KG教室。11日アル中学。12日アル高校、上喜元佐藤杜氏さん参加。14日アル中学岩手教室。18日ドイツワイン科謝恩会。19日アル中学。25日アル大学。26日ドイツワイン科。28日アル中学入学式。
10月 3日アル高校。8日アル中学。12日ワインベルク開店一周年。家政科KG教室。15日ドイツワイン科。16日アル中学。17日アル中学。19日アル中学岩手教室。22日アル高校。24日アル中学。28日アル大学。
11月 6日組合清酒勉強会で講師。7日アル高校。9日家政科KG教室。11日アル高校同期会。12日アル中学。14日アル高校。16日アル中学岩手教室。19日アル高校。20日アル中学。21日アル中学。23日アル高校同窓会岩の井さんへご挨拶。25日アル大学。28日ドイツワイン科、たまたまモゼールのクラオス君の友人が来日、彼もまたワイングートの息子さんだったので小柳先生に替って臨時に講義。30日アル高校同期会で箱根湯本の暁庵へ。
12月 この月だけ土曜日も3時まで営業。4日自画自賛渡し開始。8日こいけそば遠足。16日小淵沢「翁」さんに出張していただいて神田そば会)。19日ドイツワイン科。26日ワインベルク2完成。28日午後3時にて
新年の営業は1月6日から
宅配便も再開します
10日までは午後5時閉店
年内営業終了。29日30日家政科おせち作り。
昨年の記憶に残ることがらは、
ドイツの辛口ワインを紹介するためのワインハウス「ワインベルク1」に続いて「ワインベルク2」が完成したこと。
今回はじめて年に二回、ワインを5月の輸入に続いて11月に再度発注できたこと。
アル中学も20期10年となりアル大学第3期も開講されたこと。
岩手のワイン貯蔵庫「神田和泉屋館ヶ森山荘」も昨年12月で6周年を迎え、ワインの貯蔵や会合に役にたっていること。
神田和泉屋の日程 1月
6日営業開始
ワインベルク1,2も 営業開始
アル中学入学受付開始
神田明神節分申込受付
10日酒造り研修第1班出発
13日ドイツワイン科
14日アル中学1組
16日アル高校1組
17日酒造り研修第2班出発
21日アル高校3組
22日アル高校2組
23日アル中学2組
24日東京国税局で講演
酒造り研修第3班出発
28日酒販組合で講演
29日アル中学3組
31日酒造り研修第4班出発
神田和泉屋商品カタログ
第8版 2000円
神田和泉屋扱いの商品の説明付きご案内と月刊の『神田和泉屋たより』の中の「お酒の話」の「おかみさんのおつまみワンポイント」からの抜粋が掲載されています。
お客様のお買上げ時の便宜のために少部数だけ発行しておりますので、お買い物のご予定のない方やご同業、業界関係者は購入をご遠慮ください。郵送ご希望の方は送料込みの2500円をお振込ください。
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
購読申込み受付中
一般消費者の方を対象としておりますので、同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿は大歓迎です。間違いのご指摘もよろしくお願い申し上げます。
途中お申込みの方には第9期のバックナンバーとその月以後の分をお送りしています。
神田和泉屋たより102号
97年1月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1997(C)神田和泉屋
お酒の話 焼酎
同じ蒸留酒であるウイスキーなどに比べると焼酎は異常に安い酒税となっていて不公平であるということで外国からガット違反と騒がれ、日本はしかたなく3年以内にその差をなくしていくことにしますとしましたが、アメリカが即行え〜〜〜! 日本古来の伝統酒である焼酎が危機に陥っています。焼酎業界も国も抵抗をこころみましたが、どうも結果は思わしくないようです。
ウイスキーと焼酎の酒税の差をなくすためには焼酎の増税を行うこととなります。当然焼酎は今までのような売れ行きが望めなくなります。このような場合、どこの国でも伝統的な産業を守るために助成金の交付などをしています。日本でも増税とともに助成金が計画されているいますが、これにも外国はなんやかやと・・・・・。
「もう無理です。息子には跡は継がせません。」と廃業を決意した蔵元さんもすでに相当数になっています。「3年などと段階的にやってもらってもたいした意味はありません。バサッとやってもらいたいという意見がほとんどです。」とちょっとヤケッパチ?
「ウイスキーよりも甲類焼酎が脅威です。彼等(宝酒造や協和発酵など)は大企業ですからねぇ。私等とくに芋が中心の鹿児島の焼酎は原料コストがとても高いのです。外国から安い原料を輸入することもできませんし、一年中造ることもできません。今回は甲類と乙類が同じ扱いになりますから、とても太刀打ちできません。」という声も聞かれます。
焼酎は甲類と乙類とに分類されています。前者は梅酒などに使われるホワイトリカーでお馴染みのものですが、アルコール含有物を連続蒸留器で蒸留したもので、アルコール分36度未満のもの。後者は「本格焼酎」などと呼ばれる九州の焼酎などで、ブランデーやウイスキーのように単式蒸留器で蒸留したもので、アルコール分40度以下のものと規定されています。実際には前者は96度くらいまで、後者も65度近くの度数が出ます。しかし焼酎メーカーはスピリッツの免許をもっていませんから、特例で認められている沖縄以外の地域ではこのままで売り出すことはできません。また木樽などに取り置いたものが数十年の間に色もつきエキス分が増えたりすると、これも焼酎ではなくリキュールとなります。
しかし今回の税率の改訂では、救済のひとつとしてスピリッツやリキュールの免許も与えられ
2月のJALの大吟醸酒
四季桜と
歓の泉の
大吟醸酒で
す。
直行便の
ファースト
クラスに搭載されます。なお
同じお酒は銀座日航ホテルの
地下にある直営店「キャナリ
ー」でも楽しめます。
ることになりそうなので、生き残れる小さな蔵からは「特別な焼酎」が売り出されるかもしれません。
造りの時期に焼酎蔵を訪問すると「はなだれ」と呼ばれる初留の部分を見せてもらえることがあります。度数は65くらいと高いのですが、コニャックも太刀打ちできない?というほど素晴らしいものがあります。「売り出したら?」「いゃー高くつきます。4合詰で3〜4万円にもなります。このはなだれを戻して焼酎なのです。これだけを売り出したら残りは捨てるしかありませんから・・・・・」なるほど高い。しかしあれが商品化できたら焼酎のイメージはずいぶんと変るだろうな〜。
「芋はですね、長期熟成に向かないんですよ。わりと早く飲んだ方が美味しいんです。それでウチでは麦で長期熟成をしようと考えて、すでに貯蔵に入っています。」こんな逆境の中でもヤル気まんまんの蔵はすでに動いているようです。
生 酒
島根県松江
豊の秋 本醸造原酒
2500円
千葉県大原
木戸泉 本醸造原酒
2500円
純米生原酒の「白玉香」の売出し前に出荷される生酒です。
岡山県倉敷
歓の泉 本醸造原酒
1升詰2200円
4合詰1200円
山形県酒田
上喜元 純米原酒
3000円
長野県池田
大雪渓 本醸造原酒
1升詰2200円
4合詰1100円
栃木県宇都宮
四季桜 はなのえん生酒
1升詰2800円
千葉県御宿
岩の井 純米原酒
1升詰3000円
入荷の終わったもの
〆張鶴 生酒
にごり酒
菊 姫 山廃生原酒
これから入荷するもの
四季桜 吟醸貴酒
木戸泉 白玉香
岩の井 吟醸酒母純米原酒
四季桜 はなのえん生原酒
新製品
実生ゆず丸ドリンク
360ML 1200円
ゆずぽんなどでご愛用いただいているカネトシから発売された「ゆずドリンク」です。
樹齢70年.樹高12メートル以上に及ぶものを「枯木」と呼んでいますが、カネトシのものは高知県阿芸郡の100年以上たった樹から採られたゆずの実のジュースです。どの樹も種から育てた「実生(みしょう)」で接ぎ木ゆずとは違い、根っこから枝の先まで100%ゆずで、日本には数千本しかありません。実生枯木のゆずは柚子の中でも最高級品として珍重されてきました。この濃縮ドリンクは無添加、無農薬、有機栽培のこの実を手でしぼっただけの汁に蜂蜜と砂糖を添加してあります。水やお湯で5倍に薄めて飲みます。
ドイツからの新着ワイン
昨年12月28日にロッテルダムを出港。k−lineで今年1月25日に東京港に到着。30日に通関、31日に岩手の「神田和泉屋館ヶ森山荘」ワイン庫に運ばれました。
10日にはアル高校修学旅行で山形県酒田に居ますので、車で参加のアル中学岩手教室の人たちと館ヶ森へ向い整理をする計画です。たぶん2月13日には店頭に一部のワインは並ぶことになります。
すべて無農薬有機農法栽培のぶどうから造られています
トロイチ家 (ラインガウ)
94シルバーナ ライト
アルコール度数9.86。酸7.9g/L。残糖0.2g/L。
1900円
94ヴァイスブルグンダ
アルコール度数11.12。酸7.4g/L。残糖1.7g/L。
2100円
93ショイレーベ カビネット
アルコール度数10.95。酸6.2g/L。残糖0.4g/L。
2000円
93リースリング+シルバーナ
アルコール度数10.95。酸7.4g/L。残糖0.9g/L。
2200円
93カペッレンベルク リースリ ング カビネット
アルコール度数11.30。酸7.8g/L。残糖0.6g/L.
2200円
93プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ
アルコール度数12.16。酸7.5g/l。残糖0.9g/L。
3000円
93ボーデンタール リースリン グ シュペートレーゼ
アルコール度数11.91。酸6.8g/L。残糖0.9g/L。
3000円
94プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ
アルコール度数11.64。酸8.8g/L。残糖1.1g/L。
3000円
94シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト(ロゼ) カビネット
アルコール度数11.05。酸8.6g/L。残糖0.6g/L。
2300円
94シュペートブルグンダ赤
アルコール度数12。酸5.2g/L。残糖0.8g/L。
2600円
シュトウルブ家(モーゼル)
96ロートリング ロゼ ワイン
アルコール度数10.81。酸6.4g/L。残糖4.5g/L。
2000円
96ミュラートゥルガウQbA
アルコール度数10.49。酸7.7g/L。残糖1.5g/L。
1800円
95リースリング QbA
アルコール度数10.78。酸8.8g/L。残糖6.1g/L。
2000円
94リースリング Spaet
アルコール度数10.47。酸10.
6g/L。残糖2.6g/L。
2200円
ラング家 (バーデン)
95ミュラートゥルガウQbA
アルコール度数10.72。酸7.
5g/L。残糖0.4g/L。
1L 1500円
94シュペートブルグンダ
ヴァイスヘルプスト(ロゼ)
アルコール度数10.77。酸6.
3g/L。残糖0.1g/L。
1L 1600円
94ミュラートゥルガウKab
アルコール度数11.13。酸6
g/L。残糖0.7g/L。
1800円
95グラウアーブルグンダKab
アルコール度数11.94。酸8.
2g/L。残糖0.4g/L。
2300円
95シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト(ロゼ) カビネット
アルコール度数11.36。酸8.
6g/L。残糖0.7g/L。
2000円
93シュペートブルグンダQbA
アルコール度数12.27。酸5.
3g/L。残糖0.5g/L。
3000円
95シュペートブルグンダKab
アルコール度数11.96。酸6.
6g/L。残糖0.8g/L。
2500円
トレンダー家
(ヴュルテムベルク)
92トロリンガー+レンベルガー
アルコール度数9.94。酸4.7g/L。残糖1g/L。
2000円
93レンベルガー カビネット
アルコール度数10.52。酸4.7g/L。残糖2g/L。
2500円
93レンベルガー Spaet
アルコール度数10.95。酸4.
8g/L。残糖0.6g/L。
2800円
92シュヴァルツリースリング
アルコール度数9.29。酸4.
4g/L。残糖0.2g/L。
2000円
94シュペートブルグンダ+シュヴァルツリースリング ロゼ
アルコール度数9.78。酸5.
9g/L。残糖0.2g/L。
2000円
89ケルナーQbA白ワイン
アルコール度数10.7。酸6.5g/L。残糖0.5g/L。
1800円
葉付大根丸ごと使って
大根の美味しい季節です。大根を楽しみましょう。
葉を使って菜飯
大根の葉がバラバラにならないように葉の頭を少し付けて切り落とします。
お湯をわかして塩を入れて、そこへ切り落とした葉を入れ、さっと茹で、すぐに冷水にとり、色どめをします。まっ青なきれいな色にあげてください。
炊き立てのご飯に塩味を付けます。さっと茹でた青菜(葉の部分だけ)をこそげとり、荒ミジンにして水気をよく搾り、食べる直前に混ぜます。あれば煎った胡麻を混ぜて食べるとなお美味です。
ぶどう酒の会 2月26日
(水)
午後6時半より9時まで
今年1月に輸入されたドイツ
の辛口ワインを開栓します
参加ご希望の方は神田和泉屋
にて参加チケットをご購入く
ださい
前売チケット 4500円
当日 5000円
40名様で〆切り
会場 ワインベルク2
浅つけ
葉の茎を荒ミジンにして、大根を千六本に切り、ざるにいれて塩をあてます。
しんなりしてきたら、味をみます。塩がきついようならば少し水をかけて調整します。水気をしぼり、小鉢に盛って七味唐辛子をすこしかけてでき上がりです。
大根の一夜干し
残った大根を好みの大きさに切ります。ざるにいれて2、3日陰干しをします。干し加減はご自分でみてください。
中華鍋に胡麻油を多めに入れて干した大根を炒めます。少し焦げ目が付いてきたら醤油を鍋のふちから回しかけて味付をします。
箸休めになる、一品です。
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
第4回「お酒のお化粧」
1組 2月4日(火)
2組 12日(水)
3組 20日(木)
午後6時30分開始
アル高校進学申込受付
1組(火)2組(水)3組(木)
4月 15日 16日 17日
5月 20日 21日 22日
6月 17日 18日 19日
7月 22日 23日 24日
アル中学岩手教室日本酒科
お休み
2月10日には新着ワイン整理のため館ヶ森に修学旅行の帰りに宿泊します。時間のある方は試飲においでください。
アル高校東京教室日本酒科
1組 2月6日(木)
2組 13日(木)
3組 18日(火)
家政科おかみさん教室
2月1日 合同
3月1日
年少午前10時〜
年中午後3時〜
ドイツワイン科小柳教室
第6回 2月12日(水)
第7回 3月26日(水)
第8回 4月?日
アル中学アル高校修学旅行
中学1718期生高校1314期生の在校生卒業生を対象に行われます。
日時 2月16日(日)日帰りバス旅行で千葉県大原の「木戸泉」さん、御宿の「岩の井」さんを訪問し、お酒造りの見学をします。
朝8時 神田和泉屋前を出発。
(集合は7時45分)
万一、寝坊などで遅れそうな時は神田和泉屋の電話03−3294−0201にその旨吹込んでから、東京駅地下ホームから特急で「大原駅」に直行してください。木戸泉の蔵は徒歩5分のところにあります。ちなみに岩の井の蔵も「御宿駅」から徒歩5分の距離です。
注意事項
服装 寒くない服装。
かがんだ時にタンクの中に万年筆などを落とさないようにポケットにものをいれない、または
その上にジャンパーなど着用。 当日の朝食は用意します。
納豆は厳禁です。納豆菌は麹の大敵ですから、前の日くらいから控えてください。
参加費は当日納入となりますが、2月15日以降は食事のキャンセルができませんので、欠席の時もこの分はご負担いただきます。
アル高校 菊姫 上喜元
アル高校11121314期の卒業生が対象となります。校長、理事長、同窓会役員などが同行します。すでに満員となっています。
入学式
3月22日(土)午後3時より
父兄の同伴も認めます。ご紹介者の参加もokです。
会場 ワインベルク1
神田和泉屋3F
神田和泉屋の日程 2月
1日酒造り体験第4班
3日神田明神節分会
4日アル中学20期1組
6日アル高校16期1組
7日アル高校修学旅行
9日岩手教室修学旅行
12日ドイツワイン科
アル中学20期2組
13日アル高校16期2組
14日酒造り体験第5班
16日アル中学修学旅行
体験第5班の活躍?を見学
18日アル高校16期3組
20日アル中学20期3組
21日酒造り研修第6班
26日ぶどう酒の会
神田和泉屋商品カタログ
第8版 2000円
神田和泉屋扱いの商品の説明付きご案内と月刊の『神田和泉屋たより』の中の「お酒の話」の「おかみさんのおつまみワンポイント」からの抜粋が掲載されています。
お客様のお買上げ時の便宜のために少部数だけ発行しておりますので、お買い物のご予定のない方やご同業、業界関係者は購入をご遠慮ください。郵送ご希望の方は送料込みの2500円をお振込ください。
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
購読申込み受付中
一般消費者の方を対象としておりますので、同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿は大歓迎です。間違いのご指摘もよろしくお願い申し上げます。
途中お申込みの方には第9期のバックナンバーとその月以後の分をお送りしています。
神田和泉屋たより103号
97年2月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1997(C)神田和泉屋
お酒の話 酵母菌の頒布
「まったくおかしな話です。キリンビールやアサヒビールが酵母菌を出したこと がありますか!カルピスが乳酸菌を外部に出したことがありますか?みんな企業 の最高機密として外に出すなんてことはありませんよ!」とある蔵元。言われて みれば確かにその通りです。日本酒の世界だけは、どこかの蔵で優秀な酵母菌が 発見されると、醸造試験場の鑑定官の先生たちによって培養され頒布されています。ビールの世界ではありえないことです。
お酒を造る主役「酵母菌」の性質がすぐれているかどうかは大きな問題です。 どうもパンを作るのは得意だが酒はどうも・・・・・とか、ワインはいいけど日 本酒はどうも苦手で、などと同じ酵母菌でも得手不得手があるのは人間と同じよ うです。中には力がなくてアルコールが少ししか作れない、どころか雑菌に負け てしまい、酒にならないとか、貯蔵中にお酒が腐るなどという情けない酵母菌も 当然います。昔は酒税は今と違って税金の3本柱のひとつという財源でしたから、 腐造はたいへんな国家的損失でした。
そこで明治政府は国税庁醸造研究所を設立して、さまざまな研究を開始、酵母 菌を健全に大量に育成する方法の「速醸酒母」や「山廃酒母」も開発、その主役 となる酵母菌も全国の蔵から採取して優秀なものを培養し、全国の希望する酒蔵 に頒布を開始しました。このことによりお酒の製造はかなり安定したものとなり ましたが、今にしてみると全国のお酒の画一化をもたらすという功罪の罪の部分 もあったのかもしれません。
しかし「大手企業はともかく、わたしらの規模で自前で酵母の培養までできる 蔵元はほとんどありません」という声も・・・・・。
酒造りの業界は保護され続けてきたせいで酵母菌を独自に育てるという発想も 必要性も生れにくかったのかもしれません。あるいは家業的な規模が多くそこま での設備や体勢が整わなかったのかもしれません。ほとんどの蔵元が外部から提 供される酵母菌でお酒を造っています。
国税庁醸造試験場=今は東京から広島に移転し名前も「醸造研究所」となりまし たが、この外郭団体の「日本醸造協会」からほとんどの蔵元さんが酵母菌を購入 しています。協会酵母○△号というのがこれです。第1号は灘の桜正宗、ほかに 有名なものとして秋田の新政の第6号、長野県諏訪の真澄正宗の第7号、熊本の 香露の第9号、茨城明利の第10号などがあります。協会が認定した酵母菌でもす でに使われなくなったものもたくさんあります。未だに桜正宗で1号、新政で6 号を使っているという話は聞いたことがありません。ちなみに今現在さかんに使 われているのは9号、10号、少しが7号、最近でまわりはじめているのが13号で す。
酒蔵さんの情報誌「日本醸造協会誌」に酵母菌購入申込書がはさまっていて、 これで購入します。
他に酵母菌の培養で有名なのは「熊本県酒造研究所」というよりも「香露」の 蔵といったほうが名前が通っていますが、この研究所の第9号酵母、通称「熊本 酵母」も協会からの頒布とは別に特別な関係のある蔵元さんに供給されています。 ほかにも広島の賀茂鶴や京都伏見の月桂冠などから分けてもらっている蔵元さん もあります。
最近「金沢酵母」という名前で出回り始めた第13号酵母菌は「菊姫酒造」から 出たものです。もっとも菊姫で直接頒布しているのではなく、培養の技術も設備 も自社のためだけのものですが、その優秀性から日本醸造協会で培養されて頒布 されています。
お酒にかかわる免許は「製造免許=それぞれのお酒ごと」「販売免許=卸と小 売」がありますが、存外と知られていないのが「酒母免許」です。この免許がな いと他の蔵に分けることはできません。しかしすべての蔵元がもっているわけで はありません。蔵元さんを回っていると「どこそこの蔵の酵母菌です」などとい う話を聞かされます。多分ないしょで蔵元さんや杜氏さんのお付き合いでその蔵 の酵母菌が外部に出ているのではないかと想像されます。杜氏さんはそれぞれの 出身地の杜氏組合に所属していますが、そこでの品評会を介して・・・・・など ということもあったかもしれません。ともかくあまり独占しようとする感じはあ りません。これがこの業界の体質?
酵母菌はたとえば9号酵母と言ってもたくさんの種類があります。微生物はい つまでも人間にとって都合のよい状態でいてくれるわけではありません。頒布さ れた酵母菌も蔵で使用されている間にも変化し、次に使うときには少しずつ別な ものとなっています。そしてまた蔵に住み着いている酵母菌も同時に酒造りに参 加しているわけですから、他の条件もありますが同じ酵母菌を使っても違うお酒 が誕生するということでもあります。
石川県の菊姫さんなども聞かれると「9号です」とお答えしているようですが、 ずいぶんと昔に蔵にきた9号酵母ですから、もうすっかり姿を変えているはずで す。菊姫さんでは毎年すべての吟醸の桶から酵母菌を採取して保存、翌年はその 中で一番よい結果を出した酵母菌を使うという方法で吟醸酒を造られているよう です。最近は供出を求められ、培養されたものが頒布されています。前述の協会 第13号「金沢酵母」というのがこれです。しかしこれも違う酒蔵に行けばすぐに 違う酵母菌となる道を歩むわけです。
ちょっと話がそれましたが、それぞれの酒蔵さんが独自の酵母菌を育てるとい うことよりも、すぐに頒布される新しい酵母菌に飛びつくということが多いのです。
そして最近では、県単位で開発される「バイオ酵母」の普及が目立ちます。長野 県のアルプス酵母、秋田県の花酵母・・・・・などなど、香りを主体としたお酒造 りにさかんに利用されています。
最近のお酒の流行ともなっていますが、どのお酒を飲んでも印象は同じで、造り 手の存在を感じさせる個性あるお酒からはどんどん遠ざかっています。
酵母菌の流通が日本国中のお酒をレベルアップし続けるならば結構なことですが、 外部に依存しない体質とか考え方がそろそろ生れても・・・・・と思うのは私だけ でしょうか。
3月のJALの大吟醸酒
四季桜と歓の泉の大吟醸酒です。
直行便のファーストクラスに搭載されます。なお同じお酒は銀座日航ホテルの 地下にある直営店「キャナリー」でも楽しめます。
ドイツワイン居酒屋
ワインベルク1の閉鎖
すぐ近くにもう少し広さのあるワインベルク2が開店しましたので、3月7日 をもって閉鎖することとなりました。
2年前の秋にドイツのワイン蔵からのSOSに応えて大勢の方々のトンカチを もっての無料奉仕のおかげで開店したお店ですが、2の開店によりその役割をそ ちらに移すこととなりました。短い間でしたがいろいろとありがとうございまし た。
今後は空き室となったワインベルク1は会員制のサロン?となる予定です。会 員の資格は「神田和泉屋学園」の卒業生と在校生と同伴者です。10人〜20人のグ ループの利用だけとなりますが、お酒類はまったく置いてありませんので、神田 和泉屋で購入して持ち込んでいただくこととなります。
また、「神田和泉屋学園」家政科やワイン科の教室、試飲会の会場としても使 用することになりますので、利用できる日はこれらの予定の入っていないウイー クディとなります。予約が必要となります。
「おかみさんのおつまみワンポイント」
かぶと鳥団子のスープ煮
材料 かぶ、鳥挽き肉、ウエイパー、塩、コショウ
かぶは頭と葉のつけねで切りおとし、面取りの要領で皮を縦にむきます。でき れば六面くらいでむいてください。
鳥の挽き肉は生姜と塩と卵をいれてよくまぜます。
鍋にスープを作ります。量はぜんたいがひたひたに浸かるくらいの水かげんです。
お湯をわかしてウエイパーでうすく味付をしておきます。
鳥を団子にまるめてスープの中に入れていきます。手のひらにサラダ油を少し 付けてから丸めると手に付くのが防げます。 丸めながら煮立てているスープの 中に入れていきます。煮上がりは、団子が浮いてくるのが目安です。
しばらく煮ているとあくや油が浮いてきますので、できる限りすくってすてて ください。あまりぐらぐら煮立てないように気をつけてください。
団子に塩あじがついているためここで味を整えましょう。足りない分は塩、コ ショウを足してください。
肉団子の煮えぐあいをみて、かぶを入れます。かぶは煮えが早いので注意して ください。5分から10分です。大きさによってちがいますから、できるだけそろえましょう。
かぶの葉をあらく刻み食べる直前にできあがりのスープにいれて器に盛りまし ょう。
葉の部分がまだあまるでしょうから、かぶを1、2個残しておいてスライスし、 葉も適当に切り、塩もみをして浅漬にしてよく搾り、上にしらす干しと胡麻油と 醤油をかけて食べてみてください。
ドイツ ラインガウ
トロイチ家
ドリスさんの来日
ご当主のアルネ・プジネリさんのお母さんドリスさんを日本にご招待することに なりました。
神田和泉屋の辛口ドイツワインの世界の中心的なワイングート「トロイチ」家 のいつも笑顔のがんばり屋お母さんです。
リュウマチに苦しんで亡くなられた夫デイターさんに続いて、昨年3月末にお 父さんオット・トロイチさんを亡くされました。
長く続いた父親の看病で疲れもたまり、また亡くなられたショック落胆も大き なものでした。
しかしお父さんの亡くなられた後の5月にドイツワイン科修学旅行で訪問した 時には見たところとても元気にしておられました。以前から修学旅行に参加した ひとたちから日本に来てもらいたいね、というご招待の話は出ていましたが、ご 不幸のあった後ではいかがかと思いましたが、小柳先生経由で打診してもらいま したところ、「うちにはそんな余裕はありません」「いや、ご招待したいという ことです」「とんでもない!神田和泉屋にそんな負担はかけられません」「そう ではなくて、日本のトロイチファンがお金を出し合ってご招待したいと言ってい るのです」
多くの人たちの気持ちでご招待との説明に驚きながらも「それでは喜んで」と 受けていただきました。
まだ確定ではありませんが4月27日〜5月14日くらいとなる予定です。
先日もアル高校同窓会役員会でご協力もいただけることになり、内容の検討も 具体的なものとなってきました。
1940年産れの57才とまだ若いのですが、初めての外国旅行でもありますし、 あまりよくばらずにゆっくりしていただこうと思っています。
始まりと終わりに東京滞在をそれぞれ3〜4日間程度。パーティ(ドリスさん から料理は私が作ると申し出がありました)、東京観光、魚河岸見学。岩手「神 田和泉屋館ヶ森山荘」ワイン庫で気仙沼、中尊寺時代祭などでやはり3日程度。 大阪京都で3〜4日程度。箱根で火山の噴煙見学、温泉と蕎麦、豆腐造り・・・ ・・などが一応の実現可能かなとなっています。
詳細の検討は3月11日の実行委員会で行われますので、4月号でご案内いたし ます。
お願い トロイチファンの方へ
ドリス基金への参加
多くの方々のご協力なしには実現できません。お気持ちのある方は左記の銀行 口座に資金をお振込いただけると幸いです。ただしご寄付いただいた方のお名前 の不公表と謝礼のないことをご了承ください。
東京三菱銀行神田橋支店
店番012
口座番号 0762154
ドリスファンド
代表 横田達之
ひと口 2000円
なお、ご提案や同行に時間を割いていただける方のご協力もお願いしています。 ドリスさんはドイツ人ですが英語も堪能ですから問題ないですよね?。
「神田和泉屋学園」関係者、特にドイツワイン科卒業生在校生には別途お願いが 行きます。
インターネットに2号店開店
10年前からパソコン通信のPCーVAN、日経MIX、アスキーネットで神田和 泉屋のsigを開き、昨年からはインターネット上のNECのwebshop(仮 想商店街)で神田和泉屋を開店してきましたが、今回神田和泉屋独自でインターネ ット上にホームページ(店舗)を開きました。
『神田和泉屋商品カタログ』の最新版と『神田和泉屋たより』が見られます。ま た商品の発注もEメールでできます。
アドレスは、すべて小文字で
http://kanda−izumiya.com又はhttp://www.kanda−izumiya.comです。http://の部分を省略して kanda−izumiya.comでも繋がります。
E(電子)メールは
yokota@kanda−izumiya.comです。
(神田和泉屋の横田が手紙の受取人という意味です)
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
第5回「お酒の表示」
1組 3月4日(火)
2組 12日(水)
3組 27日(木)
午後6時30分開始
家政科おかみさん教室
3月1日
年少組 午前10時〜
年中組 午後3時〜
ドイツワイン科小柳教室
第7回 3月26日(水)
第8回 4月16日(水)
入学式
3月22日(土)午後3時より
父兄の同伴も認めます。ご紹介者の参加もokです。
会場 ワインベルク1
神田和泉屋3F
生徒募集
アル高校第17期生
今年4月から始まる第17期 の生徒を募集しています。
今は入学試験もなくなっています。アル中学を卒業して浪々の身をかこって いる方はご入学ください。また、アル高校卒業後1年を経過した方の再入学も認 めます。
募集人員 若干名
岩手教室第6期生
店頭でさまざまなご質問をお受けします 「この山廃って?」「本醸造って?」 「純米酒が本当のお酒なんでしょ?」「お酒は麹が造るんでしょう?」「大吟醸 酒ってなんですか?」「安いのは、それなりの味しかしないの?」「封を切らなか ったらいつまで?」などなど、できるかぎりお答えしていますが、店頭での立ち話 では、どうしても断片的です そこで、通しで神田和泉屋のお酒の話を聞いていた だこうと、東京で10年前に教室を開きました 現在、教室は東京とこの岩手で開講 されています
この教室は、お客様のやさしいお酒の勉強会です 月1回7回、食事をしながら 楽しく勉強していただいています 本来ならば「酒大学」とでもいいたいところで すが、内容はとても大学とは言い難く中学? また世界中のお酒に話が飛びますの で、アルコール全般? ということで、アルコール中学、略して「アル中学」、上 級のクラスに「アル高校」を併設、全7回で終了となります 一般の消費者の方を 対象とした勉強会ですから、業界関係者の方はご遠慮いただいております 女性の 方の参加も多く、年齢もいろいろです 岩手教室第6期は1クラス10名を募集の予 定です
学園からは毎回校長とおかみさんとアシスタント(東京教室アル高校卒業生)が 出張します
申込みは、申込書にご記入のうえファックスまたは郵送で提出してください
定員になり次第締め切ります
日程
第1回 4月12日(土)
第2回 5月17日(土)
第3回 6月14日(土)
第4回 7月19日(土)
航空自衛隊松島基地祭の日程で変更となる可能性があります。
希望者はブルーインパルスの演技見学遠足も予定されています。
第5回 9月13日(土)
第6回 10月18日(土)
第7回 11月22日(土)
修学旅行 98年1月頃酒蔵見学
卒業生の再入学は岩手教室のみの特例です
卒業生の再入学の入学金は免除されます
授業料 とてもいただけません
入学金 ¥5000(テキスト代、連絡費)
教材費 1回 ¥7000(毎回当日に、食事、宿泊代を含む)
原則として宿泊をしていただき、翌朝食後解散
[アル中学]は6時30分から始まります 先ず約1時間くらい、レジメに沿っ て講義をします その後2時間ほど、銘柄をふせたお酒を数種類一緒に飲み、食 事をしながら、質問にお答えしたりします ヤコマンなどインチキなお酒も体験 していただきます 授業終了後は宿泊し、翌朝食事の後に解散となります
[欠席の場合]は、前日午前中までに、神田和泉屋まで電話などでお知らせく ださい それまでに連絡いただけない場合は、給食・教材費の半額を納めていた だきます 欠席者の落ちこぼれ対策としては、欠席者(だけでなく全員)に、毎 回の講義録を次回までにお送りしています
家政科
年小組
アル高校卒業生を対象に家政科キンガル教室年小組の生徒を募集します。
年小組はお米の研ぎ方から始まる幼稚園(キンダーガルテン)初歩組です。
年中組 年長組
現在の年小組在校生は年中組に、年中組は年長組に進級できます。 旧制おかみさん科卒業生は年中組、年長組のどちらへも進級が選択できます。
どの教室も入学申込手続きが必要となります。
受付は3月1日より店頭にて「申込用紙」にて申込してください。申込み者多 数の時は抽選。
ワインベルク1の閉鎖により家政科の教室は「神田和泉屋クッキングサロン」 の時代と同じにウイークディの夜の開講となります。
年小組 年中組 年長組
4月3日 9日 24日
5月8日 14日 29日
6月5日 11日 26日
7月3日 16日 10日
9月11日 17日 18日
10月2日 8日 16日
11月6日 12日 13日
12月30日(希望者でおせち)
2月5日 4日 12日
3月5日 11日 12日
報 告
アル中学修学旅行 2月16日
49名のの参加で千葉県の「木戸泉」さん「岩の井」さんの見学をしました。
アル高校修学旅行 2月8日
24名の参加で石川県の「菊姫酒造」さんを見学。金沢の兼六園見学後、富山県氷 見に宿泊。
9日山形県酒田の「上喜元」さん訪問。岩手教室修学旅行と合流。翌日現地解 散。一部の人たちが岩手県「神田和泉屋館ヶ森山荘」で新着ワインの整理。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学 後期授業
4月21日(月)
5月27日(火)
6月23日(月)
総評会館
今期アル高校を卒業した第16期生で同窓会員となったひとも入学できます。 同窓会員には後日往復はがきで案内が送られます。申込はこの返信はがきでして ください。定員40名になり次第〆切り。
酒造り体験
2月23日の班を最後に今期の 酒造り体験が無事終了しました。
今回は第1班より詳細な報告がファックスされ、以来すべての班から長文の報 告が出されました。3年目ということもあって経験者も増え、すべてが円滑に行 われた感じがあります。
後日かかわった桶のお酒がすべて搾れた時点で、お酒を選定して会員宛郵便で ご案内します。
神田和泉屋の日程 3月
1日家政科KG
4日アル中学20期1組
7日ワインベルク1最終日
11日ドリス訪日打合せの会
12日アル中学20期2組
15日同期会(強羅)
22日アル中学入学式
25日青年会議所で話
26日ドイツワイン科
27日アル中学20期3組
神田和泉屋商品カタログ
第8版 2000円
神田和泉屋扱いの商品の説明付きご案内と月刊の『神田和泉屋たより』の中の「お酒の話」の「おかみさんのおつまみワンポイント」からの抜粋が掲載されています。
お客様のお買上げ時の便宜のために少部数だけ発行しておりますので、お買い物のご予定のない方やご同業、業界関係者は購入をご遠慮ください。郵送ご希望の方は送料込みの2500円をお振込ください。
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
購読申込み受付中
一般消費者の方を対象としておりますので、同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿は大歓迎です。間違いのご指摘もよろしくお願い申し上げます。
途中お申込みの方には第9期のバックナンバーとその月以後の分をお送りしています。
神田和泉屋たより104号
97年3月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1997(C)神田和泉屋
お酒の話 火入れ 4月にもなりますと、よほど大きな酒蔵でもないかぎりは造りも終わりとな り、できた生酒の火入れなどが行われています。 これから夏を越して秋までの熟成のための貯蔵が開始されますが、その間にお 酒が痛まないように、火入れで酵母菌を殺菌し、変質の原因となる酵素なども熱 で破壊します。 しかしお刺身が焼魚になるほどの熱ではなく、だいたい65度くらいの熱を加え ます。この低温殺菌法はルイ・パスツールがワインの品質安定のために同じこと を考えついた時より300年も昔から日本酒造りでは行われていました。 パスツールさんの方は顕微鏡で酵母菌の存在を確認して、熱殺菌を考案したの ですが、チョンマゲの我等が先祖は経験的に行ってきました。温度をみるのにも ちろん温度計などもありませんから、お湯の上に手をかざし何寸の高さで我慢で きないかで火入れに使うお湯の温度を決めたと伝えられています。理屈はわから なくても私たちの先祖たちはすばらしい工夫を清酒造りのそこここで行ってきて います。 この低温殺菌法はビールにも使われ、ホップの添加による防腐効果とともに現 在まで行われています。ビールでは熱殺菌後、約1ケ月ほど摂氏1度くらいで貯 蔵して後(あと)熟成を行い「熟成によるとろみ」を出します。この期間をラガ ーリング期間といい、その期間を過ごしたビールをラガービールと呼んでいます (もっとも最近では生のラガーというのも発売されていますから・・・日本では この定義は通用しない?)。 ワインでは火入れ前までは抵抗なく飲める赤ワインも、熱処理後は酸やタンニ ンが多く感じられるようになり、これがほどけてとろみとなるのに、偉大と言わ れるできのよい年の赤ワインなどでは、5年10年も飲み頃を迎えるのにかかると 言われています。ビールに比べてたいへんな長期間です。 日本酒ではこの「焼きむら」がおさまるのに約2ケ月ほどですが、とろみと豊 かさが出るのは、やはり秋を迎えて、山から寒い風「冷やおろし」が吹くころか らです。それでそんな名前をつけたお酒も売り出されています。 熟成から生れるとろみは生のお刺身のとろみとは違った、ほんらいのお酒の美 味しさと言えるものです。 四季桜大吟醸酒「聖」 純米吟醸「花宝」 の今年の販売 この4月から前年と同様に「四季桜」の製品一升詰にそれぞれシール(画像入 バーコード票)を貼ります。ご面倒でもはがしていただき、集めてください。 ある枚数をクリアーした方に「聖」「花宝」各1本づつの購入権(さらに抽選の 可能性もありますが)をもっていただきます。 聖 1升詰 13250円(内税) 花宝 4合詰 3870円(内税) 4月より実績カウント開始 8月30日カウント〆切り 9月1日最低実績の発表 (店頭とこの紙面) 13日 実績提出〆切り 抽選(選考)実施 18日 結果発表 (当選者宛てはがき発送) 10月13日 お引き渡し開始 31日 お引き渡し終了 ご 縁 今現在おつきあいのある酒蔵さんとの出会いには、それぞれにイキサツやスト ーリィがありますが、ドイツのトロイチ家とのおつきあいにも信じられない偶然 がありました。 神田和泉屋の先代とかすかにつながっていたのです。 8年ほど前、神田和泉屋のお客の「ワイン気違い!の学生」がドイツからのお みやげのワインをもって神田にきました。一年間の休学届を出してヨーロッパ各 地のワイン産地を旅行してきたとの話でした。 神田和泉屋は地酒を扱う前はワインの店でした。ドイツのモーゼルラント(協同 組合巨大醸造所)から2種類の甘口白ワインやスペインのイエクラから辛口の赤 白ワインなどを少量でしたが輸入していました。しかしほとんどは商社が輸入し たものでした。それもドイツではなくフランスが多かったのです。特にドイツの リースリングぶどう品種のものは刺激臭、たとえは悪いのですが猫のおしっこみ たいな臭いがして嫌でした。地酒を始めてからはすっかり御無沙汰のワインの世 界でしたが、そのおみやげのワインをみせられて驚きました。こんなドイツワイ ンもあったのか、漬物の古漬けの臭いのしないドイツのトロッケン(辛口)とは 今まで巡り合ったことなどありませんでした。早速無理を頼んで少しでしたがワ インを送ってもらいました。そんなことから始まったドイツのワイン蔵との出会 いでしたが、翌年には「やはり訪問せねば失礼・・・・・」ということでライン ガウのトロイチ家を訪ねました。「最低一週間は居てください。ワインの種類が たくさんありますから、毎日5種類くらいづつ試飲してください」ということで ここに一週間。その間にほかの蔵へも連れて行っていただいたりしましたが、夜 は戻って毎晩試飲をしました。ある晩に「私の所は日本の医学雑誌に載ったこと があるんですよ」と言って雑誌を見せられました。 以下抜粋掲載 「日本医事新報」1884号 昭和36年6月4日発行故 佐々木政吉先生と佐々廉平氏にまつわるドクトル・ プジネリ氏の話 黒須 巳之吉 話は一九一四年に遡る。私がベルリンに到着したのは六月四日で(中略)・・・ ・・(この先生はその後、佐々廉平先生と行動をともにし、午後2時過ぎに終わっ たパーティの帰りに見ず知らずのドクトル・プジネリの家に泊り、自分たちの恩師 の佐々木政吉先生と彼の父が友人であったことを知る) 中略 その後、第一次世界大戦で日本とドイツは敵国となり文通は不能に、終戦後文通 が復活したが第二次世界大戦でふたたび途絶。終戦後ドレスデンに手紙を送ったと ころ、ライン地方で葡萄の栽培をしているという次男に回送され、その次男から返 信(略述)。さらに未亡人となった夫人から長い手紙がきた。之が読むに堪えない 程悲惨なもので、要旨は次の通りである。 ドレスデンの爆撃は物凄いもので(中略)・・・(焼け出され)徒歩にて夫の両 親(佐々木先生の友人)の家に行くことに決めた。食物とては何もなく、非常な困 難を冒して漸く生きながら辿りついた。ついてみると両親はすでに死亡し、その家 には見ず知らずの人が住んでいた。兎角するうちに憲兵が来て病身の夫を引張って 行って監獄に打ち込んでしまった。以来5ケ年間何の便りも聞くことも出来ず、金 はなし、二人の息子も一人娘の夫も皆牢獄に入れられ、自分は僅かな手内職をして 暮していた。(中略) 有り難いことに次男(注=ディター・アントン・プジネリ)が出獄を許されて自 分の所に来た。しかし一文なしの自分には彼に学生生活をさせることは出来ない。 母子餓死寸前というところだった。次男は農家に日雇いで働き辛うじて糊口を塗し て居た(中略)。私は今は次男を何よりの頼りとして生きて居ります。私と次男と は一片のパンも半分宛食べるという具合に共に分かち合い、共に飢えてきました。 次男は身にまとう何物もなかったし、私もなにも持って居なかった。次男に何か着 せてやる為に幾夜寝ずに働いたかわかりません。今は次男はライン河の畔の葡萄園 (注=これがワイングート トロイチ)に働いて居り、一年前に園主(注=昨年94 才で亡くなったオット・トロイチさん)の娘(注=ドリスさん)と結婚しました。 今は一生懸命に働かなければなりませんが、幸福に暮しております。 段々幸福になることを期待して居ります。(中略) 夫は全く世にも稀な善人でした。次男も彼に似て誠に良い人物です。今後も・・・ ・(略)。 ゲルダ・プジネリ 以上に寄りて派手やかなりしドレスデンのプジネリー一家の哀れな状況がわかる。 栄枯盛衰、誠に計り難く・・・・・ 次男の第二信には、プジネリー氏が60才の誕生日に釈放された時に、次男が共に 撮った写真を同封してきた。5年間の牢獄生活はマザマザと彼の表情に出ている。 彼は獄中にて結核となり、釈放された時には直腸癌を併発し、手術も不可能・・・ ・ (失礼ながら文はかなり省略) 三月三一日脱稿 ドレスデン時代にはプジネリ家は優雅な生活をしていた名医の家柄で音楽家ワグ ナーの主治医でパトロンでもあったようです。ナチに反対したためにこの一家の生 活はまったく様変わり。日本でも同じような話はたくさんありましたが、敗戦国ド イツも同じだったんですね〜。 かすかにつながっていたご縁というのは、ここに出てくる佐々廉平先生は神田和 泉屋の先代の知合いで、その息子さんは貫之先生といい東大の佐々内科を作られた (あるいは廉平先生かもしれませんが)方で関東逓信病院の院長を最後に現役を退 かれた方です。小学生のころ父に連れられて文京区の本富士の大和町のご自宅にな んどか伺ったことがあります。廉平先生とお会いした記憶はありませんが(あるい はその時にはすでに亡くなられていたのかもしれません)会話の中で廉平先生のお 名前はなんども耳にしていました。 「父の友人だ!」「え? あなたのお父さんも医者だったの?」 もちろん医者ではなく酒屋だっったのですが、意外なつながりに 「やはり地球上には500人しかひとは住んでいないんだ〜」 とその夜は大騒ぎで盛り上がりました。 神田和泉屋がドイツの辛口ワイン蔵を応援することになったのも偶然とは思えま せん。 その後について 次男のディターさんは文中にあるようにドリスさんと結婚、長男ホリガー(ピア ニスト)次男アルネ(ワイン蔵当主)三男ヨーン(コンピューター会社勤務)長女 カホリーナ(フルート奏者)の4人の子供をもうけ、オットさんと共にトロイチワ インの個性を作り上げましたが、後年長い年月リューマチに苦しみ、肩や肱の関節 は手術で金属に変り、お会いした時には指も変形し、表情も乏しく、人に会うのを 避けている感じで、見せられる若い時の写真とは別人のように痩せて弱っていまし た。ドリスさんは当然のことですが、この夫の看病と一家の大黒柱の役割を果たし てきました。夫の死(91828)を看取って5年後、今度は実の父オット・トロイチ さんを亡くされました。今はようやく悲しみからも立ち直り、次男のアルネさんと 夫人のウラさんそして孫二人(フェルディナンド君、ファビアン君)と暮していま す。 ドイツ ラインガウ トロイチ家 ドリスさんの来日 日程がほぼ決まりました。 4月26日来日JAL408便 成田15:00着 27日都内観光 28日都内観光 パーティ 29日関西へ 30日大阪京都見物 5月1日大阪京都見物 2日伊丹空港から仙台空港 岩手へ 3日中尊寺 藤原時代祭 4日三陸海岸と気仙沼 5日 6日日光と酒蔵見学 帰京 7日休息と東京見物 8日箱根 そばと温泉 9日箱根より帰京 10日太田姫神社祭神輿見物 さよならパーティ 11日離日JAL407便 成田13:00発 ゴールデンウイークの休業 カレンダー通り の営業です ただし28日休業 お願い トロイチファンの方へ ドリス基金への参加 日本のファンに会ってもらい、まだまだ頑張っていただくために日本にご招待 いたします。お気持ちのある方は左記の銀行口座に資金をお振込いただけると幸 いです。ただしご寄付いただいた方のお名前の不公表と謝礼のないことをご了承 ください。 ウエルカム ドリス実行委員会 東京三菱銀行神田橋支店 店番012 普通預金 口座番号 0762154 ドリスファンド 代表 横田達之 ひと口 2000円 多くの方々からご寄付をいただいております。ありがとうございます。 神田和泉屋の身勝手な提案にアル高校同窓会、ドイツワイン科の皆さんをはじ め多くの方々にご賛同いただき、この計画が実現しました。ありがとうございま した。 ドリス ウエルカムパーティ 4月28日(月)午後6:30〜 新橋 ビストロ ベルラン 会費 8000円 定員 60名程度 ウエルカムドリス実行委員会 参加チケットは4月1日発売 ドリス さよならパーティ 5月10日(土)午後5時 会場 総評会館201号 当日開かれるアル高校同窓会総会と第2回利き酒コンテストに引き続いて 開かれます。 同窓会員でない方は神田和泉屋で参加チケットをお買い求めください。 4月21日より発売。 会費6000円 ただし同窓会員は総会懇親会参加費として同窓会にお支払いいただくこととな りますのでこのチケットは不要です。会員には近日中に別途「総会案内」が送付 されます。 4月からの価格改訂 1日より消費税が3%から 5%に値上がりすることによ り商品価格が変更となります 酒類の業界ではビール、ウ イスキー、清酒の大手メーカ ーなどはすでに外税方式をと るとの発表をしています。 しかし神田和泉屋では 従来通り内税方式といたしま す。端数につきましては切り 捨てとし、商品価格に端数が 生ずることを避けたいと思い ます。 簡単な価格表を近日中に製 作する予定ですが、『神田和 泉屋商品カタログ』は8月頃 までには新版を発行させてい ただく予定でおります。 ドイツワインの一部値上げ 89年と90年のシュペートレーゼの価格を4月1日より値上げさせていただきま した。(内税) 4103 ロルヒャー クローネ リースリング90 3000円に 4255 ロルヒャー プファッフェンヴィース リースリング89 3500円に 4373 ロルヒャー