お酒の話 お酒の健康状態
扱い方で美味しくも不味くもなるのがお酒ですが、振動や直射日光、高い温度だけでなく、ほかにもお酒の健康状態に影響を与えるものがあるようです。気温や湿度、気圧などもそのひとつです。
建築物や絵画と違って、食べたり飲んだりするとなくなってしまうのが食べ物、飲み物です。「こりゃ、芸術品だ〜」というお酒もひとの記憶に残るだけ・・・
・・だから、美味しいものは一番美味しい状態で口にしたいものです。
体調の善し悪し
人間の体調が変るのか、ほんとうにお酒が変るのかわかっていませんが、気温が高く湿度が高い時期にはどうもお酒が美味しくありません。梅雨時期から夏の終り
までなどに経験することです。ビールを飲んでも胃の底にたまってしまう感じです。
お酒もふくらみが感じられず、口の中を濡らす感じです。不快指数が上がって、お
酒を美味しく感じる体調でなくなっているからでしょうか? でも、日本酒に比べ
て酸の多いせいでしょうか、ドイツの辛口白ワインなどは美味しく飲めます。
ということは、体調ばかりでもないということでしょうか?
体調も不味く感じさせる大きな要因だと思いますが、お酒のデリケートさとか、な
にか不思議ななにかがあるような気がしてなりません。
古酒の不思議
たとえば、古酒などはあまり季節の影響を受けないようです。
「歳を経た狸」のようなものなのでしょうか、生き物の感じの日本酒は歳とともに
少々のことには動じなくなります。ついこの間の冬に造られたお酒が新酒として梅
雨の時期に売り出されたり、前年のお酒とブレンドされて「ブチ」で出てきた時に
は、不安定な状態であることが多く、できの悪い純米酒などはほどけていない酸が
苦味をともなって突出し、辛口ワインの酸がさわやかさをもたらすのと同じような
効果を期待できるどころか、ベッチョリと口にへばります。このできの悪いのは別
にして、ちゃんと造られたお酒(新酒)にその蔵の古酒(5〜10年)をほんの少し
垂らしてみて、信じられないほど豊かさとふくらみが出てきて驚いたことがありま
した。しかし少しでも入れすぎると古酒の老酒の香りが気になりますので難しいと
ころです。
梅雨時の大吟醸酒なども3年5年と寝かせたものは、この時期でも力強く豊かで
す。
気圧の影響
「大風の吹いた翌日はお酒が美味しくない」「いや、あれはその日の風だ」など
と蔵人さんたちの意見も別れますが、大風も影響を与えているようです。そんは日
は気圧が低くなっています。台風の時などもその気圧の低さのせいでしょうか、香
り成分のエステルが揮発しやすくなり、吟醸酒にかぎらず精米の良いお酒は香りが
立ちすぎ、全体のバランスが崩れたりします。
梅雨のシーズンも気圧は不安定ですから、この影響でお酒が美味しくない、バラン
スが保てないというのかもしれません。
月齢の影響
これは人間の体の問題かもしれません。月の満ち欠けがお酒の味に影響を与えて
いるように思えます。月の引力で海の水が1〜2メートルも上がったり下がったり
するわけですから、体の90%以上が水という人間に月が影響を与えないはずはあり
ません。以前に利き酒記録をとる時に月齢をチェックした時期がありましたが、残
念ながら関係を図にできるような結果を得ることはできませんでした。しかしそれ
でも月が満ちていく時にはお酒が美味しく感じられる回数が多かった、ということ
はありました。
とかなんとか言っている内に9月の声が聞けました。9月の9日は「菊の節句」
です。奇数の重なった月日の内、13579が節句とされています。11月にはあり
ません。この最後の節句、菊の節句を境にどうゆうわけかお酒がほんらいの姿を出
しはじめます。熟成がある程度できたということでしょうか。お酒の美味しいシー
ズンの開幕です。
それでも秋の台風が天気図にあらわれたりすると、お酒に影響が出る感じがしま
す。なにがどうなっているのか、さっぱり分りませんが、お酒は不思議。
呑切りのお酒
ほとんどの酒蔵さんが6月7月に貯蔵途中のお酒のチェックである呑切り行事を
終えていますが、場所によってはこれからというところもあります。
山形県酒田の「上喜元」さんや島根県松江の「豊の秋」さんの呑切りは今時分で
す。桶を選んで「呑切り原酒」を送っていただくことになっています。その結果、
これはと思うものがありましたら、無理をお願いして少量でも瓶詰していただく予
定です。9月15日頃にはそろう予定です。
四季桜大吟醸酒「聖」
純米吟醸「花宝」の今年の販売
この4月から前年と同様に「四季桜」の製品一升詰にそれぞれシール(画像入バ
ーコード票)を貼り、集めていただきましたが、5枚をクリアーした方に「聖」
「花宝」各1本づつの購入権(さらに抽選の可能性もありますが)をもっていただ
くこととなりました。
4月より実績カウント開始
8月29日カウント〆切り
9月1日最低実績の発表
(店頭とこの紙面)
12日 実績提出〆切り
抽選(選考)実施
18日 結果発表
(当選者宛てはがき発送)
10月14日 お引き渡し開始
31日 お引き渡し終了
発送ご希望の方は10月24日発送が最終日となります。以後は31日までにご来店く
ださい。
9月の連休
13日(土)
岩手教室
14日(日)
15日(祝)
20日(土)
21日(日)
22日(月)
23日(祝)
焼酎の増税
10月より焼酎の増税とウイスキーの減税が実施されます。
増税となる焼酎は25度1升詰で300円から400円くらいに引き上げられます。
これを今年10月、10年10月、11年10月の3回に分けて増税するということです。
しかし今現在、ウイスキーの団体と調整中ということですが、決裂すると一挙に増
税ということになるそうです。
しかし神田和泉屋の所属する神田税務署の戻税課税説明会が9月9日に行われる
案内がきていますので、段階実施は間違いなさそうです。
とすると、とりあえず10月から
25度 1升詰 88円
4合詰 35円
5合詰 44円
原酒 5合詰 36円
程度の値上がりです。
神田和泉屋ではさほど焼酎の品揃もなく、またそれほど力も入っていませんので、
在庫の量もしれたものです。少し買い置きをしたいと思われておられる方は、お早
めにお手当ください。
岩手「神田和泉屋館ヶ森山荘」ワイン庫内の床
悩みの種の結露
昨年2月にワイン庫の天井部分の杉板が湿気で黒ずんできたために、上の建物を
守るためにこれをはがし、断熱のための発泡スチロール板も取り除き、樹脂の吹き
つけをしました。おかげでこの冬は1Fの床も以前にも増して断熱効果が上がり暖
かく快適でしたが、湿度を吸ったり吐いたりして調整してくれていた杉板がなくな
ったせいか、地下ワイン庫内は今まで以上に結露が激しく、杉板の分をワイン棚の
柱が吸って黒ずみ、天井は樹脂の表面にしずくが今にも落ちそうにある状態となり
ました。湿気そのものはワインの貯蔵に最適なのですが、ワインのラベルも読めな
くなるほど痛みはじめました。
火山礫 ラピレ
床にコンクリートを打ってしまったのでは本末転倒・・・ワインにとって温度管
理以上に必要不可欠な十分な湿度をなくすわけにはいきません。なんとか湿度を失
わずに結露をふせぐには・・・・・と考え、最終案として大型の扇風機で空気を撹
拌すればよいのでは・・・・と準備を進めましたが、8月1617日のドイツワイン科
夏期集中講座に、昨年お会いした秋田の飯村さんが再度見えたことから、結露対策
は一挙に解決!
その数日前にドイツワイン科の小柳先生から電話があり「飯村さんが昨年訪問し
た時に話していた特殊な石をもって伺いたいと言っていますが、どうします?」
「是非来ていただいてください。あの話はとても興味があります」と進み、当日小
柳先生と共に2トントラックで石を運んできてくれました。飯村さんは造園を仕事
としていますが、この秋田県と青森県の県境にある火山礫に魅せられ、秋田大学鉱
山学科の先生とともにさまざまな実験と工夫を続けられています。
この岩石は、大きさはちいさな砂利ほどで、穴が多くまるで巨大な活性炭のよう
です。色はやや黄色味を帯びていて、とても軽いものです。踏むとサクサクと音が
する感じですが、砕けたりはしません。
ご親戚の床下にも5センチほどの厚みで撒いたところ、湿気がすっかり感じられ
なかったとか、30センチ角のタイル状に成型して(LAPILLI=商品名?
学名?)老人ホームの舗道にしたところ感触が柔らかく喜ばれたとか。今後は川底
に引いて水草を育てるとか、ビルの屋上に敷き詰めて草を生やして屋根を守るとか
(それだけでなく都会温暖化の予防にも・)いろいろな実験が計画されています。
早速にでき上がったばっかりの授業のセッティングを片付けて、一輪車を使って
運び込み、参加者全員でワイン庫の床に撒いてみました。
その直後に夏期集中講座がここで始まりましたが、天井の結露はもうすでになく、
それでいて湿度75%〜80%で作動する換気扇は動いています。靴底の感触が柔らか
く、なんとなく空気も柔らかく暖かく感じられました。といっても温度計の数字に
は変化はなく、庫内の温度が上がったということでもありません。う〜〜〜ん不思
議な感じ!
まだまだこれから時間をかけて調べてみなければわかりませんが、実に不思議な
天然石です。
秋田大学の実験施設(3000万円もする)でもラピリと温度、湿度の関係を解明
する実験が開始されるそうですが、たまたまのご縁で「神田和泉屋館ヶ森山荘」ワ
イン庫が現場実験場となった観があります。
8月27日にドイツの4軒の取引先のワイン蔵に発注をしました。いままでの最大
の発注量となりましたが、このワイン庫がワインたちにとってさらに快適な部屋に
なると確信しています。湿度だけでない、なにかが起こるような気がしています。
ワインカートン保管庫
天井が杉板だった時には、この板が湿気を吸ったり吐いたりしていたのでしょう
か、さほどの問題ではなかったのですが、樹脂の吹きつけ後は、ワイン庫内の結露
がさらにひどかったために、ワインが入ってきたカートンが使い物にならなくなり
はじめていました。ワインを神田に送るために再度使用しなければならないので、
これもなんとか解決しなければならない問題でした。とりあえずはワイン庫の入口
の風除室(トンネル)に置いて湿気からすこし遠ざけていましたが、次回の輸入分
が到着すると、とうてい間に合うスペースでもなく、秋までには解決が必要でした。
この問題も岩手教室の生徒さんが口をきいてくれて、建築現場で事務所などに使
用されている「スーパーハウス」を一台安価でわけていただけました。広さは6畳
ほどで十分なスペースです。2重構造の断熱仕様で、電燈線も電話線も引ける構造
で、ブレーカーや蛍光燈まで設備されています(配電の予定はありませんが)。
台風が来ても大丈夫なようにパン窯の向い側の山の斜面を整地して設置しました。
ワイン庫建設から6年、だんだんに整ってきました。
以前に植えたぶどうの樹も育ち、つるもかなり伸びましたのでぶどう棚を作りま
した。いずれドイツワイン科夏期集中講座の野外教室の涼しい木陰になってくれる
ものと期待しています。
新製品
三河味醂
三州三河みりん
時代の要望に応えて誕生した無農薬有機農法によるもち米で造られたみりんです。
昔は全国の田圃でひと畝くらいは作られたもち米ですが、今は生産する農家さん
も少なく、農家さんが購入している時代です。ましてや無農薬有機農法栽培という
ことになると、価格の高さもやむを得ません。
1升詰 3160円
500ML1010円
『神田和泉屋商品カタログ』
第9版が15日に出版される予定です。だだいま製本中です。
価格2000円(消費税込み)
郵送ご希望の方は、送料込みの2500円を郵便局備え付けの郵便振替用紙で
お振込ください。
アル中学第22期に入学される方には、教材として第1回授業の時にお渡しします
ので、申し込みの必要はありません。
「おかみさんのおつまみワンポイント」
さんまの水揚げが例年より早かったと伝えられる今日このごろ、今年のさんまの
大きくて美味しいこと・・・・・。
美味しいさんまを使ってなにかをと考えたのですが、なかなか思いつかず悩んで
いたら、鯖を使って作ったものを思い出しました。
鯖の蒸物
材料 鯖、じゃが芋、醤油、
砂糖、味醂、片栗粉、だし汁
鯖は腹から開き、中骨もきれいに取り除き、頭も半分にさき、きれいな姿にして
おきましょう。
じゃが芋は皮をむき千六本に切り、ざるに入れて水でさらしておきます。蒸し器
に火をつけて蒸気を上げておきましょう。
その間に、ラップを広げて、鯖の皮を下にしてラップの上に置きます。身の部分に
切っておいたじゃが芋を入れてお腹の大きい鯖になるように形を整えます(姿ずし
を作る要領で・・・)。形の整った鯖を湯気の上がった蒸かし器にいれてお腹の中
のじゃが芋に火が通るくらい蒸します。大きさによりますが、20分から30分が目安
でしょう。
蒸かしている内にたれを作りましょう。だしの利いた甘辛い味でいいと思います。
魚にかける汁なのであまり薄くない方がいいと思います。でき上がりに片栗粉の水
溶を入れてとろみを付けますが、片栗粉を入れてからす必ず煮立たせてください。
煮立たせないと片栗粉が戻って固まらなくなります。蒸し上がった鯖をラップの上
から筒状に切り、ラップをはずしてお皿に盛り、とろみをかけてでき上がりです。
どうです、りっぱなお惣菜のできあがりです。さんまでもできるのでは・・・。
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学21期東京教室日本酒科
第5回「お酒の表示」
1組 9月2日(火)
2組 4日(木)
午後6時30分開始
岩手教室
第4回「お酒のお化粧」
9月13日(土)
午後6時30分開始
9月20日からの連休も教室はありませんが館ヶ森に行きます。
第5回 日時変更!!!!
10月11日(土)
「お酒の表示」
ドイツワイン科第9期第2回
9月25日(木)
午後7時より
家政科おかみさん教室
年少組 9月11日(木)
年中組 17日(水)
年長組 18日(木)
6時開始ですが5時30分
ころから準備開始。
アル中学遠足 12月14日(日)
お酒の世界を短時間に理解する感じの蕎麦の世界の見学(宴会?)です。訪問
先は秩父の「こいけ」さんです。小淵沢の「翁」さんと人気を分け合う蕎麦屋さ
んで、当日は特別なそばの実を石臼でひいて目の前で打ってくださいます。
参加資格者はアル中学21期生とこれから入学する第22期生です。 お店は28人
で満席のため例年「3時の組」と「5時の組」の2グループに分れて参加します。
申込み受付けは9月1日より。21期生はアル中学9月に行われる最終回の教室
で申し込むこともできます。
〆切りは11月21日。電話での申込みも可。申込み順に受付けます。22日以後は卒
業生に空席が提供されます。ちなみにこの遠足の翌日月曜日は神田和泉屋での小
淵沢「翁」さんのそば会ですから2日連続のそば会となります。
アル高校第18期申し込み受付
9月1日より受付を開始
申し込みできるのはアル中学在校生で出席日数が4回以上となる方と卒業生です。
申込書を請求の上お申込みください。
申込み順に受付けます。
1組 2組
10月14日(火) 29日(水)
1月20日(火) 28日(水)
2月10日(火) 25日(水)
3月10日(火) 11日(水)
ドイツワイン科
第5回 岩手
夏期集中講座
8月16日(土)17日(日)
開講されました。昨年は梅雨明け直後の7月27日で蒸暑かったために、今年は8月
に戻しました。しかしお盆と重なったために行き帰りの足がたいへんでした。日程
は来年の検討課題です。
無事に全員が開始時間までに参集。実りある2日でした。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学第4期開講
8月19日で受講申し込みが締切られましたが、今期は63名の過去最大の大きなク
ラスとなりました。従いまして、臨時の受講は不可能な状態です。
8月20日難波先生にもご出席いただきアル高校同窓会役員回で第4期の授業内容
の検討が行われました。
受講生には今回この『神田和泉屋たより』に受講料15000円の郵便振替用紙
が同封されています。9月20日までに振込んでください。
同窓会費未納の方へ
事務処理の都合上、9月末日にて最終とさせていただきますので、お振込のなか
った方へは10月より『神田和泉屋たより』が届かなくなります。
なお、振込用紙をなくされた方は、ご面倒でも郵便局にて左記宛にお振込願いま
す。会費の納入はこの振り込みのみです。
口座番号
0010−7−657556
加入者名
神田和泉屋アル高校同窓会
年会費 3000円
さろん会
97年10月5日(日)
埼玉県川越の「鏡山」さんを訪問します。見学終了後、坂戸の坂戸グランドホテ
ルにて懇親会。
申込みは神田和泉屋にて9月10日までに電話で申込んでください。詳細は後日参加
者に郵送します。先着30名で〆切り。
午前10時 鏡山酒造前集合
参加費 6000円
(交通費各自負担)
予 告
「神田和泉屋学園」
創立10周年記念祝賀会
97年12月6日午後6時より
会場 出版クラブ(神楽坂)
消 息
研修生
三品 亜主佳 帰郷
2年間の研修を終えて郷里の岐阜県に戻り、自店に入るまで実家近くの酒
販店で勤務することになりました。
篠原 崇将 帰郷
1年間の研修を終えて郷里の兵庫県尼崎の両親の経営する酒販店の後継者
として帰りました。
研修中はみなさまにたいへんお世話になりありがとうございました。
新研修生
吉田 博人 21才
大阪の酒販専門学院の勉強を終えて一年間研修生として入社しました。実家は福
島県の福島空港近くの石川郡浅川町。よろしくお願いいたします。
神田和泉屋の日程 9月
1日聖 花宝購入実績発表
アル高校18期申込受付
アル中学遠足こいけ申込受付
2日アル中学21期1組最終
4日アル中学21期2組最終
8日同窓会さろん会受付
10日カタログ売り出し
11日家政科KG年少組
13日
連休
15日
13日アル中学岩手教室
17日家政科KG年中組
18日家政科KG年長組
19日アル中学入学式〆切り
20日
連休
23日
24日アル大学4期前期1回
25日ドイツワイン科9期2
27日アル中学第22期入学式
29日ぶどう酒の会
お酒の話 飲み頃温度
最近は吟醸酒ブームの影響でしょうか、どこの飲み屋さんでも日本酒を冷蔵して
サービスしています。たしかに吟醸酒は、常温に放置するとあのデリケートな感
じが失われてしまいますから、冷蔵庫に保存する必要があります。冷蔵庫は通常
摂氏4度前後に設定されています。これは雑菌が繁殖しにくい温度、そして中に
入れられる物体が一番小さい状態でいる温度です。たとえば水はこの温度から上
がっても下がっても体積が大きくなります。ですからこの温度にしておけば臭い
を出しにくい、臭いを吸いにくいということになります。まぁ吟醸酒の保存はこ
の温度でも問題ないのですが、問題は飲む時の温度です。出した吟醸酒の瓶をこ
まかく砕いた氷を入れた桶に入れたり、さらにグラスも冷凍庫や冷蔵庫に入れて
置いたりするのがサービスだと思っている店がたくさんあります。ごまかしのお
酒などですと、低温にして飲む人の舌の感覚を麻痺?させて飲ませる必要があり
ますが、まともな吟醸酒の場合はこれでは低すぎてお酒の豊かさやほんらいの美
味しさが楽しめません。飲む分だけを少し前に冷蔵庫から出して温度を上げてお
いたほうが良いでしょう。飲み屋さんなどで不幸にして冷やしすぎで出されてし
まった時は、片口を使うとかグラスに注いだまましばらく待つなどして温度を調
節しましょう。かなり短時間で温度は上がります。残ったお酒は飲み終わった後
にまた冷蔵庫に戻せば問題ありません。
最近はさらにエスカレートして、多くの飲み屋さんでその必要のない普通酒と
よばれる吟醸酒以外のお酒も冷蔵庫に入れられていることが多く、とくに純米酒
などはお酒がぺちゃんこに潰れているような感じになってしまっていることがあ
ります。これもグラスの中でしばらく待ってから飲んだほうが良いようです。飲
み屋さんの場合はカウンターなどはガス台の熱の影響があったりしますし、そん
な余分なスペースもありませんから、その都度冷蔵庫にお酒をしまうのもやむを
えないことかも知れません。
家庭でしたら縁の下のような冷暗所に置くのがベストです。とは言ってもマン
ションには縁の下はありませんが、例えば北向きの玄関の下駄箱とか、捜せば結
構熱に遠く直射日光や振動から離れたところがあるものです。飲み残しのお酒は
小さな瓶にでも詰め替えて冷蔵庫へ。
金沢・加賀・能登の酒
利き酒会
9月17日に浜松町の世界貿易センタービルで開催されました。
県内43社のうち25社が出展しました。
行ってみてまず一番に感じたことは、新しい酵母「協会14号」がかなり使われて
いるということでした。別名「金沢酵母」とも呼ばれていますが、鶴来の「菊姫酒
造」から採取された酵母菌です。すでにこの冬に他の県でもこの酵母菌が使われて
いましたが、さすが地元県だけに使った酒蔵が多かったようです。
面白いなと思ったのは、地元の大手酒造会社はこれを使っていない! やはり大
手の沽券(こけん)でしょうか? 飲み屋さんの段階でライバル関係?の有名手造
り蔵も使っていませんでした。風下に立ちたくないということでしょうか?
菊姫さんは「協会14号」とせずに「KK−9」「KK−7」と表示していました。
いろいろありますね〜〜〜〜〜。
たまたま杜氏さんらしきひとが立っていた能登の酒蔵さんのブースで立ち話をし
ました。
「14号がずいぶん使われているようですが、新しい酵母だといろいろと勝手が違う
んでは? たとえば麹の造りなどもいままでとは違ってくるんじゃないですか?」
「いや〜実は私はこの蔵に移ったばっかしで良く分りませんが、当然考えられるこ
とですね。いろいろやってみないと分りません」ちなみにこの酒蔵さんではほとん
ど14号でした。
どの酒蔵さんでも人気の14号をとりあえず使って時代に取り残されないようにし
よう、という程度の認識かな?と思えました。しかし意外だったのは、今はやりの
「バイオ酵母菌」が3社だけということ。それぞれの酒蔵さんで14号が一番良い状
態で使いこなされるにはまだまだ時間がかかる、あるいは生かし切れないで終る可
能性も多分にありますが、安易に「バイオ酵母菌」に走らない姿勢はなにか嬉しい
感じです。
出展に参加しなかった酒蔵さんもたくさんありましたが、その余裕がないせいか
もしれません。と言いますのは、この日にそんなことを感じさせることがありまし
た。
数日前に見知らぬ能登の酒蔵さんから入場券と手紙が届いていました。「漆器問
屋の○×さんからお会いするようにと言われお手紙いたします・・・・・」
当日会場で奥さんとともに一生懸命試飲説明している蔵元さんに会いました。そ
の夜は深夜の夜行寝台で帰られるということでしたので、神田までご足労いただき、
食事をともにしいろいろと話を伺いました。
その中で生産規模の話になった時に「何人で酒が造れると思います?」という質
問。「5人くらいでは・・・」「いやぁ2人でできますよ。現実に私はやっていま
す。杜氏はいませんので、私が10年間見てきたことを頼りに自分で造っています。
幸い今年は3人になりそうです」「いったいいくら造ってるんです」「75石です」
「・・・・・」
私の記憶では、10数年前に山梨の小淵沢の500石の酒蔵さんが「日本一ちいさい
酒蔵」をウリに担ぎ出され、まぁそれだけの理由ではないでしょうが、人気が出て
今は1200石。この話をしたところ「能登では百石蔵は普通です。500石など
私らにとっては大きな蔵です」今回出展を辞退した酒蔵さんはその人たちなのかな
〜
不思議な石「ラピリ」
先月に床にまいたこの石の効果を見るために早速にワイン庫に入り天井の湿気を
手で確かめました。なんとまったく湿気がなく乾燥していました。岩手教室の生徒
さんである一級建築士で博学な和泉さんも、かがんで石を触り、さらに石を掻き分
けてその下の細かく砕かれて撒かれている花崗岩の湿気を調べました。「湿ってま
すね、石もその下の地面も・・・・・」しかも湿度感知のセンサー付きの換気扇は
作動しています。庫内の空気はやわらかく、暖かい感じは先月と同じです。
20日に岩手に再度行きました。秋田県の飯村さんも湿度計と温度計をもって来て
くれ、早速2ケ所に設置。数時間後にチェックしたところ、なんと一台は湿度は限
りなく100%に近く、もう一台も96%となっていて、ほぼ飽和状態でした。それ
でいて天井や柱の結露はまったくなく乾燥状態、わずかに一番北西の角のワインの
表面が湿っているだけでした。この場所は空気の対流が悪いのか、乾燥時期の冬で
もいつも棚板が湿っていました。石を移動してみました。
ワインの新入荷
10月2日にオランダのロッテルダム港を出航、11月1日に東京港に到着との連絡
ファックスがドイツの運送会社ヒルブラントから入りました。通関の後、岩手県の
「神田和泉屋館ヶ森山荘ワイン庫」にそっくり運んでしまいますが、11月半ばには
一部が神田に並ぶことになると思います。
今回輸入のワイン
ラインガウのトロイチ家の最近のワインリストには、赤ワインがほとんどあり
ません。
現在神田和泉屋には94年ものが数十本ありますが、蔵にはまったくなく、95年は
収穫ゼロ、昨年96年は800本のみ、この年も天候が悪く、通常の年でもぶどうの
樹一本からワイン一本という信じられない剪定をしていますが、この年はさらにな
っているぶどうの房を切り落として、とても少ない収量にしました。そんなわけで
生産量は異常に少なくなっていますが、品質はトロイチ家はじまって以来の高品質
になったと聞いています。アルコール度数13%。今年97年も霰害のために、ぶどう
に傷が付き赤ワインが造れない状態です。96年の赤ワインの在庫をしばらく保持し
なければならない状況のため、今回の神田和泉屋への輸出はこの中から60本という
ことになりました。 またヴァイスブルグンダー シュペートレーゼ96のぶどうは
たいへんな熟し方で、あまりにも糖度が高いために発酵が途中で止り、トロイチ家
の歴史の中で初めてのハルプトロッケン(半辛口)となりました。自然に発酵が止
ってしまったのですから仕方ありません。
ガイゼンハイムの醸造の先生は、もう一度酵母菌を添加すれば大丈夫、と言って
くれたそうですが、もし失敗すると酵母臭といういやな臭いが出てしまうし、いっ
そゼクト(発泡酒)に加工してしまおうかと思い悩んでいましたが、神田和泉屋で
の2度の試飲の結果、全量を神田和泉屋が輸入販売することになりました。
トロッケナー(辛口メーカー)のプライドからハルプトロッケンを出す事に抵抗
があったのでしょうが、すばらしく熟したぶどうを自然な姿で出したいという思い
もあり、日本でのみの販売という結果となりました。
ざっとした試算ですが、赤ワインは3600円、ハルプトロッケンは3200円
くらいの価格になる予定です。
リースリングのゼクト(発泡酒)も再度造ってくれるように頼んでありましたが、
今回これも入荷します。価格は3300円程度が予定されています。
数年前から各蔵のリストからゼクトが消えたり、種類が減ったりして不思議に思
っていましたが、この蔵などで造られるゼクトはどうしても価格が高くなり、東ド
イツを併合した今の経済状況では買いにくいお酒になっているようです。確かに町
では巨大醸造所から送り出される1本1マルク(70円)のワインとともに安価なゼ
クトも氾濫しています。今回のゼクトは「毎年500本を買います」という約束の
元に受注生産の形で造られたものです。
モーゼルのクラオス・シュトゥルブ家のワインでは、赤ワイン品種の栽培が法律
で許可され、前回の輸入では「ロゼワイン」が出荷されました。今回のワインリス
トには赤ワインが載っていましたが、8月に発注ファックスを送ったところ、すで
に売り切れ! 残念なことをしました。次回来年5月にはしっかりいただくつもり
です。世界的な赤ワインブームはドイツでも同様で、たくさんの問い合せと注文が
殺到したそうです。
今年のラインガウ以外の地域での赤ワインの原料ぶどうの収穫にはなにも問題は
なさそうです。
バーデンのクレメンス・ラング家には神田和泉屋で不足気味の赤ワインを93年の
樽熟成のワインを中心に大量(といっても神田和泉屋の量ですからたいした数では
ありませんが)に発注しました。
96年のグラウアー ブルグンダーにアウスレーゼが誕生しました。以前にはモー
ゼルのクラオス・シュトゥルブ家とラインガウのトロイチ家にリースリングのアウ
スレーゼ辛口が誕生したことがありましたが、バーデンのクレメンス・ラング家で
は初めてのことです。アルコール度数は14.5%にもなっています。ドイツ南部の
バーデンとはいえたいへんな糖度がでたんですね。
しかし不思議なことに似たようなワインになるヴァイスブルグンダーは最高の格
付けがカビネットまでで、アウスレーゼとの間にあるシュペートレーゼも誕生して
いませんでした。似てるようでも収穫時期が違うんでしょうね。
ヴュテムベルクのリヒャルト・トレンダー家のワインリストからは前回たくさん
あった1L瓶がすっかりなくなっていました。
ドイツ最年長のケラーマイスターのあのトレンダー夫人らしく、あの年のワイン
はちょっと力が足りないからお買い得品としてどんどん飲んでいただこうという意
味の1L瓶だったと思いますが、その1L瓶が消えたということは、出荷いただい
た899293年もの(この蔵からは若いヴィンテージの出荷はいつもありません)はか
なり期待がもてそうです。
『神田和泉屋商品カタログ』
第9版
価格2000円(消費税込み)
214ページとなりました。郵送ご希望の方は、送料込みの2500円を郵便
局備え付けの郵便振替用紙でお振込ください。
11月中ごろに新着ワインが店頭に並びますが、輸入の都度、リストを挟みます。
挟み込み前にこのカタログを入手された方はご請求ください。また店頭に用意いた
しますのでお持ち帰りください。
ぶどう酒の会
チケット
販売中
10月27日(月)
午後7時より
今回はモーゼルのロゼ白ワンとゼクトを開栓します。
チケット販売中
5000円
予告
11月のぶどう酒の会
11月17日(月)
新着のワインを楽しみます
チケット10月15日販売
5000円
毎回定員20名で〆切り
全員着席にため飛び入り参加はできません。
営業のご案内
12月の土曜日は営業します
土曜日曜を定休日としておりますが、12月の土曜日は営業いたします。
午前10時開店
午後3時閉店
「おかみさんのおつまみワンポイント」
何でも美味しい季節がまた来ました。味覚の秋・すばらしいですね。店で見る
もの何でも、買いたくなってつい買いすぎて冷蔵庫がマンパイなんて良くあるん
ですが、皆さんはいかがでしょう。冷蔵庫の整理もかねて、ひじきを煮てみませ
んか。
ひじきの煮物
ひじきは乾燥したものを使うと栄養価に違いがあります。
戻した時5倍くらいに増えることを頭に入れておいてください。
他の材料は、冷蔵庫の中の物、何でも可能なはずです。
例えば、人参の切れ端、れんこん、いんげん、ちくわ、薩摩揚げ、かまぼこ、油
揚げ、厚揚げ、など・・・・・。
具になるものはひじきの量と同じか、それ以上です。
まず、ひじきを水で戻します。
時間は1時間くらいでしょうか。
材料はほとんど千切です。
戻したひじきをざるにあげて上から水をかけて細かい部分と砂を落としましょう。
細かい部分が落ち無くなったら水きりをしておきます。
フライパンか中華鍋に胡麻油をたっぷりめに入れて火をつけましょう。具の固い
ものから炒めていきます。全体に油が回ったところでひじきを入れます。
油が足りないようならばここでもう一度胡麻油を足しましょう。
砂糖、味醂を加えて、5分くらい煮て、だしと醤油を加減しながら加えます、醤
油は薄いかなと思うくらいにしておきます。
汁気がだいぶあるはずなので、煮詰めるためです。
近頃、砂糖は三温糖を使う人が増えてきていますが、確かにざらめや三温糖で煮
物をすると、こくが出ます。
汁気が無くなればでき上がりですが、煮詰めすぎで味が濃くなってしまうことが
あるので気をつけましょう。
ひじきご飯
米2カップにひじきの煮物を1カップの割合で仕掛けます。
米の水加減は普通です。米を研いで30分したら、板前白だしと塩でうすく味加減を
してください。煮てあるひじきを加えてひと混ぜして火をつけてください。
ひじきの白和え
豆腐半丁を水切りしましょう。水きりの方法はいろいろありますが、まないたの
上でなにか重しになるようなものを載せてはさんで搾る方法が一番楽です。
胡麻を1/2カップ良く煎ります。ぷちぷちとはじけてきても、もうすこし我慢
をしてさらに煎りますが、煙が出てきたら火の強すぎです。良く煎れたごまを擂り
鉢でよくあたります。
そこへ、良く水の切れた豆腐を入れ、滑らかになるまであたります。砂糖(上白
糖)、味醂、板前白だしで味を整えますが、煮てあるひじきの味に注意して薄めに
味付けしておきます。
もったりした衣にできあがれば成功です。衣の倍くらい煮物のひじきを加えて混
ぜてできあがりです。味をみて薄ければここで調整してください。
ちょっと手を加えるとぜんぜん違う表情で食卓を賑わしてくれますので、たくさ
んできてしまっても安心です。
宣 伝
おかみさんの料理
11月21日発売の別冊「SAITA」に掲載されます。
うどの皮のキンピラなどアル中学などでおなじみの18品目ほどですが、10月28日
に写真撮りが行われました。
9月23日岩手から戻った翌日24日はアル大学、25日ドイツワイン科、27日アル中
学入学式と連日35〜70名分の違った中身の料理を作る給食のおばさんが続き、ちょ
っと疲れ気味でしたが、娘の応援を得て28日早朝より準備開始。
写真撮りよりも料理のスピードのほうが早いというカメラマンさんにはちょっと
勝手の違った撮影風景となりました。専門のスタイリストさんと高名(らしい)カ
メラマンの料理と小道具の配置などに見学者 感心!
すべてが順調に進み写真撮りや取材が終了したのが、予定通りの7時30分。おか
みさんが調理場に入ってちょうど12時間後でした。
一般書店の他にキヨスク、セブンイレブン、イトウヨーカ堂の店頭にもならぶそ
うです。
学事報告
今月の開講日
アル中学22期東京教室日本酒科
第1回「お酒の誕生」
1組 10月7日(火)
2組 15日(水)
3組 23日(木)
午後6時30分開始
岩手教室
第5回「酒母の話」
10月11日(土)
午後6時30分開始
今回の食事は大阪心斎橋の「四季のおでん」の三島さんが参加、大阪のおでんを
披露したします。
ドイツワイン科第9期第3回
10月22日(水)
午後7時より
家政科おかみさん教室
年少組 10月2日(木)
年中組 8日(水)
年長組 16日(木)
アル中学遠足 12月14日(日)
お酒の世界を短時間に理解する感じの蕎麦の世界の見学(宴会?)です。訪問
先は秩父の「こいけ」さんです。小淵沢の「翁」さんと人気を分け合う蕎麦屋さ
んで、当日は特別なそばの実を石臼でひいて目の前で打っていただけます。
参加資格者はアル中学21期生と今回入学した第22期生です。
お店は28人で満席のため例年「3時の組」と「5時の組」の2グループに分れ
て参加します。
〆切りは11月21日。電話での申込みも可。申込み順に受付けます。満席になり次
第〆切り。11月22日以後は卒業生に空席が提供されます。
ちなみにこの遠足の翌日月曜日は神田和泉屋での小淵沢「翁」さんのそば会で
すから、両方参加の方は2日連続のそば会となります。
会場 手打ちそば「こいけ」
埼玉県秩父市野坂町2−14電話0494−22−1610
会費 6000円(当日持参)
西武秩父駅下車徒歩5分
野坂小学校正門先 国道沿い
当日の欠席は有料。
西武鉄道の特急(レッドアロー号)往復2660円
3時の組
行き 19号 池袋13時30分→ 西武秩父14時50分
帰り 34号 西武秩父17時21 分→池袋18時46分
5時の組
行き 23号 池袋15時30分→ 西武秩父16時52分
帰り 42号 西武秩父19時54 分→池袋21時12分
特急は全席指定です。
前売で入手して下さい。
1ヶ月前から乗車券が池袋駅と大手町ビル内西武観光などで発売されています。
入手できなかった時は少し早い時間の急行で「飯能」まで、そのあと秩父行き
ドン行で、プラス30分で行くことができます。少し早めに出て「鉱泉」や「霊場
めぐり」とか秩父神社や隣りのまつり会館で「秩父夜祭」の山車や映画を楽しん
ではいかがでしょう。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学第4期開講
10月の講義日は30日(木)
午後6時30分開始
教室 総評会館
お願い
アル大学第4期第一回が先月開講されましたが、無断欠席がかなりありました。
事務局の書類準備や懇親会の料理の手配に不都合が生じました。欠席される時
はかならず
神田和泉屋まで電話なりファッックスでご連絡ください。
なお、まだ受講料の振込を済ませていない方も若干あります。至急に手続きをお
済ませください。
予 告
「神田和泉屋学園」
創立10周年記念祝賀会
97年12月6日午後6時より
会場 出版クラブ(神楽坂)
詳細は決まりましたらご案内いたします。
さろん会
97年10月5日(日)
埼玉県川越の「鏡山」さんを訪問します。まだ本格的な酒造りは始まっていま
せんが、蔵内の見学と社長さんの話を伺います。見学後に近くの坂戸グランドホ
テルで食事をします。
神田和泉屋の日程 10月
2日家政科KG年少組
5日同窓会さろん会
7日アル中学22期1組1回
8日家政科KG年中組
11日アル中学岩手教室
13日町内会婦人部勉強会
14日聖 引渡し開始
アル高校18期1組
15日アル中学22期2組1回
11月のぶどう酒の会
チケット売り出し
16日家政科KG年長組
22日ドイツワイン科3回
23日アル中学22期3組1回
26日町内会婦人部料理教室
27日第4回ぶどう酒の会
29日アル高校18期2組
30日アル大学第4期2回
31日聖 引渡し、発送終了
お酒の話
日本のウイスキーには級別があって2級や1級の酒税は安く押さえられ、わがスコッチはすべて特級の高い税金が課せられている、けしからん!これはガット違反だ!とEUに噛みつかれて92年には日本のお酒の世界からも級別がすべてなくなったことは記憶に新しいところです。
以前から同じお酒が級別審査の結果、高い酒税がかけられることには業界内部にも疑問の声は上がっていましたが、特級1級のない清酒蔵は文字通り「2級蔵」という消費者のイメージもあってなかなかなくなりませんでした。それが外国からの圧力であっと言う間になくなりました。えらく安くなった洋酒などもあり、とても結構なことでした。もっとも国の酒税の収入額はまったく変りません。高い級がなくなった分、すべてに均等に酒税がかかっているわけです。まぁそれはそれとして変った理由が「外国の圧力」という点が気になります。
今年9月にまたまたガット違反の声があがりました。焼酎の税金が異常に低い!なぜウイスキーとの差をつけるのだ〜!「え〜」と驚いたのは焼酎メーカーさんです。大蔵省も焼酎は大衆のためのお酒でウイスキーとは違うのです、と反論しましたが、WTOに提訴され150日後には解答を出さなければならないという事態に追込まれました。
日本では米で造ったお酒と違って芋などの雑穀で造ったお酒だからという歴史的な背景、考え方がありますが、欧米では蒸留酒と醸造酒そして混成酒のリキュールという分類しかありません。そしてアルコール度数の高い蒸留酒は高級酒というイメージがあります。まったく捕らえ方が違っています。
期限の来年2月までにあちらの納得する解答が出されなかった時には、自動車などの日本の輸出品に国内法で懲罰的な高い関税をかけるなどの制裁が用意されているようです。
日本側の対応としてはどうやらウイスキー酒税の減税と焼酎の増税を行い公平を計るということになりそうですが、はたしてこれでこの一件は落着するのでしょうか?
以下は神田和泉屋の勝手なひとり心配です。
欧米の基準からすると、アルコールを添加したお酒、実にほとんどの日本酒は吟醸酒も含めてこのスタイルのお酒ですが、醸造酒とは認められないこととなるのではないでしょうか?
そういえばベルギーで行われる民間のお酒のコンテストでは、日本酒はリキュール部門で審査されています。あちらの基準ではアルコールを添加したお酒はワインと同じ醸造酒とは扱われないのかもしれません(純米こそほんとうの酒だ!と言っている純米論者は喜びそうですね=実際にはちゃんとした純米酒が造れる蔵は10%あるかなしか、残念ながらほとんどが???という純米酒です)。日本の固有の文化である日本酒が2つに分断されるかもしれません。
また日本酒よりも高い酒税のかかっている同じ醸造酒のビールの税金も問題になるかもしれません。日本には各国からビールが輸入されていますからね。「いや〜ぁ焼酎メーカーさんは大変ですな」と同情しながらも高見の見物だった清酒メーカーさんもこの問題は他人事ではなくなるかもしれません。すべてが国際化の時代ですから・・・
とは言っても、日本には日本独自のお酒の文化があるのであって、外国の基準(自国の利益のための一方的な言い掛かり)に合せなければならないという理由はないと思います。外国との交渉で変な妥協をせずに焼酎の世界を守ることが「日本の文化のお酒」を守るための突破されてはならない最前線の砦と考えるのは考えすぎでしょうか?
情報の泉
心の拠りどころ
100号おめでとうございます。
校長先生の大長期連載「お酒の話」、商品情報、神田和泉屋学園やアル高校同窓会のさまざまな行事、そして名物コラム「おかみさんのおつまみワンポイント」などなど、よくもこれだけ豊富な内容を盛り込んで、八年余りの間、毎月毎月、休むことなく書き続け、出し続けてこられたものだと、ただただ感服するばかりです。
しかし実は、まだたった八年しか経っていなかったかと、逆に驚きました。私たちにとっては、もうずっとずっと昔から、お酒にものごころ付いたときに、『たより』の世界にどっぷりと浸かっていたように感じられるのです。
『たより』を読んでいると、校長先生とおかみさん、すなわち横田さんご夫妻がどんなにお酒をいとおしみ、造り手も飲み手も含めてお酒を愛する人たちとの交流をどんなに大切にしておられるかが、私たちに伝わってきます。
不特定多数に向けて書かれる新聞や雑誌と違って、『たより』がこんなに私たちに身近でおもしろく感じられるのは、おそらく書き手である横田さんご夫妻には読者一人一人の顔がはっきりと見えていることが最大の理由なのでしょう。
お酒に関するさまざまな情報の泉であり、またお酒を愛する私たちの心の拠りどころでもある『たより』が、一五〇号、二〇〇号、三〇〇号へとますます発展していくことを願わずにはいられません。そしてなによりも神田和泉屋のお酒をたっぷりと飲めるように、私たちも体調に留意したいものです。
アル高校同窓会
会長 中浦 仁
(アル高校6期)
副会長 亀井哲治朗
(アル高校3期)
百号記念に寄せて
こんにちは、ドイツワイン科の小柳です。今号が皆様方のところへ届く頃は、私はドイツにおります。例年のことですが秋の葡萄収穫の頃は、ここ20年来、ずーと私はドイツへ通っています。
20年前の1976年の秋は素晴らしい年でした。今世紀のグレート・ヴィンテージイヤーと言える年でした。素晴らしい好天に恵まれ10月の中旬を過ぎても、半袖シャツで収穫体験をした記憶があるほどです。私的なことで恐縮ですが、この年は長男が誕生した年で、現在20才の自分の息子を見ると「月日の過ぎるのは早いものだ!」と同時に、今思えば、8月末に産れた長男が30日もたたないうちに、ドイツの葡萄畑でウロウロすることを許してくれた、どこぞの奥様に頭が下がるのです?感謝!(グレートな男がいる陰には偉大な妻が存在する!神田和泉屋のおかみさんを見ろ!・・・とかなんとか理由をつけて私はただ好奇心のおもむくままにウロウロしていただけなのです。笑)
先日、その時に収穫したワインのコルクを抜きました。20年過ぎてもエーデルトーンと呼ばれる貴腐の香りがいまだに十分に残っておりました。改めてグレートヴィンテージ1976年の偉大さに感じ入ったものです。
この20年間ドイツワインは色々な意味で変化しました。我が国における95年度のドイツワインの輸入通関量は165万ケースありましたが、これは歴史始まって以来の数量でした。もっとも輸入ワインでは現在フランスワインが380万ケースという圧倒的優位を誇っておりますが、それでも過去10年間日本市場ではフランスと共に一位二位の座は他国に譲っておりません。それだけドイツワインは日本の消費者の方に支持されているということでしょう。しかし、ご存知のように日本に輸入されている99.9%は残糖分のある甘口ワインです。「甘口ワインだから日本で支持された」という事は現実を見れば明らかなのですが、過去10年ほど前から現地ドイツでは急激に辛口化が進んでいます。現在では現地生産の約55%を辛口ワインが占めているほどです。残りの45%(甘口ワイン)の半分以上がドイツからの輸出ワインといいますから、「甘口のドイツワインは外国人用」「辛口のドイツワインは国内消費用」の構図となってきています。今後日本のドイツマーケットがどのように変化するか正しくは予測でしませんが、いずれにせよ「ただ甘いだけのジュースのようなワイン」がそう長続きするとも思えません。このようなドイツでの変化をいち早く見つめ現地に通い、素晴らしい醸造家との出会いもあり「神田和泉屋さんのトロッケンワイン」始まりました。その意味で「館ヶ森のワインセラー」「ワインベルク」そして勿論「神田和泉屋のワイン売場」は今や日本では貴重な存在です。大袈裟にいわずとも「日本の本格ドイツ・トロッケンワイン発祥店」と言えるのではないかと私は思います。「ドイツワインは甘口ワイン」というイメージが日本にはありますが、辛口ドイツワインの専門店が日本に一軒くらいあっても面白い(面白いだけでは商売にできないか?)のではないかと思うのは私だけではありませんよネ。なんとか商売になればいいな〜・・・・・いや出来る!皆さん!トロッケンワインを飲もうではありませんか。「Zum Wohl!(乾杯!)」
学園ドイツワイン科講師
ドイツワインアカデミー講師
小柳 才治
人間賛歌 酒賛歌
芥川賞作家の大岡玲さんに食味形容語辞典と言う作品がある。
辞典の形を借りてとは言うが味覚に関する形容語を採り上げて軽妙、洒脱に蘊蓄を傾けた楽しい読み物だ。
いったい人間以外のほかの動物で口にする、いわば餌に、これほどまでに拘った形容語を多く持つものを私は知らない。
キレ、コシ、深い、豊潤、滋味、野趣、端麗、乙、さっぱり、はんなり、玄妙、魅惑、まったり、からやがて宇宙、結婚、鮮烈、ハーモニーまで止まるところを知らない筆勢だ。一読。この楽しさはどこから来るのだろう。
はた!と気が付いた。
これは人間賛歌なのである。
いまからざっと40年ほど前、戦後の荒廃がまだ吹き荒れている日本に、フランスのパントマイム役者マルセル マルソー氏が来日した。
彼はステージで毎回十八番の”蝶々捕り”と言う宴目を演じた。ご記憶の方もいらっしゃると思う。少年が野原でなん羽もなん羽も蝶々をとらえ、最後にそれを天に放つのである。
楽日、打ち上げのパーティでプロデューサーの小谷正一さんが挨拶に立った。
マルソーさん、あなたは今回、日本で何千羽いや何万羽の蝶々をその手で捕らまえられた。そして優しくそれを空に解き放たれた。あなたは”蝶々捕り”を演じられたが、実はあなたが捕まえ、そして解き放ったものは、日本人の心です。メルシー!
感動するものがある、讃える人がいる、これがあればこそ生きていて楽しいのだ。
お酒をいただく毎に、そんなふうに思う。お酒を讃えることは人間を讃えることなのである。
アル高校同窓会顧問
大熊 秀夫
(アル高校1期)
1986年産のワインの不思議
一般に1986年は、フランスのボルドーワインにとっては稀にみる非常に良い年、ブルゴーニュワインにとってはそこそこの年と言われ、日本ではこの年のボルドーワインには非常に高額な値段が付けられて販売されています。しかし英国に滞在中、1986年産のワインをワインショップやデパートのワイン売場で見ることは日本ほど頻繁ではありませんでしたし、自国の客を対象にしたレストラン、ワインバーでも同様でした。ただ観光客等に人気のあるミシュランの星が付いている有名なレストランは例外でしたが・・・・・。1986年産ワインが少ない理由は、単純にヴィンテージイヤーで値段が高いだけでなく、この1986年は欧州の人にとっては忘れることの出来ない事件−チェルノブイリ原子力発電所の火事があり、放射能が欧州全域、勿論、ワイン畑にも降ったことと関係があるようです。当時、日本でもイタリア産のパスタ等に放射能反応が出たと大騒ぎになったことを覚えている方もいるかと思います。ワイン生産者やワイン商の中には、放射能はぶどう果汁よりも比重が重いのでタンクの底に沈み、搾り滓までビン詰めしないワインには危険はない、まして1986年産を毎日飲むわけではないので体への影響はない・・・・・と言うようなことを言う人も居ました。しかしこのような理由を簡単に信じることが出来るでしょうか。ヨーロッパの人たちにとって、1986年産ワインは敢えてリスクを冒してまで体に入れるよりは、ヴィンテージイヤーだからといって高額で買ってくれる国−日本などに輸出し外貨を稼いでくれる孝行息子と考えているのではないでしょうか。このように自国民の利害・健康は守るが他国民のことには関知しない国々、薬害エイズに見られるように自国民の健康すらも守れない国の中にあって、神田和泉屋学園の生徒・卒業生は世評などに誤魔化されることなく、本物の酒をしっかりと自分自身で見極め、たくさんの人に教え広めていくことが必要なのだと思います。
アル高校同窓会副会長
岩佐 高明
(アル高校1期)
くらや物語 (寄稿優秀作品)
八月も終わりに近づくと、そろそろ秋刀魚の匂いが恋しくなるものです。日中の暑さの名残がふっと風にはらわれて、一段と高くなった夕空にむけて、糸のような幻の煙がすーっとのびていく・・・・・。夏と秋、昼と夜、暑気と涼気のはざまに、そんな瞬間がきらめくや、ぼくは陽の落ちる前をみはからって、一散に青山の、青い空の下に間口をひらく、《区内町》御用達の店、『くらや』さんの空気を吸いにいくのです。
まだ夏とはいえ、はなっから繁枡の吟醸を、浅葱色の陶器になみなみと注いでもらいます。この香りと舌触りが、あの夕空の透きとおった気圏の光を感じさせ、あたかも自分が糸煙になって、するすると浮き上がっていくような気になるからです。そして、いつもの自家製がんもを口にします。からっと揚げられた表面の皮に、まるい大地の焚き火を見、その煙がいつしか繁枡の光とひとつになるのです。秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる。こんな句が思い出されます。
古来、日本の人々はこのような微妙な音の変化で秋の気配を察知したものですが、ぼくの場合は、『くらや』さんの、燻りたつ空気と光の味覚で、秋の予感を楽しみます。コロッケやメンチを揚げる煙は目にこそ見えませんが、煮えたつ油のじりじりいう音や、甘くこげた匂いがそれを彷彿とさせ、そのむこうに、いつかどこかで見た台所の、茜色に染まった夕餉の秋刀魚なんぞが、ちらちらとかいま見えたりするのです。
ご主人とは二言三言、言葉をかわします。「もう日本酒の季節ですね」「??? うーん、まだちょっと早いでしょ」「え? ・・・・・あっ、(まだ夏、だったか)」 はたと我にかえり、繁枡をすすり直します。夕空の透きとおった空気は、充満する大地の煙とひとつに溶けあい、やがて純白で暖かな湯気となって、じわじわとぼくの顔をつつみます。そう、日本酒の秋は、いや、日本酒の冬は、もう、すぐそこまで来ているのです。
三輪 崇之(アル高校10期 )
樽酒の量り売り
従来からの四季桜と菊姫に
豊の秋と上喜元が追加
特別本醸造酒
特別純米酒
一升詰 3200円
4合詰 1300円
年末年始営業のご案内
12月の土曜日は営業します
(午後3時閉店)
年内営業終了
12月28日(土)
午後3時閉店
宅配便
27日が最終集荷
21日以降は破損した時
は年内にとどかないこ
ともあります
新年営業開始
1月6日より開始
(この週は午後5時閉店)
菊姫 黒吟 一升詰
30000円
この酒蔵の最上級大吟醸酒「吟」の荒走り(袋取り)の3年古酒です。少量限定発売。
小淵沢 翁
神田和泉屋そば会
12月16日(月)
午後3時〜5時の組
午後6時〜8時の組
チケット販売中 一万円
皆様の温かいご協力で百号です。ひと口に百号とは言うものの8年4ケ月。よく書き続けたものです。
今回は百号を記念してお赤飯を使って少し変ったものを作ってみます。ワインベルクの一周年をキンガル科で祝っていただいた時に作ったもののおさらいです。
材料 鳥もも(大きめのもの)赤飯(市販品100Gくらい)ザーサイ(味付けの市販品)醤油、ねぎ、生姜、八角、ガーゼ、凧糸。
水3醤油2の割合です。その中に小口に切りつぶした生姜、ねぎのブツ切り、八角(好みで1、2ケ)を入れて付け汁を作りおきます。
もも肉は脂身をとり除き、マナイタの上に広げて、厚い肉をそぎ開き、皮の部分にも肉を補正しておきます。
ザーサイは荒みじん切りにしておきます。
赤飯は固いものは蒸かし直すか、ラップをしてレンジにかけるとほぐしやすくなります。ほぐれた赤飯にザーサイを混ぜます。ガーゼを広げ、鳥ももをおき、赤飯をしっかりと肉で巻きます。巻き終わったら、これもまたしっかりとガーゼに包み、凧糸で縛っておきます。
漬け汁は少し深めの鍋に入れておき、途中上下をかえして1時間くらい漬けておきます。
漬け汁ごと火にかけ、上下をかえしながら煮ます。肉が固まって形が整えば煮上がりです。
糸をほどき、ガーゼを取ります。耐熱用の皿に移しオーブンで皮目を上にして焼きます。汁気が出てきますので、何回か皮に汁をかけて焼きましょう。
いいツヤが出てきたら焼上がりです。小人数の家が多いのでもも肉を使いましたが、鳥一羽分の中骨を抜き、ももと手羽先の骨を残し、腹の部分を補正して形よく赤飯を詰め、行儀よくガーゼで包み、鳥一羽を調理するととてもりっぱな一品となり、パーティに花を添えること間違いなし。
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
1組 11月12日(火)
2組 20日(水)
3組 21日(木)
アル中学岩手教室日本酒科
11月16日(土)
アル高校東京教室日本酒科
1組 11月7日(木)
2組 14日(木)
3組 19日(火)
家政科KG教室
11月9日(土)
年少組 午前10時〜
年中組 午後3時〜
12月は通常の教室はありませんが、希望者だけで29日30日の2日をかけて「おせち」を作ります。参加希望者はお申し出ください。
ドイツワイン科 小柳教室
第6期第4回11月28日(木) 午後6時15分より受付
午後6時30分開始
7時15分食事開始
この講義から小柳才治先生の授業となります。開始時間が変更となっていますのでご注意ください。
アル中学遠足
恒例となりました遠足を12月8日(日)に行います。お酒の世界を短時間に理解する感じの蕎麦の世界の見学(宴会?)です。訪問先は秩父の「こいけ」さんです。小淵沢の「翁」さんと人気を分け合う蕎麦屋さんで、当日は特別なそばの実を石臼でひいて目の前で打ってくれます。
参加資格はアル中学1920期生です。お店は28人で満席のため例年「3時の組」と「5時の組」の2グループに分れて参加します。
申込み受付けは11月1日より。
〆切りは11月22日。電話での申込みも可。申込み順に受付けます。それぞれ28名までで。25日以後は卒業生に空席が提供されます。
第2回 ・き酒コンテスト
日時 5月の?日
会場 総評会館
上位入賞者に賞品を用意
主催 「神田和泉屋学園」
後援 アル高校同窓会
アル高校同窓会 だより
自 画 自 賛
今年の冬に酒造りに参加した方たちが係わった桶のお酒を出荷いただくこととなりました。
10月30日に選考会が開かれ
第23号大吟醸酒 4合詰
3200円
第22号純米吟醸 4合詰
2700円
第89号本醸造原酒1升詰
2800円
がこの時期の自画自賛に選ばれました。
第1回〆切り11月8日。
お渡し11月14日〜19日。
第2回〆切り11月29日。
お渡し12月4日〜7日。
神田和泉屋のキャパの問題もありますので、かならず期間内にお引き取りください。
同窓会員には申込書がこの『神田和泉屋たより』と同送されます。ファクスまたは店頭でお渡しください。
実際に酒造りに参加できなかった会員も申込ができます。
瓶の裏貼りラベルに杜氏さんの名前と併記して申込み者の名前を「蔵人」として記載します。
アル大学 第3期
第3回 11月25日(月)
午後6時〜
アル高校同期会 予告
第9期 お祝の会
11月11日(月)赤坂 アリラン
同期生のサラリーマンから大学教授への転身を祝う会です。
第1期
11月16日17日伊豆に出かけます。
第10期
11月21日(木)四ツ谷「来会楽」
第2期 そばの会
11月30日(土)箱根湯本の「箱根暁庵」に出かけます。
報 告
四季桜蔵訪問と鮎の会
10月5日(土)
栃木県宇都宮郊外の四季桜を訪問、鬼怒川で鮎の簗漁を楽しみました。その
詳細は次号に掲載します。
神田和泉屋の日程 11月
アル中学こいけそば受付
翁そば会チケット販売開始
7日 アル高校第16期1組
9日 家政科KG教室
11日 アル高校第9期の会
12日 アル中学第20期1組
14日 アル高校第16期2組
16日 アル高校岩手教室
アル高校第1期の会
19日 アル高校第16期3組
20日 アル中学第20期2組
21日 アル中学第20期3組
アル高校第10期の会
22日 アル中学こいけ締切
25日 アル大学3期第3回
28日 ドイツワイン科第8期
30日 アル高校第2期の会
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
ご同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿、間違いのご指摘もお願い申し上げます。
神田和泉屋たより 第百号
96年11月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1996(C)神田和泉屋
お酒の話 バイオのお酒
最近は純米吟醸酒のブームにのって香りの高い純米酒がたくさん出回っています。
今でも一部の酒蔵では「ヤコマン」と呼ばれる発酵途中に発酵桶から立ち上る香り成分を液化したものを添加する技法がさかんに行われていますが、最新のお酒造りはちょっと違っています。特殊な酵母菌の出現です。
といっても天然自然界に突如として香り高いお酒を造る酵母菌が現れたわけではありません。高度に発達したバイオ技術により研究室の試験管の中で作り出されたものです。
酵母菌そのものは天然自然のものですが、その遺伝子を組み替えて性質を変えたものです。
お酒はお米の精白をよくすればよくするほどフルーティな香りが出る傾向があります。その最たるものが大吟醸酒です。お米の粒を半分以下になるまで精米し、さらに低温で通常のお酒の2倍以上も時間をかけて低温でゆっくりと発酵させます。酵母菌にとっては苛酷な生活です。低温の中でろくな食事もあたえられずに、倍以上も長い期間生活をしなければなりません。その時に苦し紛れに?酵母菌が出す香りが吟醸香と言われています。酵母の種類によって香りが違っていますが、少し慣れると9号だ10号だと嗅ぎ分けられます。その香りはとても透明感がありさわやかで豊かなものです。
大吟醸酒は香りを出すと味がのってこない、あるいは反対のことが起こり、見事なバランスと豊かさとさわやかさをもった品格ある大吟醸酒を造ることはとても難しいことです。
昔はコンテスト(全国新酒鑑評会)に出すために造られたこのお酒も世に知られるようになり「吟醸酒ブーム」と言われるほどもてはやされるようになりました。しかし、残念ながらこのお酒は大量に造ることが難しく、売れるからといって即応えられるものでもありません。造る高度な技術が随所に要求され高品質のものを造るためにはどうしても、温度管理がしやすい小さな仕込桶で造らざるを得ずとても量産などできません。
しかし香りの高い吟醸酒は日本酒嫌いの方たちにも注目され要望は高まるばかりです。香りつけの「ヤコマン酒」はウデのない杜氏を救う技法でありましたが、時代の波に乗って市販吟醸酒にも盛んに使われるようになり、デパートに並ぶ吟醸酒の80%以上?がこの手のものでした。「そのお酒の仕込桶から立ち上る香気成分を入れるのであって、他から香料を入れているわけではない、インチキなどではない」などと言う蔵もありますが、そんなことを言うのもやはり罪悪感がともなっているせいでしょう。
でも科学の進歩は恐ろしいもので、なにもそんな装置を購入しなくても、香り高い吟醸酒が造れるようになりました。「バイオ酵母」の使用です。これならば罪悪感からも逃れられます・・・・・
現在、盛んに使われている酵母菌は、ヨーロッパなどと同様に「純粋培養の酵母菌」です。その性質がすぐれているものを公的な機関などで培養して頒布されています。酵母菌の中にもいろいろなのがいて「パンを作るのは得意だが酒はどうも・・・・・」とか「純米酒を造るのはともかく吟醸酒は苦手で・・・・・」などと人間と同じで得手不得手があるようで、中にはなにもかもだめにしてしまう奴までいます。こんな悪役の酵母菌は「蔵付き酵母」とか「家付き酵母」などと言われていますが、純粋培養の時代になってからは「野性酵母」だなどと烙印を押されて退治(殺菌)されたりしています。純粋培養の酵母菌だってもとはどこかの蔵の「家付き酵母」だったのですがね。まぁそれでも退治されたとは言っても、添加された純粋培養の酵母菌に混じってこの酵母菌もお手伝いしています。これもお酒の個性、良くも悪くも「蔵グセ」を作る働きをしています。
今現在、一番吟醸酒造りに人気のある「熊本9号酵母」は熊本県の「香露」の蔵で採取されたものですが、酸の出方も少なく、特に際立った上品で豊かな香りを出すことで「優秀な吟醸酵母」と評価されて、全国の酒蔵さんで使われています。もうどこにも「家付き酵母」で酒を造っている酒蔵さんはありません。
バイオ酵母はそんな中で誕生しました。新しい酵母菌を受け入れるのになんの抵抗もない、むしろ優秀な酵母菌は常に新しいものが捜されているわけですから、飛びつくように使われはじめました。
自分が作ったアルコールに反応して吟醸酒の香りの中心的な成分「カプロン酸エチルエステル」とかいうものを作り出します。しかし「種なしぶどう」みたいなもので子供ができません。毎年、作らなければならないので、うまくできなかった時はなしです。全国新酒鑑評会で軒並金賞受賞の好成績をあげた県も翌年はみるも無残な結果などということもありました。「飲む」のではなく「利(き)く」鑑評会ではこの香り部分が受賞の大きな要因となっていますから、今年の全国新酒鑑評会などではこれを使わなかった「ウデに覚えのある酒蔵」は受賞蔵リストから姿を消すなどという異常な事態もおこりました。
このコンテストで受賞を狙うためだけではなく、市販されるお酒の世界も、その香りゆえに日本酒嫌いの方々を日本酒の世界にいざなう、要は「売れる日本酒」作りにこれほどありがたいものはありません。
その香りはもちろん吟醸酒に必要不可欠なものですが、それだけでお酒の香りといえるでしょうか、それ以外の「裏打ち」の部分、これが大切だと思います。いろいろな成分がまとまってひとつのもの、雰囲気とでも言いましょうか、全体の姿を作り上げているのではないかと思われます。普通のお酒にある乳酸から来ると思われる「お酒の香り」ヨーグルトを思わせるあの香り、吟醸酒にもあるのです。ただ人間は犬ほど嗅覚が優秀ではないために、その裏にあるもの分らないだけなのです。「悪貨は良貨を駆逐する」?ではありませんが、バイオ酵母がハバを利かせた分、私たちはなにか「ほんもの」を失って行くような気がしてなりません。
年末年始営業のご案内
12月の土曜日は営業します
(午後3時閉店)
年内営業終了
12月28日(土)
午後3時閉店
宅配便
27日が最終集荷
21日以降は破損した時
は年内にとどかないこ
ともあります
新年営業開始
1月6日より開始
(午後5時閉店)
限定入荷
菊の城 大吟醸古酒
8年前に前杜氏の末永清太郎さんが造った大吟醸酒を蔵で冷蔵貯蔵したものです。極少量ですが12月中頃に入荷予定です。4合詰 10000円
翁 そば会
12月16日午後3時〜8時
神田和泉屋
3Fにて
ワインの輸入 今回の発注
トロイチ家 (ラインガウ)
94シルバーナ ライト
94ヴァイスブルグンダ
93ショイレーベ カビネット
93リースリング+シルバーナ
93カペッレンベルク リースリ ング カビネット
93プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ
93ボーデンタール リースリン グ シュペートレーゼ
94プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ
94シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト カビネット
94シュペートブルグンダ
シュトウルブ家(モーゼル)
96ロートリングロゼワイン
88年からワイン法が変りモーゼルで赤ワイン品種の栽培ができるようになりました。このワインは赤ワイン品種と白ワイン品種のジュースの混醸。
96ミュラートゥルガウQbA
95リースリング QbA
94リースリング Spaet
ラング家 (バーデン)
95ミュラートゥルガウQbA
94シュペートブルグンダ
ヴァイスヘルプスト
94ミュラートゥルガウKab
95グラウアーブルグンダKab
95シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト カビネット
93シュペートブルグンダQbA
95シュペートブルグンダKab
トレンダー家
(ヴュルテムベルク)
92トロリンガー+レンベルガー
93レンベルガー カビネット
93レンベルガー Spaet
92シュヴァルツリースリング
シュペートブルグンダ+シュヴァルツリースリング ロゼ
このワインは赤ワイン品種と白ワイン品種のジュースを混醸したものでヴァイスヘルプストは違う造り方のワインです。
89ケルナーQbA白ワイン
日本到着は2月初めの予定です。
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
12月は冬休みです
アル中学岩手教室日本酒科
12月は冬休みです
アル高校東京教室日本酒科
12月は冬休みです
家政科KG教室
12月29日
30日
ドイツワイン科 小柳教室
第6期第5回12月19日(木) 午後6時15分より受付
午後6時30分開始
7時15分食事開始
修学旅行
アル中学
中学1920期生高校1516期生の在校生卒業生を対象に行われます。
日時 2月16日(日)日帰りバス旅行で千葉県大原の「木戸泉」さん、御宿の「岩の井」さんを訪問し、お酒造りの見学をします。アル高校同窓会酒造り体験班の活躍?も見られます。校長、理事長、同窓会役員が同行します。
申込み開始は来年の1月6日から。1月20日からは空席があった時には卒業生のものとなります。定員40名になり次第締め切ります。費用は13000円。
アル高校 菊姫 上喜元
アル高校11121314期の卒業生が対象となります。校長、理事長、同窓会役員などが同行します。なお空席がある時は先輩方に提供します。それぞれ定員25名くらい。
第1グループ
2月7日(金)22時35分池袋東口発特急バスにて出発、翌8日6時金沢着、貸切バスに乗り換えて鶴来の菊姫酒造へ。金沢に戻り「兼見御亭」にて昼食。「兼六園」見学。金沢より氷見へ。氷見泊。翌9日氷見駅にて現地解散。費用概算約3万円。現地解散ということで、「帰りのきっぷ」の手配はしてありませんので各自で計画を立てて準備してください。
第2グループ
岩手教室修学旅行と合流
2月9日 上越新幹線東京駅10時52分発「あさひ505号」で出発、13時31分新潟発特急「いなほ87号」に乗り換え15時40分酒田着。その足で上喜元さん訪問。酒田泊。翌10日朝酒造りを見学、本間家、土門記念館、白鳥渡来地など市内観光の後現地解散。オプションでそのあとにどこかを回るスケジュールも考えられますが、参加申込の方たちとの相談如何です。
なお、第1グループに参加された方でそのまま岩手教室の修学旅行先の「上喜元蔵元見学」へと参加ご希望の方はその旨お申し出ください。人数に余裕があった時には参加できます。その場合は9日午前8時45分氷見発。高岡9時39分発「北越5号」、13時31分新潟発特急「いなほ87号」に乗り継いで第2グループと合流。さらに酒田駅または蔵で岩手教室からの参加者と合流します。
どの修学旅行も申込〆切りは12月16日です。
アル高校同窓会 だより
寄 稿
*****大兄
お変りございませんか。
季節外れの台風のせいであったり、一転木枯しが吹いたりと、11月に入ってからの不安定なお天気も、この土、日になって久し振りに青空を見た思いがしました。朝、晩の冷え込みには冬の到来を知らされます。
さて冬と言えば鍋料理、鍋にはお酒が似合います。
私は2年ほど前から、神田のお酒屋さんがやっている日本酒学校に、月一度通っているのですが、同級生がこの厳冬2月、2泊3日の酒造りに参加しました。その桶が漸く熟成し、このほど大吟醸酒、純米吟醸、速醸純米酒の3種類として今週から頒布されています。市販はありません。
蔵元は岩瀬酒造、千葉県は御宿、こじんまりとした茅葺きの、軒先には杉玉がぶら下がっている、そんな所で南部杜氏とその仲間の手造りで産れたお酒です。
私は酒造りには参加しておりませんが関係者と言う事で、瓶の裏には小さなラベルが加えられ
”蔵人 佐藤 重忠”の文字もお目に止ると思います。ここが校長先生の、社長でもある一面で、私も嬉しくなって買ってしまいます。
勉強は神田の老舗のお酒屋やん
”神田和泉屋”で行われ、御内義さんは私の料理の先生でもあります。
お酒は、冷蔵庫の野菜入れがいいと思いますが、ともかく涼しい所に。10度くらいが適温で、そのままで召し上がってください。とても美味しい筈です。
ブランドどおり”自画自賛”で終ります。
本日、別便でお送りしました。ご賞味ください。ご健勝をおいのりして。 佐藤 重忠 拝
報 告
四季桜蔵訪問と鮎の会
10月5日(土)
栃木県宇都宮郊外の四季桜を訪問、鬼怒川で鮎の簗漁を楽しみました。
午前8時2分。遅刻の3人がまだ到着していないにもかかわらず「遅れたらおいてくっ!」というおかみさんの元気な声とともにアル高校同窓会のバスはほぼ定刻に神田和泉屋を出発。東北自動車道を通って一路四季桜さんへ向いました。
一度四季桜さんにおじゃましたいという声は、前々から同窓会の皆さんからあがっていました。初期の期の卒業生(急性・・・いや旧制アル中学)には以前にお伺いした方が多いのですが、その後はまだ一度もという方がほとんど。だから四季桜さんの蔵が見たいという夢は大きく膨らんでいたのです。今回は申込受付とともにあっという間に定員になってしまいました。
さて、秋の行楽シーズンの土曜日ではありましたが、バスは予定通りに四季桜さんに到着。社長の今井芙美子さんをはじめ、皆さんで我々をあたたかく迎えてくださいました。今の時期は造りはまだ始まっていませんが、そのかわり瓶詰めや火入れ作業を見ることができました。その上、今回の訪問では、もうひとつ素敵なことがあったのです。地元の柳田町の農家さんで育てた五百万石で「柳田の米かもしたて」という中吟醸が誕生し、これを市販される一足前に・き酒させていただいたのです。
さらの私たちのためにお手製の煮物や地元の生湯葉なども用意してくださいました。わさび醤油で食べた出来立ての湯葉のなんとおいしかったこと。ピラニア軍団がペロリと平らげたことは言うまでのありません。極楽極楽。
その後、四季桜の皆さんと一緒に、コスモスの揺れる河原のちいさなやなで昼食。秋風に吹かれ、お酒を飲みながら、天然の落ち鮎にかぶりつきました。
午後は大谷石の採掘跡や大谷観音を見学。地下何百メートルというところにある採掘跡は、まるでギリシャの神殿の中にでもいるような雰囲気です。
という訳で、四季桜の皆さんを囲んで、秋の一日をすっかり楽しんでしましました。予定通りの7時ちょっと過ぎにバスは神田に到着。おみやげにいただいたお酒「秋」を手にぶら下げて、みんなニコニコと家路につきました。
ところで昼食の時、四季桜の菊池専務さんからこんなお話を伺ったのでちょっとご紹介したいと思います。
明治5年には栃木県内には1050の蔵元があったそうです。
ところが今、日本全国にある酒蔵は2200で、そのうち実際に自分のところで造っている蔵は1740しかありません。
「自分のところで全く酒を造らない蔵を集約製造の蔵と言います。蔵元が煙を出さなくなったら、酒蔵と私たちは呼んでいるのです」と菊池さん。その、自分のところで造っている蔵元が、あと5年から7年の間に、全国で1000になるだろうと言われているそうです。なんと明治5年に栃木県にあった蔵の数よりも少なくなってしまうのです。
なんといってもその一番の理由は杜氏さんや蔵人さんの高齢化です。現在南部杜氏の平均年齢は61才。越後杜氏では65才。後継者はほとんど育っていません。今は熟練された最高の味を私たちは味わっていますが、先を考えるとさびしくなります。
一方では外国産の清酒はどんどん増えて4倍という勢い。しかし、たとえば韓国の場合など、戦争の為にに備えた備蓄米で造るのですから、おいしかろうはずがありません。「あぁ、おいしいお酒が飲めるのもあとどのくらいか」お話を伺っていて少々気分が暗くなってきました。
最後に菊池さんはこんなこともおっしゃいました。「酒のいいところは、ひとり歩きしてくれることです。歩いていった先で、人の輪が広がるんです」
私たちがいつも何気なく飲んでいるお酒。しかしそれが四季桜さんのお酒のように、心をこめて醸し出されたお酒であれば、そのたったひとくちのお酒が私たちの心を豊かにしてくれます。たったひとくちのお酒がたくさんの人の輪を作っていくのです。
幸せな気分にしてくれるお酒からは、造り手の心が私たちのからだに伝わってくるようです。大切に造られたお酒を、大切に味わって、その味を体内で感じること、そしてそんなお酒を造る数少ない蔵元さんを陰ながら応援していくこと、それが先細りの日本酒の世界で、わずかに私たちにできることなのかもしれません。 河崎 早春
アル高同窓会
酒造り体験 第3回
来年も岩の井さんで酒造り体験をさせていただけることになりました。
朝5時から夕方まで、杜氏さんや蔵人さんたちと一緒に蔵に入ります。朝の張りつめた空気の中で蒸された米がモウモウと蒸気をあげ、プーンと蒸米の香りが漂ってきます。私たちのお手伝いは、まずこの蒸米の蒸し取りからスタート。仕込タンクを覗いて、フムフム訳知り顔で発酵の香りを嗅いだり、しぼりたての生酒を杜氏さんと一緒に利き酒して、さもわかったようなコメントを言ってり、酒好きの私たちにとっては何ともたまらない経験ばかり。既に参加された方は、きっとまた来年もと思っていらっしゃることでしょう。初めての方を優先しますが、2度目、3度目の方も歓迎です。
日程
1組 1月10日〜1月12日
2組 17日〜1月19日
3組 24日〜1月26日
4組 31日〜2月2日
5組 2月14日〜2月16日
6組 21日〜2月23日
金曜日の夜に岩の井さんに入り(東京駅19時頃のJRまたは車で)
日曜日の昼前に解散です。
ただし、「金曜より前に行きたい」「月曜まで手伝いたい」「続けて一週間くらいいたい」「ウイークディに行きたい」・・・・・ご要望もあると思いますので、その場合は蔵元さんと相談して決めさせていただきます。原則として1人での参加はお受けできませんが、あらかじめどなたかと組んで希望を出すか、または同じ希望が偶然重なった時のみとさせてください。
同窓会員には「参加申込はがき」が『神田和泉屋たより』に入れられています。
難波 康之祐先生を囲む会
アル大学でお世話になっている同窓会会友の先生と一晩忘年会を兼ねて飲み会を開くこととなりました。
アル大学卒業生、在校生だけでなくアル高校同窓会員全員に呼びかけることとなりました。
日時 12月18日午後7時〜
会場 板橋 てんぷら叶
東武東上線「中板橋駅」下車徒歩5分・3962−9680
板橋区中板橋7−5
同窓会員には出欠の「はがき」がこの『神田和泉屋たより』に入れられます。
ドイツ辛口ワイン居酒屋
ワインベルク2(ツヴァイ)
近日開店の計画進行中
「神田和泉屋学園」日本酒科
生徒募集
東京教室 97年4月開講
受付け開始は97年1月6日
アル中学21期アル高校18期の一貫教育。4月から翌年3月までの9回の授業です。今期も3クラス、各12名を募集します。
申込みは、神田和泉屋に用意してあります申込書にご記入のうえ、入学金と入学式参加費を添えて提出してください。
募集要綱、申込書のお渡し、受け取りはすべて神田和泉屋の店頭となります。電話ファックスでの取り扱いはしていません。定員になり次第締め切ります。
授業は6時30分から9時まで。喫煙、香水などは禁止。
神田和泉屋の日程 12月
12月は土曜日を営業します
4日 自画自賛お渡し開始
7日 土曜日営業〜3時
自画自賛お渡し終了
8日 こいけそば遠足
14日 土曜日営業〜3時
16日 翁そば会(神田)
19日 ドイツワイン科
21日 土曜日営業〜3時
22日〜23日 連休
27日 ワインベルク終了
宅配便の終了
28日 土曜日営業〜3時
年内営業の終了新年は6日
より営業開始
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
ご同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿、間違いのご指摘もお願い申し上げます。
神田和泉屋たより101号
96年12月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1996(C)神田和泉屋
号
201
明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願い申し上げます 神田和泉屋一同
お酒の話
生産量の少ない蔵元さんではお正月の松がとれてから製造に入るというところもありますが、ある程度の生産規模のある蔵元さんはただ今はお正月返上の造りの真っ最中です。
たいていの蔵元さんでは10月あたりに杜氏さんが入蔵し、仕込が始まり、早い蔵では11月にもう搾りがあり、生酒が売り出されたりします。杜氏さんは半年間酒造りから遠ざかっているので、まず手ならしのお酒、言い換えれば地元用の二級酒などから造りはじめて勘を取り戻すようにします。したがってこのころの生酒はさほどのレベルではありません。しかし生産量が多い蔵では、12月中に吟醸酒の生産が行われることもありますから、この時期のすべての生酒が低?レベルとはいえません。それだけでなく、もちろん蔵のレベルはそれぞれ違いますから、蔵によっては「手ならしのお酒」ですら飲むひとを感動させることもあります。良い顧客をたくさんもち、ある程度の生産量が見込まれる蔵元さんは、最初から高品質酒の生産をすることができます。
半仕舞と日仕舞
人気が出るとお酒が美味しくなくなるとよく言われます。確かに過去にたくさんの地酒蔵のお酒が有名になるにしたがって酒質を落としてきたということがありました。
たいていの蔵はある時点から生産が間に合わなくなり、他所の蔵から「桶買い」をしたり、工場を拡張して機械で大量に生産するようになり、評判を落としてきました。
その「ある時点」のことですが、今までの設備で間に合わなくなる時点までは、実にうまい仕組がちょんまげの昔からできています。
設備には麹室の広さや発酵貯蔵タンクの量の増設などもありますが、同じ設備で仕込の量を調節する「日仕舞」「半仕舞」というのがあります。半仕舞は文字通り半分の量のお酒を造る仕込方法で、すこし生産量を増やさなければならなくなった時には「日仕舞」にし、さらに「日仕舞」2本などという仕込を行います。
麹米ができ、酵母菌の大量培養の酒母ができあがると、いよいよ三段仕込と呼ばれる仕込が始まります。初日に「初添え」二日目に「踊り」三日目に「仲添え」そして四日目に「留添え」が行われます。二日目の「踊り」は蒸米や麹米、仕込水の添加などを行わずに安全な発酵を見守る、ちょっとひと休みの階段の踊り場の意味です。半仕舞の蔵ですとこの「踊り」の日の早朝に訪問しても蒸米の湯気がもうもうと立ち上る光景は見られませんが、日仕舞の蔵の時は、この日も蒸しがあります。
文字ではうまく言い表せませんが、造りの規模が小さいからといって仕込をすべて半分にするのではなく、上手に蒸すためにはある一定の米の量が必要なために、蒸す回数を調整することで解決しているのです。蒸しの善し悪しはお酒のできに決定的な要素となるために、安定した蒸しを行う工夫です。三段仕込の4日間の作業の中で「踊り」の日に蒸しを行うことで半仕舞の2倍のお酒の生産ができるのです。誰がどう考えついたのか、実に見事な仕組です。
麹の生産能力を越えたり、蒸しの能力の限界を越えた時に、蔵元さんは拡張工事を行います。その拡張はさまざまで、売れるにまかせた「酒質落としの拡張」もあれば、ソロバン勘定でなくさらなる「酒質の向上を目指した拡張」もあります。
生酒の入荷予定
四季桜貴酒 入荷済み
冬の華 入荷済み
木戸泉生酒 入荷済み
〆張鶴 終売
いよいよ上級酒の入荷
が近づいています
菊姫山廃生酒 1月10日ころ
四季桜吟醸貴酒2月中ころ
木戸泉白玉香 2月中ころ
岩の井吟醸酒母2月中ころ
上喜元 1月10日ころ
豊の秋 1月中ころ
樽酒量り売り
菊姫本醸造タイプの「菊印」と四季桜特別純米酒「はつはな」、豊の秋「特別本醸造」、上喜元「特別純米酒」の樽酒量り売りを常時しています。
酒庫の中の棚を改造して酒樽を置けるようにして年間を通して量り売りしています。ファンが定着して、継続することができるようになりました。
一升詰 3200円
4合詰 1300円
四季桜樽酒 3升樽
¥13,000
四季桜の代表的なお酒「はつはな」の樽詰を神田和泉屋でこの三升樽に詰めたものです。中身は杉の香りのお酒となります。
1月のJALの大吟醸酒
12月に
引き続き熊
本の「菊の
城」と福岡
「繁桝箱入
娘」が搭載
されます。ただし数量が少な
いために国際線の直行便ファ
ーストクラスに限られていま
す。
▲ポイントカード▲
薄謝進呈
店頭で頻度高くご来店いただいている方に申込みでポイントカードを発行していますが、今期も12月末に一昨年12月から昨年11月末までのポイントカードの実績に応じて「松」「竹」「梅」「鶴」の薄謝の引換えはがきを該当者にお送りしました。
景品の引換えは2月末日まで
となっていますので、期間内にご来店くださいますようお願い申し上げます。
年始営業のご案内
新年営業開始
1月6日午前10時より
午後5時閉店
宅配便(新年開始)
1月6日より再開
アル中学入学受付け開始
ワインベルク2の開店
なんと突然にワインハウス「ワインベルク」2号店の開店となりました。1月6日開店。
場所は神田和泉屋から5軒ほど隣りのビル(ヤクルトショップ)の地下1階です。一年前にワインベルク1の開店を計画した時に不動産屋に「あの程度の広さの店」と希望した喫茶店が急に廃業!
1年前なら願ってもないことでしたが、今はすでに神田和泉屋の3階で営業してしまっているし・・・・・と悩みましたが、将来販売免許も取得して「ワインの専門店」にして、現在の神田和泉屋からワインを移転させるには、距離や規模も希望通りなので、物件を押さえることにしました。役所に打診しましたが「神田和泉屋との距離がなさすぎる」という理由で現在のところ免許の附加は無理とのことでした。まぁ将来に備えてワインベルク2として使おうということになりました。
設計は「神田和泉屋学園」卒業生の建築士にお願いし、多くの方々のご協力で完成。内部はドイツらしく清潔な感じ、外装はドイツから運んだワイン樽の楕円のふたを看板にぶどうの飾り付けをしました。
節分会
神田明神豆撒き
2月3日(月)
会費 15000円
壇上での豆撒き終了後直ら
いがありますが、その後神
田和泉屋で祝宴に参加の方
は別に3000円の会費
参加希望の方は1月20日
までにお申し出ください
キャベツと塩鮭のさっぱり漬け
この時期になるといただきものの鮭があり、焼いたり粕漬けにしたり汁にしたり忙しく食べても食べ切れませんね。こんな漬物はいかがでしょうか。
見た目にもきれいで、和洋どちらにも箸休めとして使えます。
材料 キャベツ、塩鮭、レモン、塩、インスタントの漬物器
流れ水でキャベツを洗いながらはがします。芯の固い部分は包丁の柄でたたいて(ちぎれてしまっても構いません)おきます。
ボールに舐めて塩辛く感じるくらいの塩水を作り、漬けておきます。下の方がすこししんなりしてきたら、上下を返しましょう。
レモンはうすく輪切りにしておきます。
塩鮭は3枚におろして、骨のない半身を使います。
頭の方を右に置き、身の中間に指でさわって分るくらいの中骨があります。この骨は尾の方に向っていますので、左の指で骨を一本づつ探って抜いてゆきます。7ミリから1センチの間隔でかなり長い骨です。身の3分の2くらいのところでこの骨はなくなります。骨を抜き終わったら、20〜30分冷凍庫に入れます。冷凍庫から出してこんどは頭を左に向け、皮から身をすき取るように薄くスライスしてゆきます。
漬物器の底の部分にうすく塩をして、キャベツを2〜3枚厚みが均一になるように敷きます。つぎはレモンを2〜3枚置き、その上に鮭のスライスを隙間な
くならべ、次はキャベツを4〜5枚重ねます。これを繰り返し何段か積み重ね、最後はキャベ
ツを2〜3枚で終わります。
その上にキャベツを漬けた塩水を入れ、ふたをして締めつけます。
2日目くらいで食べられます。切り方ですが、キャベツとキャベツのサンドイッチ状態で取り出し、同じ形に切り、切り口を上に向けて盛りつけます。とてもきれいな彩りに驚かされます。
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
第3回「お酒の原料」
1組 1月14日(火)
2組 23日(木)
3組 29日(水)
午後6時30分開始
アル中学岩手教室日本酒科
お休み
アル高校東京教室日本酒科
1組 1月16日(木)
2組 22日(水)
3組 21日(火)
家政科おかみさん教室
1月はありません
ドイツワイン科小柳教室
予定されていました第6回1月13日(月)は先生のご都合で中止となりました。
第6回 2月12日(水)
第7回 3月26日(水)
第8回 4月?日
アル中学アル高校修学旅行
中学1718期生高校1314期生の在校生卒業生を対象に行われます。
日時 2月16日(日)日帰りバス旅行で千葉県大原の「木戸泉」さん、御宿の「岩の井」さんを訪問し、お酒造りの見学をします。朝7時30分神田和泉屋の前から出発。
申込み開始は1月6日から。2月1日からは空席があった時には卒業生のものとなります。定員40名になり次第締め切ります。費用は13000円。
アル高校 菊姫 上喜元
アル高校11121314期の卒業生が対象となります。校長、理事長、同窓会役員などが同行します。すでに満員となっています。
菊姫見学のひとは翌日は氷見で解散となりますので、帰りの足の手配をしてください。
上喜元のみの見学参加の方はすべて自力で交通手段を手配してください。
両方を見学される方はすべて学園で用意いたします。上喜元見学後のあと一日の日程につきましては、参加者(全コース参加者と上喜元参加者)とご相談したいと思いますので、
1月8日午後6時
神田和泉屋にご参集ください。
またこの日に参加できない方、菊姫見学だけに参加される方も「申込の再確認」も兼ねて、この日までに電話でご連絡ください。(ひょっとするとあなたが参加メンバーに漏れている可能性も!・・・・・)
アル高同窓会
酒造り体験 第3回
班長さんをお知らせしますのでどのような手段で現地に行くかの相談をしてください。
1班 1月10日〜12日
★亀井 静緒
内田 本田 藤森 光永
2班 1月17日〜19日
★小野寺
川岸 久下沼 綿谷
森本 加藤
3班 1月20日〜22日
★河崎
藤山 福田(博)
福田(恵)
4班 1月24日〜26日
★内山
阿部 岩佐 戸根 鈴木
石崎 大塚
5班 1月31日〜2月2日
★山崎
阿部(秀) 田中 桶谷
尾花
6班 2月21日〜23日
★亀井(哲)
北村 中川 三輪 奥
(★は班長、棒線は女性)
生徒募集
「神田和泉屋学園」日本酒科
東京教室 97年4月開講
受付け開始は96年1月6日
アル中学21期アル高校18期の一貫教育。4月から翌年3月までの9回の授業です。今期は2クラス、各12名を募集します。
申込みは、神田和泉屋に用意してあります申込書にご記入のうえ、入学金と入学式参加費を添えて提出してください。
募集要綱、申込書のお渡し、受け取りはすべて神田和泉屋の店頭となります。電話ファックスでの取り扱いはしていません。定員になり次第締め切ります。
授業は6時30分から9時まで。45分までに「おにぎり」を食べていただいてから約1時間くらいレジメに沿って講義をします。その後、銘柄をふせたお酒を数種類一緒に・き酒し、食事をしながら、質問にお答えしたりします。喫煙、香水などはご遠慮ください。
「欠席の場合」は、前日午前中までに連絡いただけない場合は、給食・教材費の半額を納めていただきます。また無断欠席2回で除籍となります。またクラスの名簿などを利用して営業活動や勧誘を行った時にも除籍となります。
入学式
3月22日(土)午後3時より
会場 ワインベルク1
神田和泉屋3F
1組(火) 2組(木)
4月8日 10日
5月13日 15日
6月10日 12日
7月15日 17日
9月2日 4日
10月から開講のアル高校の日程は間近に発表となります。
昨年を振返って
1月 5日新年開店。7日酒販組合新年会。8日ワインベルク営業開始。9日アル中学。10日ドイツ修学旅行打合せ。12日酒造り研修開始。17日アル中学。23日ドイツワイン科謝恩会。25日ドイツワイン科。30日ドイツワイン科7期会。
2月 3日恒例となった神田明神で節分会、岩手からも多数参加。4日岩手教室岩の井さん見学。6日大阪エスポア本部で講演、アル中学。7日東京エスポア本部で講演。ドイツワイン科謝恩会。8日アル高校。10日岩手教室。13日ドイツワイン科。14日アル中学。15日アル高校。17日家政科キンガル教室。18日大雪の中アル中学修学旅行。20日アル高校。21日初孫晴香誕生。ドイツ修学旅行勉強会。22日アル中学。24日家政科KG教室。
3月 2日家政科KG教室。5日アル中学。6日ドイツ修学旅行勉強会。7日アル高校。9日岩手教室。12日アル高校同窓会役員会。13日アル中学。14日アル高校。16日家政科おかみさん教室九十九里課外教室。19日アル高校。21日アル中学。23日アル中学入学式。27日ドイツ修学旅行勉強会。28日ドイツワイン科。30日ドイツラインガウのトロイチ家のオットさん死去。
4月 4日アル高校。6日家政科KG教室。9日アル中学。10日ドイツ修学旅行勉強会。11日アル高校。12日ドイツワイン科。13日岩手教室。16日アル大学内容打合せ。クリントン米大統領来日。17日アル中学。18日アル中学。19日アル高校同窓会役員会。20日アル高校木下君送別会。23日アル大学。25日ドイツワイン科修学旅行へ出発。
5月 4日ドイツワイン科修学旅行帰国。11日より神田祭。14日アル中学。15日アル中学。17日アル高校同窓会役員会。18日アル高校同窓会総会。家政科KG教室。23日アル中学。24日総評会館創立15周年。25日アル中学岩手教室。27日アル大学。
6月 4日アル中学。5日ドイツワイン科修学旅行写真交換会。6日アル高校。8日家政科KG教室。12日アル中学。13日アル高校。15日アル中学岩手教室。18日大阪酒販専門学院講義。19日アル高校同期会。20日アル中学。24日アル大学。
7月 1日アル大学難波先生を囲む会。2日アル中学。4日エコールキュリネール国立で講義、アル高校。8日エコールキュリネール国立で講義。10日アル中学。11日アル高校。13日家政科KG教室。14日アル高同期会。16日アル大学謝恩会。18日アル中学。22日アル高校同期会。25日アル高校同窓会役員会。27日岩手ドイツワイン夏期集中講座、梅雨明け直後でうだる暑さ。
8月 3日アル高校同窓会ベルランやかた舟の会(神田和泉屋ゆかたで多数参加)。7日四季桜初呑切り。10日アル中学岩手教室〜18日夏期休業、22日ドイツワイン科。24日25日秩父こいけ春そばの会。28日アル高校同期会。
9月 3日アル中学。5日アル高校。7日千葉県鎌ケ谷市公民館で講演。家政科KG教室。11日アル中学。12日アル高校、上喜元佐藤杜氏さん参加。14日アル中学岩手教室。18日ドイツワイン科謝恩会。19日アル中学。25日アル大学。26日ドイツワイン科。28日アル中学入学式。
10月 3日アル高校。8日アル中学。12日ワインベルク開店一周年。家政科KG教室。15日ドイツワイン科。16日アル中学。17日アル中学。19日アル中学岩手教室。22日アル高校。24日アル中学。28日アル大学。
11月 6日組合清酒勉強会で講師。7日アル高校。9日家政科KG教室。11日アル高校同期会。12日アル中学。14日アル高校。16日アル中学岩手教室。19日アル高校。20日アル中学。21日アル中学。23日アル高校同窓会岩の井さんへご挨拶。25日アル大学。28日ドイツワイン科、たまたまモゼールのクラオス君の友人が来日、彼もまたワイングートの息子さんだったので小柳先生に替って臨時に講義。30日アル高校同期会で箱根湯本の暁庵へ。
12月 この月だけ土曜日も3時まで営業。4日自画自賛渡し開始。8日こいけそば遠足。16日小淵沢「翁」さんに出張していただいて神田そば会)。19日ドイツワイン科。26日ワインベルク2完成。28日午後3時にて
新年の営業は1月6日から
宅配便も再開します
10日までは午後5時閉店
年内営業終了。29日30日家政科おせち作り。
昨年の記憶に残ることがらは、
ドイツの辛口ワインを紹介するためのワインハウス「ワインベルク1」に続いて「ワインベルク2」が完成したこと。
今回はじめて年に二回、ワインを5月の輸入に続いて11月に再度発注できたこと。
アル中学も20期10年となりアル大学第3期も開講されたこと。
岩手のワイン貯蔵庫「神田和泉屋館ヶ森山荘」も昨年12月で6周年を迎え、ワインの貯蔵や会合に役にたっていること。
神田和泉屋の日程 1月
6日営業開始
ワインベルク1,2も 営業開始
アル中学入学受付開始
神田明神節分申込受付
10日酒造り研修第1班出発
13日ドイツワイン科
14日アル中学1組
16日アル高校1組
17日酒造り研修第2班出発
21日アル高校3組
22日アル高校2組
23日アル中学2組
24日東京国税局で講演
酒造り研修第3班出発
28日酒販組合で講演
29日アル中学3組
31日酒造り研修第4班出発
神田和泉屋商品カタログ
第8版 2000円
神田和泉屋扱いの商品の説明付きご案内と月刊の『神田和泉屋たより』の中の「お酒の話」の「おかみさんのおつまみワンポイント」からの抜粋が掲載されています。
お客様のお買上げ時の便宜のために少部数だけ発行しておりますので、お買い物のご予定のない方やご同業、業界関係者は購入をご遠慮ください。郵送ご希望の方は送料込みの2500円をお振込ください。
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
購読申込み受付中
一般消費者の方を対象としておりますので、同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿は大歓迎です。間違いのご指摘もよろしくお願い申し上げます。
途中お申込みの方には第9期のバックナンバーとその月以後の分をお送りしています。
神田和泉屋たより102号
97年1月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1997(C)神田和泉屋
お酒の話 焼酎
同じ蒸留酒であるウイスキーなどに比べると焼酎は異常に安い酒税となっていて不公平であるということで外国からガット違反と騒がれ、日本はしかたなく3年以内にその差をなくしていくことにしますとしましたが、アメリカが即行え〜〜〜! 日本古来の伝統酒である焼酎が危機に陥っています。焼酎業界も国も抵抗をこころみましたが、どうも結果は思わしくないようです。
ウイスキーと焼酎の酒税の差をなくすためには焼酎の増税を行うこととなります。当然焼酎は今までのような売れ行きが望めなくなります。このような場合、どこの国でも伝統的な産業を守るために助成金の交付などをしています。日本でも増税とともに助成金が計画されているいますが、これにも外国はなんやかやと・・・・・。
「もう無理です。息子には跡は継がせません。」と廃業を決意した蔵元さんもすでに相当数になっています。「3年などと段階的にやってもらってもたいした意味はありません。バサッとやってもらいたいという意見がほとんどです。」とちょっとヤケッパチ?
「ウイスキーよりも甲類焼酎が脅威です。彼等(宝酒造や協和発酵など)は大企業ですからねぇ。私等とくに芋が中心の鹿児島の焼酎は原料コストがとても高いのです。外国から安い原料を輸入することもできませんし、一年中造ることもできません。今回は甲類と乙類が同じ扱いになりますから、とても太刀打ちできません。」という声も聞かれます。
焼酎は甲類と乙類とに分類されています。前者は梅酒などに使われるホワイトリカーでお馴染みのものですが、アルコール含有物を連続蒸留器で蒸留したもので、アルコール分36度未満のもの。後者は「本格焼酎」などと呼ばれる九州の焼酎などで、ブランデーやウイスキーのように単式蒸留器で蒸留したもので、アルコール分40度以下のものと規定されています。実際には前者は96度くらいまで、後者も65度近くの度数が出ます。しかし焼酎メーカーはスピリッツの免許をもっていませんから、特例で認められている沖縄以外の地域ではこのままで売り出すことはできません。また木樽などに取り置いたものが数十年の間に色もつきエキス分が増えたりすると、これも焼酎ではなくリキュールとなります。
しかし今回の税率の改訂では、救済のひとつとしてスピリッツやリキュールの免許も与えられ
2月のJALの大吟醸酒
四季桜と
歓の泉の
大吟醸酒で
す。
直行便の
ファースト
クラスに搭載されます。なお
同じお酒は銀座日航ホテルの
地下にある直営店「キャナリ
ー」でも楽しめます。
ることになりそうなので、生き残れる小さな蔵からは「特別な焼酎」が売り出されるかもしれません。
造りの時期に焼酎蔵を訪問すると「はなだれ」と呼ばれる初留の部分を見せてもらえることがあります。度数は65くらいと高いのですが、コニャックも太刀打ちできない?というほど素晴らしいものがあります。「売り出したら?」「いゃー高くつきます。4合詰で3〜4万円にもなります。このはなだれを戻して焼酎なのです。これだけを売り出したら残りは捨てるしかありませんから・・・・・」なるほど高い。しかしあれが商品化できたら焼酎のイメージはずいぶんと変るだろうな〜。
「芋はですね、長期熟成に向かないんですよ。わりと早く飲んだ方が美味しいんです。それでウチでは麦で長期熟成をしようと考えて、すでに貯蔵に入っています。」こんな逆境の中でもヤル気まんまんの蔵はすでに動いているようです。
生 酒
島根県松江
豊の秋 本醸造原酒
2500円
千葉県大原
木戸泉 本醸造原酒
2500円
純米生原酒の「白玉香」の売出し前に出荷される生酒です。
岡山県倉敷
歓の泉 本醸造原酒
1升詰2200円
4合詰1200円
山形県酒田
上喜元 純米原酒
3000円
長野県池田
大雪渓 本醸造原酒
1升詰2200円
4合詰1100円
栃木県宇都宮
四季桜 はなのえん生酒
1升詰2800円
千葉県御宿
岩の井 純米原酒
1升詰3000円
入荷の終わったもの
〆張鶴 生酒
にごり酒
菊 姫 山廃生原酒
これから入荷するもの
四季桜 吟醸貴酒
木戸泉 白玉香
岩の井 吟醸酒母純米原酒
四季桜 はなのえん生原酒
新製品
実生ゆず丸ドリンク
360ML 1200円
ゆずぽんなどでご愛用いただいているカネトシから発売された「ゆずドリンク」です。
樹齢70年.樹高12メートル以上に及ぶものを「枯木」と呼んでいますが、カネトシのものは高知県阿芸郡の100年以上たった樹から採られたゆずの実のジュースです。どの樹も種から育てた「実生(みしょう)」で接ぎ木ゆずとは違い、根っこから枝の先まで100%ゆずで、日本には数千本しかありません。実生枯木のゆずは柚子の中でも最高級品として珍重されてきました。この濃縮ドリンクは無添加、無農薬、有機栽培のこの実を手でしぼっただけの汁に蜂蜜と砂糖を添加してあります。水やお湯で5倍に薄めて飲みます。
ドイツからの新着ワイン
昨年12月28日にロッテルダムを出港。k−lineで今年1月25日に東京港に到着。30日に通関、31日に岩手の「神田和泉屋館ヶ森山荘」ワイン庫に運ばれました。
10日にはアル高校修学旅行で山形県酒田に居ますので、車で参加のアル中学岩手教室の人たちと館ヶ森へ向い整理をする計画です。たぶん2月13日には店頭に一部のワインは並ぶことになります。
すべて無農薬有機農法栽培のぶどうから造られています
トロイチ家 (ラインガウ)
94シルバーナ ライト
アルコール度数9.86。酸7.9g/L。残糖0.2g/L。
1900円
94ヴァイスブルグンダ
アルコール度数11.12。酸7.4g/L。残糖1.7g/L。
2100円
93ショイレーベ カビネット
アルコール度数10.95。酸6.2g/L。残糖0.4g/L。
2000円
93リースリング+シルバーナ
アルコール度数10.95。酸7.4g/L。残糖0.9g/L。
2200円
93カペッレンベルク リースリ ング カビネット
アルコール度数11.30。酸7.8g/L。残糖0.6g/L.
2200円
93プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ
アルコール度数12.16。酸7.5g/l。残糖0.9g/L。
3000円
93ボーデンタール リースリン グ シュペートレーゼ
アルコール度数11.91。酸6.8g/L。残糖0.9g/L。
3000円
94プファッフェンヴィース リースリング シュペートレーゼ
アルコール度数11.64。酸8.8g/L。残糖1.1g/L。
3000円
94シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト(ロゼ) カビネット
アルコール度数11.05。酸8.6g/L。残糖0.6g/L。
2300円
94シュペートブルグンダ赤
アルコール度数12。酸5.2g/L。残糖0.8g/L。
2600円
シュトウルブ家(モーゼル)
96ロートリング ロゼ ワイン
アルコール度数10.81。酸6.4g/L。残糖4.5g/L。
2000円
96ミュラートゥルガウQbA
アルコール度数10.49。酸7.7g/L。残糖1.5g/L。
1800円
95リースリング QbA
アルコール度数10.78。酸8.8g/L。残糖6.1g/L。
2000円
94リースリング Spaet
アルコール度数10.47。酸10.
6g/L。残糖2.6g/L。
2200円
ラング家 (バーデン)
95ミュラートゥルガウQbA
アルコール度数10.72。酸7.
5g/L。残糖0.4g/L。
1L 1500円
94シュペートブルグンダ
ヴァイスヘルプスト(ロゼ)
アルコール度数10.77。酸6.
3g/L。残糖0.1g/L。
1L 1600円
94ミュラートゥルガウKab
アルコール度数11.13。酸6
g/L。残糖0.7g/L。
1800円
95グラウアーブルグンダKab
アルコール度数11.94。酸8.
2g/L。残糖0.4g/L。
2300円
95シュペートブルグンダ ヴァイスヘルプスト(ロゼ) カビネット
アルコール度数11.36。酸8.
6g/L。残糖0.7g/L。
2000円
93シュペートブルグンダQbA
アルコール度数12.27。酸5.
3g/L。残糖0.5g/L。
3000円
95シュペートブルグンダKab
アルコール度数11.96。酸6.
6g/L。残糖0.8g/L。
2500円
トレンダー家
(ヴュルテムベルク)
92トロリンガー+レンベルガー
アルコール度数9.94。酸4.7g/L。残糖1g/L。
2000円
93レンベルガー カビネット
アルコール度数10.52。酸4.7g/L。残糖2g/L。
2500円
93レンベルガー Spaet
アルコール度数10.95。酸4.
8g/L。残糖0.6g/L。
2800円
92シュヴァルツリースリング
アルコール度数9.29。酸4.
4g/L。残糖0.2g/L。
2000円
94シュペートブルグンダ+シュヴァルツリースリング ロゼ
アルコール度数9.78。酸5.
9g/L。残糖0.2g/L。
2000円
89ケルナーQbA白ワイン
アルコール度数10.7。酸6.5g/L。残糖0.5g/L。
1800円
葉付大根丸ごと使って
大根の美味しい季節です。大根を楽しみましょう。
葉を使って菜飯
大根の葉がバラバラにならないように葉の頭を少し付けて切り落とします。
お湯をわかして塩を入れて、そこへ切り落とした葉を入れ、さっと茹で、すぐに冷水にとり、色どめをします。まっ青なきれいな色にあげてください。
炊き立てのご飯に塩味を付けます。さっと茹でた青菜(葉の部分だけ)をこそげとり、荒ミジンにして水気をよく搾り、食べる直前に混ぜます。あれば煎った胡麻を混ぜて食べるとなお美味です。
ぶどう酒の会 2月26日
(水)
午後6時半より9時まで
今年1月に輸入されたドイツ
の辛口ワインを開栓します
参加ご希望の方は神田和泉屋
にて参加チケットをご購入く
ださい
前売チケット 4500円
当日 5000円
40名様で〆切り
会場 ワインベルク2
浅つけ
葉の茎を荒ミジンにして、大根を千六本に切り、ざるにいれて塩をあてます。
しんなりしてきたら、味をみます。塩がきついようならば少し水をかけて調整します。水気をしぼり、小鉢に盛って七味唐辛子をすこしかけてでき上がりです。
大根の一夜干し
残った大根を好みの大きさに切ります。ざるにいれて2、3日陰干しをします。干し加減はご自分でみてください。
中華鍋に胡麻油を多めに入れて干した大根を炒めます。少し焦げ目が付いてきたら醤油を鍋のふちから回しかけて味付をします。
箸休めになる、一品です。
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
第4回「お酒のお化粧」
1組 2月4日(火)
2組 12日(水)
3組 20日(木)
午後6時30分開始
アル高校進学申込受付
1組(火)2組(水)3組(木)
4月 15日 16日 17日
5月 20日 21日 22日
6月 17日 18日 19日
7月 22日 23日 24日
アル中学岩手教室日本酒科
お休み
2月10日には新着ワイン整理のため館ヶ森に修学旅行の帰りに宿泊します。時間のある方は試飲においでください。
アル高校東京教室日本酒科
1組 2月6日(木)
2組 13日(木)
3組 18日(火)
家政科おかみさん教室
2月1日 合同
3月1日
年少午前10時〜
年中午後3時〜
ドイツワイン科小柳教室
第6回 2月12日(水)
第7回 3月26日(水)
第8回 4月?日
アル中学アル高校修学旅行
中学1718期生高校1314期生の在校生卒業生を対象に行われます。
日時 2月16日(日)日帰りバス旅行で千葉県大原の「木戸泉」さん、御宿の「岩の井」さんを訪問し、お酒造りの見学をします。
朝8時 神田和泉屋前を出発。
(集合は7時45分)
万一、寝坊などで遅れそうな時は神田和泉屋の電話03−3294−0201にその旨吹込んでから、東京駅地下ホームから特急で「大原駅」に直行してください。木戸泉の蔵は徒歩5分のところにあります。ちなみに岩の井の蔵も「御宿駅」から徒歩5分の距離です。
注意事項
服装 寒くない服装。
かがんだ時にタンクの中に万年筆などを落とさないようにポケットにものをいれない、または
その上にジャンパーなど着用。 当日の朝食は用意します。
納豆は厳禁です。納豆菌は麹の大敵ですから、前の日くらいから控えてください。
参加費は当日納入となりますが、2月15日以降は食事のキャンセルができませんので、欠席の時もこの分はご負担いただきます。
アル高校 菊姫 上喜元
アル高校11121314期の卒業生が対象となります。校長、理事長、同窓会役員などが同行します。すでに満員となっています。
入学式
3月22日(土)午後3時より
父兄の同伴も認めます。ご紹介者の参加もokです。
会場 ワインベルク1
神田和泉屋3F
神田和泉屋の日程 2月
1日酒造り体験第4班
3日神田明神節分会
4日アル中学20期1組
6日アル高校16期1組
7日アル高校修学旅行
9日岩手教室修学旅行
12日ドイツワイン科
アル中学20期2組
13日アル高校16期2組
14日酒造り体験第5班
16日アル中学修学旅行
体験第5班の活躍?を見学
18日アル高校16期3組
20日アル中学20期3組
21日酒造り研修第6班
26日ぶどう酒の会
神田和泉屋商品カタログ
第8版 2000円
神田和泉屋扱いの商品の説明付きご案内と月刊の『神田和泉屋たより』の中の「お酒の話」の「おかみさんのおつまみワンポイント」からの抜粋が掲載されています。
お客様のお買上げ時の便宜のために少部数だけ発行しておりますので、お買い物のご予定のない方やご同業、業界関係者は購入をご遠慮ください。郵送ご希望の方は送料込みの2500円をお振込ください。
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
購読申込み受付中
一般消費者の方を対象としておりますので、同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿は大歓迎です。間違いのご指摘もよろしくお願い申し上げます。
途中お申込みの方には第9期のバックナンバーとその月以後の分をお送りしています。
神田和泉屋たより103号
97年2月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1997(C)神田和泉屋
お酒の話 酵母菌の頒布
「まったくおかしな話です。キリンビールやアサヒビールが酵母菌を出したこと がありますか!カルピスが乳酸菌を外部に出したことがありますか?みんな企業 の最高機密として外に出すなんてことはありませんよ!」とある蔵元。言われて みれば確かにその通りです。日本酒の世界だけは、どこかの蔵で優秀な酵母菌が 発見されると、醸造試験場の鑑定官の先生たちによって培養され頒布されています。ビールの世界ではありえないことです。
お酒を造る主役「酵母菌」の性質がすぐれているかどうかは大きな問題です。 どうもパンを作るのは得意だが酒はどうも・・・・・とか、ワインはいいけど日 本酒はどうも苦手で、などと同じ酵母菌でも得手不得手があるのは人間と同じよ うです。中には力がなくてアルコールが少ししか作れない、どころか雑菌に負け てしまい、酒にならないとか、貯蔵中にお酒が腐るなどという情けない酵母菌も 当然います。昔は酒税は今と違って税金の3本柱のひとつという財源でしたから、 腐造はたいへんな国家的損失でした。
そこで明治政府は国税庁醸造研究所を設立して、さまざまな研究を開始、酵母 菌を健全に大量に育成する方法の「速醸酒母」や「山廃酒母」も開発、その主役 となる酵母菌も全国の蔵から採取して優秀なものを培養し、全国の希望する酒蔵 に頒布を開始しました。このことによりお酒の製造はかなり安定したものとなり ましたが、今にしてみると全国のお酒の画一化をもたらすという功罪の罪の部分 もあったのかもしれません。
しかし「大手企業はともかく、わたしらの規模で自前で酵母の培養までできる 蔵元はほとんどありません」という声も・・・・・。
酒造りの業界は保護され続けてきたせいで酵母菌を独自に育てるという発想も 必要性も生れにくかったのかもしれません。あるいは家業的な規模が多くそこま での設備や体勢が整わなかったのかもしれません。ほとんどの蔵元が外部から提 供される酵母菌でお酒を造っています。
国税庁醸造試験場=今は東京から広島に移転し名前も「醸造研究所」となりまし たが、この外郭団体の「日本醸造協会」からほとんどの蔵元さんが酵母菌を購入 しています。協会酵母○△号というのがこれです。第1号は灘の桜正宗、ほかに 有名なものとして秋田の新政の第6号、長野県諏訪の真澄正宗の第7号、熊本の 香露の第9号、茨城明利の第10号などがあります。協会が認定した酵母菌でもす でに使われなくなったものもたくさんあります。未だに桜正宗で1号、新政で6 号を使っているという話は聞いたことがありません。ちなみに今現在さかんに使 われているのは9号、10号、少しが7号、最近でまわりはじめているのが13号で す。
酒蔵さんの情報誌「日本醸造協会誌」に酵母菌購入申込書がはさまっていて、 これで購入します。
他に酵母菌の培養で有名なのは「熊本県酒造研究所」というよりも「香露」の 蔵といったほうが名前が通っていますが、この研究所の第9号酵母、通称「熊本 酵母」も協会からの頒布とは別に特別な関係のある蔵元さんに供給されています。 ほかにも広島の賀茂鶴や京都伏見の月桂冠などから分けてもらっている蔵元さん もあります。
最近「金沢酵母」という名前で出回り始めた第13号酵母菌は「菊姫酒造」から 出たものです。もっとも菊姫で直接頒布しているのではなく、培養の技術も設備 も自社のためだけのものですが、その優秀性から日本醸造協会で培養されて頒布 されています。
お酒にかかわる免許は「製造免許=それぞれのお酒ごと」「販売免許=卸と小 売」がありますが、存外と知られていないのが「酒母免許」です。この免許がな いと他の蔵に分けることはできません。しかしすべての蔵元がもっているわけで はありません。蔵元さんを回っていると「どこそこの蔵の酵母菌です」などとい う話を聞かされます。多分ないしょで蔵元さんや杜氏さんのお付き合いでその蔵 の酵母菌が外部に出ているのではないかと想像されます。杜氏さんはそれぞれの 出身地の杜氏組合に所属していますが、そこでの品評会を介して・・・・・など ということもあったかもしれません。ともかくあまり独占しようとする感じはあ りません。これがこの業界の体質?
酵母菌はたとえば9号酵母と言ってもたくさんの種類があります。微生物はい つまでも人間にとって都合のよい状態でいてくれるわけではありません。頒布さ れた酵母菌も蔵で使用されている間にも変化し、次に使うときには少しずつ別な ものとなっています。そしてまた蔵に住み着いている酵母菌も同時に酒造りに参 加しているわけですから、他の条件もありますが同じ酵母菌を使っても違うお酒 が誕生するということでもあります。
石川県の菊姫さんなども聞かれると「9号です」とお答えしているようですが、 ずいぶんと昔に蔵にきた9号酵母ですから、もうすっかり姿を変えているはずで す。菊姫さんでは毎年すべての吟醸の桶から酵母菌を採取して保存、翌年はその 中で一番よい結果を出した酵母菌を使うという方法で吟醸酒を造られているよう です。最近は供出を求められ、培養されたものが頒布されています。前述の協会 第13号「金沢酵母」というのがこれです。しかしこれも違う酒蔵に行けばすぐに 違う酵母菌となる道を歩むわけです。
ちょっと話がそれましたが、それぞれの酒蔵さんが独自の酵母菌を育てるとい うことよりも、すぐに頒布される新しい酵母菌に飛びつくということが多いのです。
そして最近では、県単位で開発される「バイオ酵母」の普及が目立ちます。長野 県のアルプス酵母、秋田県の花酵母・・・・・などなど、香りを主体としたお酒造 りにさかんに利用されています。
最近のお酒の流行ともなっていますが、どのお酒を飲んでも印象は同じで、造り 手の存在を感じさせる個性あるお酒からはどんどん遠ざかっています。
酵母菌の流通が日本国中のお酒をレベルアップし続けるならば結構なことですが、 外部に依存しない体質とか考え方がそろそろ生れても・・・・・と思うのは私だけ でしょうか。
3月のJALの大吟醸酒
四季桜と歓の泉の大吟醸酒です。
直行便のファーストクラスに搭載されます。なお同じお酒は銀座日航ホテルの 地下にある直営店「キャナリー」でも楽しめます。
ドイツワイン居酒屋
ワインベルク1の閉鎖
すぐ近くにもう少し広さのあるワインベルク2が開店しましたので、3月7日 をもって閉鎖することとなりました。
2年前の秋にドイツのワイン蔵からのSOSに応えて大勢の方々のトンカチを もっての無料奉仕のおかげで開店したお店ですが、2の開店によりその役割をそ ちらに移すこととなりました。短い間でしたがいろいろとありがとうございまし た。
今後は空き室となったワインベルク1は会員制のサロン?となる予定です。会 員の資格は「神田和泉屋学園」の卒業生と在校生と同伴者です。10人〜20人のグ ループの利用だけとなりますが、お酒類はまったく置いてありませんので、神田 和泉屋で購入して持ち込んでいただくこととなります。
また、「神田和泉屋学園」家政科やワイン科の教室、試飲会の会場としても使 用することになりますので、利用できる日はこれらの予定の入っていないウイー クディとなります。予約が必要となります。
「おかみさんのおつまみワンポイント」
かぶと鳥団子のスープ煮
材料 かぶ、鳥挽き肉、ウエイパー、塩、コショウ
かぶは頭と葉のつけねで切りおとし、面取りの要領で皮を縦にむきます。でき れば六面くらいでむいてください。
鳥の挽き肉は生姜と塩と卵をいれてよくまぜます。
鍋にスープを作ります。量はぜんたいがひたひたに浸かるくらいの水かげんです。
お湯をわかしてウエイパーでうすく味付をしておきます。
鳥を団子にまるめてスープの中に入れていきます。手のひらにサラダ油を少し 付けてから丸めると手に付くのが防げます。 丸めながら煮立てているスープの 中に入れていきます。煮上がりは、団子が浮いてくるのが目安です。
しばらく煮ているとあくや油が浮いてきますので、できる限りすくってすてて ください。あまりぐらぐら煮立てないように気をつけてください。
団子に塩あじがついているためここで味を整えましょう。足りない分は塩、コ ショウを足してください。
肉団子の煮えぐあいをみて、かぶを入れます。かぶは煮えが早いので注意して ください。5分から10分です。大きさによってちがいますから、できるだけそろえましょう。
かぶの葉をあらく刻み食べる直前にできあがりのスープにいれて器に盛りまし ょう。
葉の部分がまだあまるでしょうから、かぶを1、2個残しておいてスライスし、 葉も適当に切り、塩もみをして浅漬にしてよく搾り、上にしらす干しと胡麻油と 醤油をかけて食べてみてください。
ドイツ ラインガウ
トロイチ家
ドリスさんの来日
ご当主のアルネ・プジネリさんのお母さんドリスさんを日本にご招待することに なりました。
神田和泉屋の辛口ドイツワインの世界の中心的なワイングート「トロイチ」家 のいつも笑顔のがんばり屋お母さんです。
リュウマチに苦しんで亡くなられた夫デイターさんに続いて、昨年3月末にお 父さんオット・トロイチさんを亡くされました。
長く続いた父親の看病で疲れもたまり、また亡くなられたショック落胆も大き なものでした。
しかしお父さんの亡くなられた後の5月にドイツワイン科修学旅行で訪問した 時には見たところとても元気にしておられました。以前から修学旅行に参加した ひとたちから日本に来てもらいたいね、というご招待の話は出ていましたが、ご 不幸のあった後ではいかがかと思いましたが、小柳先生経由で打診してもらいま したところ、「うちにはそんな余裕はありません」「いや、ご招待したいという ことです」「とんでもない!神田和泉屋にそんな負担はかけられません」「そう ではなくて、日本のトロイチファンがお金を出し合ってご招待したいと言ってい るのです」
多くの人たちの気持ちでご招待との説明に驚きながらも「それでは喜んで」と 受けていただきました。
まだ確定ではありませんが4月27日〜5月14日くらいとなる予定です。
先日もアル高校同窓会役員会でご協力もいただけることになり、内容の検討も 具体的なものとなってきました。
1940年産れの57才とまだ若いのですが、初めての外国旅行でもありますし、 あまりよくばらずにゆっくりしていただこうと思っています。
始まりと終わりに東京滞在をそれぞれ3〜4日間程度。パーティ(ドリスさん から料理は私が作ると申し出がありました)、東京観光、魚河岸見学。岩手「神 田和泉屋館ヶ森山荘」ワイン庫で気仙沼、中尊寺時代祭などでやはり3日程度。 大阪京都で3〜4日程度。箱根で火山の噴煙見学、温泉と蕎麦、豆腐造り・・・ ・・などが一応の実現可能かなとなっています。
詳細の検討は3月11日の実行委員会で行われますので、4月号でご案内いたし ます。
お願い トロイチファンの方へ
ドリス基金への参加
多くの方々のご協力なしには実現できません。お気持ちのある方は左記の銀行 口座に資金をお振込いただけると幸いです。ただしご寄付いただいた方のお名前 の不公表と謝礼のないことをご了承ください。
東京三菱銀行神田橋支店
店番012
口座番号 0762154
ドリスファンド
代表 横田達之
ひと口 2000円
なお、ご提案や同行に時間を割いていただける方のご協力もお願いしています。 ドリスさんはドイツ人ですが英語も堪能ですから問題ないですよね?。
「神田和泉屋学園」関係者、特にドイツワイン科卒業生在校生には別途お願いが 行きます。
インターネットに2号店開店
10年前からパソコン通信のPCーVAN、日経MIX、アスキーネットで神田和 泉屋のsigを開き、昨年からはインターネット上のNECのwebshop(仮 想商店街)で神田和泉屋を開店してきましたが、今回神田和泉屋独自でインターネ ット上にホームページ(店舗)を開きました。
『神田和泉屋商品カタログ』の最新版と『神田和泉屋たより』が見られます。ま た商品の発注もEメールでできます。
アドレスは、すべて小文字で
http://kanda−izumiya.com又はhttp://www.kanda−izumiya.comです。http://の部分を省略して kanda−izumiya.comでも繋がります。
E(電子)メールは
yokota@kanda−izumiya.comです。
(神田和泉屋の横田が手紙の受取人という意味です)
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学東京教室日本酒科
第5回「お酒の表示」
1組 3月4日(火)
2組 12日(水)
3組 27日(木)
午後6時30分開始
家政科おかみさん教室
3月1日
年少組 午前10時〜
年中組 午後3時〜
ドイツワイン科小柳教室
第7回 3月26日(水)
第8回 4月16日(水)
入学式
3月22日(土)午後3時より
父兄の同伴も認めます。ご紹介者の参加もokです。
会場 ワインベルク1
神田和泉屋3F
生徒募集
アル高校第17期生
今年4月から始まる第17期 の生徒を募集しています。
今は入学試験もなくなっています。アル中学を卒業して浪々の身をかこって いる方はご入学ください。また、アル高校卒業後1年を経過した方の再入学も認 めます。
募集人員 若干名
岩手教室第6期生
店頭でさまざまなご質問をお受けします 「この山廃って?」「本醸造って?」 「純米酒が本当のお酒なんでしょ?」「お酒は麹が造るんでしょう?」「大吟醸 酒ってなんですか?」「安いのは、それなりの味しかしないの?」「封を切らなか ったらいつまで?」などなど、できるかぎりお答えしていますが、店頭での立ち話 では、どうしても断片的です そこで、通しで神田和泉屋のお酒の話を聞いていた だこうと、東京で10年前に教室を開きました 現在、教室は東京とこの岩手で開講 されています
この教室は、お客様のやさしいお酒の勉強会です 月1回7回、食事をしながら 楽しく勉強していただいています 本来ならば「酒大学」とでもいいたいところで すが、内容はとても大学とは言い難く中学? また世界中のお酒に話が飛びますの で、アルコール全般? ということで、アルコール中学、略して「アル中学」、上 級のクラスに「アル高校」を併設、全7回で終了となります 一般の消費者の方を 対象とした勉強会ですから、業界関係者の方はご遠慮いただいております 女性の 方の参加も多く、年齢もいろいろです 岩手教室第6期は1クラス10名を募集の予 定です
学園からは毎回校長とおかみさんとアシスタント(東京教室アル高校卒業生)が 出張します
申込みは、申込書にご記入のうえファックスまたは郵送で提出してください
定員になり次第締め切ります
日程
第1回 4月12日(土)
第2回 5月17日(土)
第3回 6月14日(土)
第4回 7月19日(土)
航空自衛隊松島基地祭の日程で変更となる可能性があります。
希望者はブルーインパルスの演技見学遠足も予定されています。
第5回 9月13日(土)
第6回 10月18日(土)
第7回 11月22日(土)
修学旅行 98年1月頃酒蔵見学
卒業生の再入学は岩手教室のみの特例です
卒業生の再入学の入学金は免除されます
授業料 とてもいただけません
入学金 ¥5000(テキスト代、連絡費)
教材費 1回 ¥7000(毎回当日に、食事、宿泊代を含む)
原則として宿泊をしていただき、翌朝食後解散
[アル中学]は6時30分から始まります 先ず約1時間くらい、レジメに沿っ て講義をします その後2時間ほど、銘柄をふせたお酒を数種類一緒に飲み、食 事をしながら、質問にお答えしたりします ヤコマンなどインチキなお酒も体験 していただきます 授業終了後は宿泊し、翌朝食事の後に解散となります
[欠席の場合]は、前日午前中までに、神田和泉屋まで電話などでお知らせく ださい それまでに連絡いただけない場合は、給食・教材費の半額を納めていた だきます 欠席者の落ちこぼれ対策としては、欠席者(だけでなく全員)に、毎 回の講義録を次回までにお送りしています
家政科
年小組
アル高校卒業生を対象に家政科キンガル教室年小組の生徒を募集します。
年小組はお米の研ぎ方から始まる幼稚園(キンダーガルテン)初歩組です。
年中組 年長組
現在の年小組在校生は年中組に、年中組は年長組に進級できます。 旧制おかみさん科卒業生は年中組、年長組のどちらへも進級が選択できます。
どの教室も入学申込手続きが必要となります。
受付は3月1日より店頭にて「申込用紙」にて申込してください。申込み者多 数の時は抽選。
ワインベルク1の閉鎖により家政科の教室は「神田和泉屋クッキングサロン」 の時代と同じにウイークディの夜の開講となります。
年小組 年中組 年長組
4月3日 9日 24日
5月8日 14日 29日
6月5日 11日 26日
7月3日 16日 10日
9月11日 17日 18日
10月2日 8日 16日
11月6日 12日 13日
12月30日(希望者でおせち)
2月5日 4日 12日
3月5日 11日 12日
報 告
アル中学修学旅行 2月16日
49名のの参加で千葉県の「木戸泉」さん「岩の井」さんの見学をしました。
アル高校修学旅行 2月8日
24名の参加で石川県の「菊姫酒造」さんを見学。金沢の兼六園見学後、富山県氷 見に宿泊。
9日山形県酒田の「上喜元」さん訪問。岩手教室修学旅行と合流。翌日現地解 散。一部の人たちが岩手県「神田和泉屋館ヶ森山荘」で新着ワインの整理。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学 後期授業
4月21日(月)
5月27日(火)
6月23日(月)
総評会館
今期アル高校を卒業した第16期生で同窓会員となったひとも入学できます。 同窓会員には後日往復はがきで案内が送られます。申込はこの返信はがきでして ください。定員40名になり次第〆切り。
酒造り体験
2月23日の班を最後に今期の 酒造り体験が無事終了しました。
今回は第1班より詳細な報告がファックスされ、以来すべての班から長文の報 告が出されました。3年目ということもあって経験者も増え、すべてが円滑に行 われた感じがあります。
後日かかわった桶のお酒がすべて搾れた時点で、お酒を選定して会員宛郵便で ご案内します。
神田和泉屋の日程 3月
1日家政科KG
4日アル中学20期1組
7日ワインベルク1最終日
11日ドリス訪日打合せの会
12日アル中学20期2組
15日同期会(強羅)
22日アル中学入学式
25日青年会議所で話
26日ドイツワイン科
27日アル中学20期3組
神田和泉屋商品カタログ
第8版 2000円
神田和泉屋扱いの商品の説明付きご案内と月刊の『神田和泉屋たより』の中の「お酒の話」の「おかみさんのおつまみワンポイント」からの抜粋が掲載されています。
お客様のお買上げ時の便宜のために少部数だけ発行しておりますので、お買い物のご予定のない方やご同業、業界関係者は購入をご遠慮ください。郵送ご希望の方は送料込みの2500円をお振込ください。
神田和泉屋たより
第9期(96年10月〜97年9月)
年間購読料2000円
購読申込み受付中
一般消費者の方を対象としておりますので、同業と業界関係者はご遠慮ください。
ご質問や寄稿は大歓迎です。間違いのご指摘もよろしくお願い申し上げます。
途中お申込みの方には第9期のバックナンバーとその月以後の分をお送りしています。
神田和泉屋たより104号
97年3月1日発行
発行者 梶@神田和泉屋
千代田区神田小川町2−8
電話03-3294-0201
FAX 0227
夜間休日留守電話0201
定休日
土・日・祝日
臨時休業は店内に掲示
営業時間
月曜から木曜10am〜7pm
金曜10am〜8pm
銀行口座
東京三菱銀行神田橋支店
当座預金9001635
郵便振替
001402250013
1997(C)神田和泉屋
お酒の話 火入れ
4月にもなりますと、よほど大きな酒蔵でもないかぎりは造りも終わりとな
り、できた生酒の火入れなどが行われています。
これから夏を越して秋までの熟成のための貯蔵が開始されますが、その間にお
酒が痛まないように、火入れで酵母菌を殺菌し、変質の原因となる酵素なども熱
で破壊します。
しかしお刺身が焼魚になるほどの熱ではなく、だいたい65度くらいの熱を加え
ます。この低温殺菌法はルイ・パスツールがワインの品質安定のために同じこと
を考えついた時より300年も昔から日本酒造りでは行われていました。
パスツールさんの方は顕微鏡で酵母菌の存在を確認して、熱殺菌を考案したの
ですが、チョンマゲの我等が先祖は経験的に行ってきました。温度をみるのにも
ちろん温度計などもありませんから、お湯の上に手をかざし何寸の高さで我慢で
きないかで火入れに使うお湯の温度を決めたと伝えられています。理屈はわから
なくても私たちの先祖たちはすばらしい工夫を清酒造りのそこここで行ってきて
います。
この低温殺菌法はビールにも使われ、ホップの添加による防腐効果とともに現
在まで行われています。ビールでは熱殺菌後、約1ケ月ほど摂氏1度くらいで貯
蔵して後(あと)熟成を行い「熟成によるとろみ」を出します。この期間をラガ
ーリング期間といい、その期間を過ごしたビールをラガービールと呼んでいます
(もっとも最近では生のラガーというのも発売されていますから・・・日本では
この定義は通用しない?)。
ワインでは火入れ前までは抵抗なく飲める赤ワインも、熱処理後は酸やタンニ
ンが多く感じられるようになり、これがほどけてとろみとなるのに、偉大と言わ
れるできのよい年の赤ワインなどでは、5年10年も飲み頃を迎えるのにかかると
言われています。ビールに比べてたいへんな長期間です。
日本酒ではこの「焼きむら」がおさまるのに約2ケ月ほどですが、とろみと豊
かさが出るのは、やはり秋を迎えて、山から寒い風「冷やおろし」が吹くころか
らです。それでそんな名前をつけたお酒も売り出されています。
熟成から生れるとろみは生のお刺身のとろみとは違った、ほんらいのお酒の美
味しさと言えるものです。
四季桜大吟醸酒「聖」
純米吟醸「花宝」 の今年の販売
この4月から前年と同様に「四季桜」の製品一升詰にそれぞれシール(画像入
バーコード票)を貼ります。ご面倒でもはがしていただき、集めてください。
ある枚数をクリアーした方に「聖」「花宝」各1本づつの購入権(さらに抽選の
可能性もありますが)をもっていただきます。
聖
1升詰 13250円(内税)
花宝
4合詰 3870円(内税)
4月より実績カウント開始
8月30日カウント〆切り
9月1日最低実績の発表
(店頭とこの紙面)
13日 実績提出〆切り
抽選(選考)実施
18日 結果発表
(当選者宛てはがき発送)
10月13日 お引き渡し開始
31日 お引き渡し終了
ご 縁
今現在おつきあいのある酒蔵さんとの出会いには、それぞれにイキサツやスト
ーリィがありますが、ドイツのトロイチ家とのおつきあいにも信じられない偶然
がありました。
神田和泉屋の先代とかすかにつながっていたのです。
8年ほど前、神田和泉屋のお客の「ワイン気違い!の学生」がドイツからのお
みやげのワインをもって神田にきました。一年間の休学届を出してヨーロッパ各
地のワイン産地を旅行してきたとの話でした。
神田和泉屋は地酒を扱う前はワインの店でした。ドイツのモーゼルラント(協同
組合巨大醸造所)から2種類の甘口白ワインやスペインのイエクラから辛口の赤
白ワインなどを少量でしたが輸入していました。しかしほとんどは商社が輸入し
たものでした。それもドイツではなくフランスが多かったのです。特にドイツの
リースリングぶどう品種のものは刺激臭、たとえは悪いのですが猫のおしっこみ
たいな臭いがして嫌でした。地酒を始めてからはすっかり御無沙汰のワインの世
界でしたが、そのおみやげのワインをみせられて驚きました。こんなドイツワイ
ンもあったのか、漬物の古漬けの臭いのしないドイツのトロッケン(辛口)とは
今まで巡り合ったことなどありませんでした。早速無理を頼んで少しでしたがワ
インを送ってもらいました。そんなことから始まったドイツのワイン蔵との出会
いでしたが、翌年には「やはり訪問せねば失礼・・・・・」ということでライン
ガウのトロイチ家を訪ねました。「最低一週間は居てください。ワインの種類が
たくさんありますから、毎日5種類くらいづつ試飲してください」ということで
ここに一週間。その間にほかの蔵へも連れて行っていただいたりしましたが、夜
は戻って毎晩試飲をしました。ある晩に「私の所は日本の医学雑誌に載ったこと
があるんですよ」と言って雑誌を見せられました。
以下抜粋掲載
「日本医事新報」1884号
昭和36年6月4日発行故 佐々木政吉先生と佐々廉平氏にまつわるドクトル・
プジネリ氏の話 黒須 巳之吉
話は一九一四年に遡る。私がベルリンに到着したのは六月四日で(中略)・・・
・・(この先生はその後、佐々廉平先生と行動をともにし、午後2時過ぎに終わっ
たパーティの帰りに見ず知らずのドクトル・プジネリの家に泊り、自分たちの恩師
の佐々木政吉先生と彼の父が友人であったことを知る) 中略
その後、第一次世界大戦で日本とドイツは敵国となり文通は不能に、終戦後文通
が復活したが第二次世界大戦でふたたび途絶。終戦後ドレスデンに手紙を送ったと
ころ、ライン地方で葡萄の栽培をしているという次男に回送され、その次男から返
信(略述)。さらに未亡人となった夫人から長い手紙がきた。之が読むに堪えない
程悲惨なもので、要旨は次の通りである。
ドレスデンの爆撃は物凄いもので(中略)・・・(焼け出され)徒歩にて夫の両
親(佐々木先生の友人)の家に行くことに決めた。食物とては何もなく、非常な困
難を冒して漸く生きながら辿りついた。ついてみると両親はすでに死亡し、その家
には見ず知らずの人が住んでいた。兎角するうちに憲兵が来て病身の夫を引張って
行って監獄に打ち込んでしまった。以来5ケ年間何の便りも聞くことも出来ず、金
はなし、二人の息子も一人娘の夫も皆牢獄に入れられ、自分は僅かな手内職をして
暮していた。(中略)
有り難いことに次男(注=ディター・アントン・プジネリ)が出獄を許されて自
分の所に来た。しかし一文なしの自分には彼に学生生活をさせることは出来ない。
母子餓死寸前というところだった。次男は農家に日雇いで働き辛うじて糊口を塗し
て居た(中略)。私は今は次男を何よりの頼りとして生きて居ります。私と次男と
は一片のパンも半分宛食べるという具合に共に分かち合い、共に飢えてきました。
次男は身にまとう何物もなかったし、私もなにも持って居なかった。次男に何か着
せてやる為に幾夜寝ずに働いたかわかりません。今は次男はライン河の畔の葡萄園
(注=これがワイングート トロイチ)に働いて居り、一年前に園主(注=昨年94
才で亡くなったオット・トロイチさん)の娘(注=ドリスさん)と結婚しました。
今は一生懸命に働かなければなりませんが、幸福に暮しております。
段々幸福になることを期待して居ります。(中略)
夫は全く世にも稀な善人でした。次男も彼に似て誠に良い人物です。今後も・・・
・(略)。
ゲルダ・プジネリ
以上に寄りて派手やかなりしドレスデンのプジネリー一家の哀れな状況がわかる。
栄枯盛衰、誠に計り難く・・・・・
次男の第二信には、プジネリー氏が60才の誕生日に釈放された時に、次男が共に
撮った写真を同封してきた。5年間の牢獄生活はマザマザと彼の表情に出ている。
彼は獄中にて結核となり、釈放された時には直腸癌を併発し、手術も不可能・・・
・
(失礼ながら文はかなり省略)
三月三一日脱稿
ドレスデン時代にはプジネリ家は優雅な生活をしていた名医の家柄で音楽家ワグ
ナーの主治医でパトロンでもあったようです。ナチに反対したためにこの一家の生
活はまったく様変わり。日本でも同じような話はたくさんありましたが、敗戦国ド
イツも同じだったんですね〜。
かすかにつながっていたご縁というのは、ここに出てくる佐々廉平先生は神田和
泉屋の先代の知合いで、その息子さんは貫之先生といい東大の佐々内科を作られた
(あるいは廉平先生かもしれませんが)方で関東逓信病院の院長を最後に現役を退
かれた方です。小学生のころ父に連れられて文京区の本富士の大和町のご自宅にな
んどか伺ったことがあります。廉平先生とお会いした記憶はありませんが(あるい
はその時にはすでに亡くなられていたのかもしれません)会話の中で廉平先生のお
名前はなんども耳にしていました。
「父の友人だ!」「え? あなたのお父さんも医者だったの?」
もちろん医者ではなく酒屋だっったのですが、意外なつながりに
「やはり地球上には500人しかひとは住んでいないんだ〜」
とその夜は大騒ぎで盛り上がりました。
神田和泉屋がドイツの辛口ワイン蔵を応援することになったのも偶然とは思えま
せん。
その後について
次男のディターさんは文中にあるようにドリスさんと結婚、長男ホリガー(ピア
ニスト)次男アルネ(ワイン蔵当主)三男ヨーン(コンピューター会社勤務)長女
カホリーナ(フルート奏者)の4人の子供をもうけ、オットさんと共にトロイチワ
インの個性を作り上げましたが、後年長い年月リューマチに苦しみ、肩や肱の関節
は手術で金属に変り、お会いした時には指も変形し、表情も乏しく、人に会うのを
避けている感じで、見せられる若い時の写真とは別人のように痩せて弱っていまし
た。ドリスさんは当然のことですが、この夫の看病と一家の大黒柱の役割を果たし
てきました。夫の死(91828)を看取って5年後、今度は実の父オット・トロイチ
さんを亡くされました。今はようやく悲しみからも立ち直り、次男のアルネさんと
夫人のウラさんそして孫二人(フェルディナンド君、ファビアン君)と暮していま
す。
ドイツ ラインガウ
トロイチ家
ドリスさんの来日
日程がほぼ決まりました。
4月26日来日JAL408便
成田15:00着
27日都内観光
28日都内観光 パーティ
29日関西へ
30日大阪京都見物
5月1日大阪京都見物
2日伊丹空港から仙台空港 岩手へ
3日中尊寺 藤原時代祭
4日三陸海岸と気仙沼
5日
6日日光と酒蔵見学 帰京
7日休息と東京見物
8日箱根 そばと温泉
9日箱根より帰京
10日太田姫神社祭神輿見物
さよならパーティ
11日離日JAL407便
成田13:00発
ゴールデンウイークの休業
カレンダー通り
の営業です
ただし28日休業
お願い トロイチファンの方へ
ドリス基金への参加
日本のファンに会ってもらい、まだまだ頑張っていただくために日本にご招待
いたします。お気持ちのある方は左記の銀行口座に資金をお振込いただけると幸
いです。ただしご寄付いただいた方のお名前の不公表と謝礼のないことをご了承
ください。 ウエルカム ドリス実行委員会
東京三菱銀行神田橋支店
店番012 普通預金
口座番号 0762154
ドリスファンド
代表 横田達之
ひと口 2000円
多くの方々からご寄付をいただいております。ありがとうございます。
神田和泉屋の身勝手な提案にアル高校同窓会、ドイツワイン科の皆さんをはじ
め多くの方々にご賛同いただき、この計画が実現しました。ありがとうございま
した。
ドリス ウエルカムパーティ
4月28日(月)午後6:30〜
新橋 ビストロ ベルラン
会費 8000円
定員 60名程度
ウエルカムドリス実行委員会
参加チケットは4月1日発売
ドリス さよならパーティ
5月10日(土)午後5時
会場 総評会館201号
当日開かれるアル高校同窓会総会と第2回利き酒コンテストに引き続いて
開かれます。
同窓会員でない方は神田和泉屋で参加チケットをお買い求めください。
4月21日より発売。 会費6000円
ただし同窓会員は総会懇親会参加費として同窓会にお支払いいただくこととな
りますのでこのチケットは不要です。会員には近日中に別途「総会案内」が送付
されます。
4月からの価格改訂
1日より消費税が3%から
5%に値上がりすることによ
り商品価格が変更となります
酒類の業界ではビール、ウ
イスキー、清酒の大手メーカ
ーなどはすでに外税方式をと
るとの発表をしています。
しかし神田和泉屋では
従来通り内税方式といたしま
す。端数につきましては切り
捨てとし、商品価格に端数が
生ずることを避けたいと思い
ます。
簡単な価格表を近日中に製
作する予定ですが、『神田和
泉屋商品カタログ』は8月頃
までには新版を発行させてい
ただく予定でおります。
ドイツワインの一部値上げ
89年と90年のシュペートレーゼの価格を4月1日より値上げさせていただきま
した。(内税)
4103
ロルヒャー クローネ リースリング90 3000円に
4255
ロルヒャー プファッフェンヴィース リースリング89
3500円に
4373
ロルヒャー ボーデンタールシュタインベルク リースリング89
3600円に
4375
ロルヒャー ボーデンタールシュタインベルク リースリング90
3300円に
4月のJALの大吟醸酒
菊姫大吟醸酒と岩の井の大吟醸古酒です
直行便のファーストクラスに搭載されます。
「おかみさんのおつまみワンポイント」
ねぎのぬた
材 料 ねぎ、わかめ、あさり(赤貝、まぐろ何でも可)
調味料 酢味噌、からし
わかめは水で戻しておきます。
あさりは殻つきを使います。
ボールにあさりを入れて、米をとぐ要領であさりをよく洗います。
砂抜きのできていないものでしたら、ボールにあさりを入れてひたひたに水を
入れ、塩をなめて塩気を感じるくらい入れてしばらく漬けておきますが、できれ
ば一晩漬けておきたいですね。
空の鍋にあさりを入れて、火をつけてから煮酒を少し入れて酒蒸しにします。
あさりのふたが開いてきたら火を止めます。殻からあさりを外して冷ましてお
きましょう。
ねぎは長さを2、3等分して茹でます。茹ですぎに注意しましょう。
少ない量なら電子レンジを使ってください。4センチくらいに切って皿に入れ、
ラップをしてからです。加減を見てすぐラップをはずしましょう。
酢みそは市販でもいいのですが、味噌、砂糖、味醂、からしを混ぜて自分の好
みの味を作ってみましょう。
ねぎ、わかめの小口切り、あさりを盛って食べる直前に酢みそをかけて食卓へ。
あらかじめ混ぜると、きたならしく見えるし、水っぽくなるので・・・・。
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学21期東京教室日本酒科
第1回「お酒の誕生」
1組 4月8日(火)
2組 10日(木)
午後6時30分開始
食事の用意がありますのでそのつもりでおいでください。
岩手教室
第1回「お酒の誕生」
4月12日(土)
午後6時30分開始
6月の教室変更
14日が22日となりました。
さらに7月の教室も最終土曜日の26日に変更となりました。
ドイツワイン科小柳教室
第8回 4月16日(水)
6時30分から
家政科おかみさん教室
年少組 4月3日
年中組 9日
年長組 24日
6時開始ですが5時30分
ころからの参加も可。
5月8日の年少組はドリスさんの日程の関係で24日(土)午後3時からに
変更となりました。勝手ながらご了承ください。
家政科 第6期 入学者
家政科は当初、おかみさん教室として出発、途中からキンダーガルテン教室が
発足し、やがてキンダーガルテン教室だけとなりました。おかみさん教室○期、
KG教室△期などと煩雑になっています。そこで今後は家政科として第1期から
数えることとし、今期入学の生徒さんは「第6期生」となります。
年少組
相沢 石垣 奥 小山 姜
武田 藤井 本間 中西
二瓶 南川 森本
年中組
市川 内田 梅原 加藤 (美) 佐久間 佐藤 柘植 戸根 西山
林田 村越
年長組
愛甲 阿久津 板倉 加藤 (逸)久下沼 下田 田口 堀田 松能
丸山 綿谷
(敬称略)
入学式
3月22日(土)午後3時より
開催されました
新入生24人中18名、アル高校同窓会役員4名ほか父兄3名、当日の料理助っ人の
家政科から5名、講師3名と校長理事長が参加し、今期は2クラス編成の少人数
にもかかわらず出席者が多く、にぎやかに行われました。
会場 ワインベルク1
神田和泉屋3Fにて
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学 後期授業
4月21日(月)
「今年の酒造りの現場から」
試飲 鑑評会のお酒をプロファイル法でみる
5月27日(火)
「酵母菌の世界」
試飲 タイプ別の利き酒
6月23日(月)
「新しい酒造り(設備の改善、杜氏の実情)」
試飲 前回と同じで蔵違い
教室 総評会館
すでに締切られています。今期は参加希望者がたいへん多く、50名を越えるク
ラスとなりました。そのため今期にかぎり聴講生の参加は難しくなっていますの
でご了承ください。
酒造り体験
2月23日の班を最後に今期の酒造りが終了しましたが、かかわったお酒の試飲
の結果と蔵元さんとの意見交換の結果、次のお酒が選ばれました。
大吟醸酒2種類4合詰と純米酒1升詰
大吟醸酒 7号
4合詰 3300円
山廃純米大吟18号
4合詰 3300円
山廃純米 21号
1升詰 3000円
が選ばれました。すべて生原酒規格です。すでに同窓会員には案内が送られ、3
月末に申込も締切られ4月8日〜11日が引渡し期間となっています。
アル高校同窓会総会
5月10日午後3時〜
終了後続いて
第2回 利き酒コンテスト
午後4時〜
参加資格 学園関係者
(在校生も参加できます)
引き続き 懇親会を兼ねて
ドリスさよならパーティ
午後5時〜
が開かれます。
同窓会総会参加申し込み書で申込んでください。
神田和泉屋の日程 4月
3日家政科KG年少組
8日アル中学21期1組
9日家政科KG年中組
10日アル中学21期2組
12日アル中学岩手教室
15日アル高校17期1組
16日アル高校17期2組
ドイツワイン科
17日アル高校17期3組
21日アル大学
24日家政科KG年長組
26日ドイツからドリス来日
28日ドリス
ウエルカムパーティ
訂正とお詫び
104号「お酒の話」の中で菊姫酒造で採取された金沢酵母を協会第13号と記
載しましたが、再度確認した結果第14号の間違いとわかりました。
お酒の話
最近ある九州の蔵元さんのお酒に地元で悪い評判が立ちました。今年の吟醸酒
の生酒のできが良くないというのです。ところがよくよく調べてみると、地酒を
販売する東京の飲み屋さんの管理が悪くて、その生の吟醸酒が変質したというも
のでした。
なぜ生の吟醸酒を出荷したのかは定かでありませんが、冷蔵庫もあるから大丈
夫です、という言葉を信じての出荷ではなかったかと思われます。生酒の管理に
すこしでも経験を積んいれば知っていることですが、気温の上がる4月の末とも
なれば、ちょっとしたことでかなりの変化が起こるということは存外と知られて
いません。まさかの予想もしない変化が起こるのが生酒なのです。
小売店でも飲み屋さんでも、差別化のためでしょうか? 他店にない特別な?
お酒を入手したがります。たぶんに「全国新酒鑑評会」が生酒で行われてきたこ
とから、そのものを手に入れたい、ということから特に大吟醸酒の生酒、それも
金賞受賞酒が狙われているのだと思います。
「新酒鑑評会」ですから出品のお酒は新酒でなければなりません。酒造年度で
は新酒は6月31日までですから、7月1日からは古酒となります。したがって新
酒鑑評会はそれ以前に終了していなければならず、それ以前に行われる税務署や
国税局の審査会ではまだ生酒の状態で保管されたものが出品されているわけです。
その続きの全国へも局で好成績を納めたお酒を同じ状態で出品することが多いわ
けでした。
しかしこの時期には気温の変化が激しく、変質を避けるために一部の蔵元が全
国へ火入れ酒を出品したことから、公平を期するために現在は火入れを行ったお
酒を出品しても可と明記され、多くの蔵元さんが火入れをして出品しています。
このことが知られていないことと、まだまだ生の方が香りも良くて美味しいのだ
と信じている人もいます。そういえば神田和泉屋の近くにも生酒しか置かないと
いう地酒専門の飲み屋さんがあります。年間を通じて生酒だけを店で出していま
す。中には冷蔵庫に入り切らずに、縁の下で夏を越す生酒もありました。いつだ
ったか「生老ねが出てますね」といいましたところ「なかにゃあヘタる奴もある
よ」と涼しい顔。もう哲学的?信念です。まぁこれはこれで主義ですから・・・
蔵元さんでもご存知ないひともいますが、一般に心配されるように吟醸酒は火
を入れても「おさしみ」が「焼き魚」になるという世界ではないのです。そのた
めの低温殺菌方法は、ワインの品質安定のためにルイ・パスツールが考案した時
より200年も昔から日本では行なわれてきていたのです・・・・。
インターネット
NECのバーチャル(仮想) 商店街「風街」に準備中でしたが、このたび5
月初旬をめどにこの商店街に神田和泉屋が開店となりました。神田和泉屋のホーム
ページです。清酒やワインはカラーのラベルも画像で見ることができますし、発注
もできます。
http://shop.meshnet.or.jp/kaze2
独自のホームページ
同時に商店街ではなく単独にもう一店を開店させました。
こちらはhttp://www.kanda−izumiya.comです。
ペリカン便代引宅配開始
ホームページの開設にともない振込に行く手数と振込料が節約できるペリカン便
代引宅配の開始しました。
◎ 代金お支払いは、商品と引換えに日本通運社員(配達員)にお願いいたします。
◎ ただし、お支払い金額が荷物1ケにつき1万円未満の場合は代引手数料300
円をご負担いただくことになります。
ドリス さよならパーティ
5月10日(土)午後5時
会場 総評会館201号
当日開かれるアル高校同窓会総会と第2回利き酒コンテストに引き続き、
懇親会を兼ねて開かれます。
同窓会員でない方は神田和泉屋で参加チケットをお買い求めください。4月21日
より発売。 会費5000円
お 礼
おかげさまでドリスの日本滞在スケジュールも順調に進んでいます。この
『神田和泉屋たより』がアップされるころはまだドリスは日本にいますが、きっ
と離日の時にはたくさんの思い出をもって飛行機に乗込むことになると思います。
多くの方々のご協力のおかげです。ほんとうにありがとうございました。
ドリス基金へのご寄付は順調に金額を増やし、おかげさまで彼女の費用を賄う
ことができました。さらに現在の状況では「若干の残金」が生ずる可能性が出て
きています。離日の時点で残金があった時には、ウエルカムドリス実行委員会の
同意も得られましたので、まことに勝手ながら「おみやげ」として彼女に手渡し
ますのでどうかご了承ください。新樽の購入資金の一部に使ってもらい、さらに
感動的なワインを誕生させていただけたらと思います。
また彼女の滞在日数が2週間ちょっとと短かったために、ご提案いただいたさ
まざまな企画を実現することができず、立案してくださった方々には申し訳なく
思っております。帰国後は末息子のヨーンの結婚式を月末に控えていたりして、
そうでなくても「人疲れ」の可能性の強いドリスにもりだくさんはかえって疲れ
の元とご迷惑?かなと考え、カットカットの滞在スケジュールとなりました。
ご協力と歓迎に感謝申し上げると共にお詫び申し上げます。
今後の旅行の予定
4月30日 京都見物
5月1日 休養
2日 伊丹空港より仙台空港。迎えの車で宮城県栗駒の陶芸家河田勉成さん
宅訪問後、栗駒駅前の「金龍」でウエルカムパーティ。終了後岩手県の神田和泉屋
館ヶ森山荘へ。宿泊。
3日 中尊寺見学と毛越寺での「藤原祭」の義経武者行列を見物。帰途「猊鼻
渓」で舟遊び。
4日か5日のどちらか天気の良い日に気仙沼と近くの海岸で海に親しんでもら
い、寿司(東京では食べてない!)もここで予定(実はとても東京にはないレベル
の店がここにある)。残り一日は休養日で神田和泉屋館ヶ森山荘の敷地内で竹の子
掘りや椎茸とりなど。
6日 東北自動車道で東京へ。途中「日光」見物と四季桜酒蔵見学。夕食は東
京のどこかで。
7日 江戸博物館など近場の見学。
8日9日 箱根へ小旅行。温泉とそばと豆腐を経験してもらいます。
10日 神田駿河台の太田姫神社の大祭「神輿」見物。すでにハッピは手配済な
ので、ひょっとすると「担ぐ」かも・・・・・。午後4時からはアル高校同窓会の
総会後の「第2回利き酒コンテスト」引き続いての懇親会を兼ねた「ドリスさよな
らパーティ」。終了後も最後の夜なのでどこかでちょっと・・・・・
11日 ドイツへ帰国。ドリスウエルカム実行委員会送迎員同行。
報 告 ドリス滞在記
記者 篠田 智子
大勢の方々のご協力のもと、ついにドイツ トロイチ家のドリスさんの来日が
実現し、スケジュールが進行しております。
4月26日 予定より25分早くJAL408便は着陸、約12時間の空の旅を終え
無事日本に到着。成田エクスプレスで東京駅。ホテルにチェックイン後、徒歩で
数寄屋橋、たまたま見つけた猿回し見た後、地下鉄で神田和泉屋へ。彼女の時差
克服のため?日本時間の夕食時に合せて実行委員会のメンバーでささやかなウエ
ルカムパーティをワインベルクで開きました。疲れさせないように眠らせないよ
うに・・・・・ちょっと遅くまで。銀座日航ホテル泊。
27日 約束の午前10時にホテルに行くとすでに彼女は5分まえから通りで待っ
ていました。ドイツ人らしいですよね。時差ボケのため5時には目が覚めてしま
ったとか・・・・・。
岩佐氏(約5年のロンドン生活経験者)に応援を頼んでの東京見物です。皇居一
周のドライブを企画していましたが、あいにくこの日はサイクリングデーとかで
通行止。靖国神社の参拝と皇居内の東御苑の散策となりました。靖国神社では展
示してあった多数の生け花も見ることができました。いくつかを見て「3本を基
本に高低をつけて生けていくのね」と言われた時には驚きました。スルドイです
ね。東御苑内は花盛りでした。ほんとうにこの季節に来てもらえて良かったです。
彼女の唯一の希望だった「うなぎ」をお昼に食べました。たいへんご満悦。歩い
て秋葉原の電器街を見学。ちょっと足を伸ばして神田明神。この日は大安で結婚
式やらで忙しそうでしたが、幸い神主さんが居られたので、お願いして突然の昇
殿参拝。神殿に「ライガウロルヒ村ワイングート トロイチ ドリス プジネリ
・・・」の名が厳かに響きました。参拝後には神主さんの案内で休憩所で甘酒の
ご接待を受けましたが、ここでおかみさんパワー全開で神社のてぬぐいとお祭の
Tシャツを記念品としてGET。夕食は横田家で「みずたき」。赤坂の横田家泊。
28日 早朝から傘を持参の築地魚河岸見学。もと場内のまぐろ店に勤務してい
た人形町「こあみ」のご主人と通訳係のベルランの藤森さんと、ただ付いて行っ
ただけの父とで見学。うなぎ屋で見られなかった「さばく」ところも、セリの現
場も見ることができたそうです。『皆、忙しく働いていたわ』朝食は築地で珍味
の山茂さんご推薦のお店で「てんぷら」。『すごく美味しかったわ』。そのあと
の歌舞伎座での「赤坂おどり」は少し難しかったようですが、日本文化に接した
気分とのことでした。オソお昼は横田家でブリの照り焼(おどりを見ている間に
父が築地から持ち帰ったもの)。到来ものの小魚の佃煮もなかなか好評。彼女は
日本食が合うみたいで、ホテルでも朝食は和食だったとか。
この日の夜は、53名参加のウエルカムパーティが新橋ビストロ ベルランで開
かれました。おかみさんの突然の提案で着物姿での参加となったドリス。参加者
が驚いたことはもちろんですが、それにしても顔はドイツ人ドリスだけど後ろ姿
は日本人そのもの。これほど着物の似合う外国人も珍しいのでは?!
29日 昨日とはうって変った上天気! 東京駅9時21分発の新幹線で大阪へ。
車中でみごとな富士山を見ることができました。これも日頃の行いが良いからだ
〜〜〜〜〜!
次回に続く
(新幹線車内にて)
輸入ビール取り扱い再開
しばらくの間、取り扱いを中止していましたが、最近になって落ち着いてきた
せいか、いくらか良質の外国ビールが輸入されはじめましたので、少種類ですが
取り扱いを再開しました。
チェコ
ブドワゼ 330ml
下面発酵 365円
ピルスナーウルケル
330ml下面発酵310円
イギリス
サミエルスミス スタウト
330ml上面発酵420円
サミエルスミス ペール
330ml上面発酵420円
マックワンスコッチエール
330ml上面発酵310円
サミエルスミスポーター
330ml上面発酵420円
ドイツ
オベールドルファーダンケル
500ml下面発酵630円
ベルリーナヴァイス
330ml上面発酵350円
アインガー ヘフワイス
330ml上面発酵460円
オーガニック
330ml下面発酵350円
ヘニンガー缶330ml
下面発酵 240円
ベルギー
シメイ レッド
330ml上面発酵560円
シメイ ブルー
330ml上面発酵720円
サタン
330ml上面発酵460円
モートサービットチェリー
375ml自然発酵620円
モートサービットフランボア
375ml自然発酵620円
アレキサンダー
330ml自然発酵700円
レフ ブロンド
330ml上面発酵500円
レフ ラデュース
330ml上面発酵600円
ローデンバッハクラシック
330ml上面発酵700円
ローデンバッハグランクリュ
330ml上面発酵700円
ミル芽茶
このお茶は品評会用に摘まれるもので、八十八夜の前に一針二葉といわれる新
芽だけを摘み取り手もみしたもので、香りの良さだけでなく滋養に富んでいるこ
とから珍重がられているお茶です。
今年は消費税の改訂で振り回され、ご案内をうっかりしてしまいました。
例年ご予約をいただいた分だけを摘んでいただいていましたが、今年はそんな
わけで適当な数を発注、すでに入荷となっています。お電話などでお問い合せい
ただいた方々の予約分がありますので残り僅かです。
100g缶 2040円
そばやの開店 4月22日
安曇野・翁
場所は松本市の北、池田町です。中央道から長野自動車道に進み、豊科インター
で降り、大王わさび園から県道大町明科線に出て大町方向へと向った「池田町美術
館」の近くです。すぐ近くには「大雪渓酒造」があります。定休日は月曜日、営業
時間は午前11時から午後7時まで。
開店のごあいさつ
謹啓 みなさまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます「さて、
このたび私共、長野県北安曇郡池田町に「安曇野・翁」を開店させていただくはこ
びとなりました。屋号は私の師匠である山梨県長坂「翁」の高橋邦弘様に命名して
いただきました。「翁」で長年修業させていただいた技と東京広尾「箱根暁庵」で
学んだ経験を生かし励んでまいります。
お店は、北アルプスの山々と安曇野の田園風景が一望できる池田町美術館の南側
に位置しています。美味しい水と・・・・・国内産の蕎麦の実を厳選、石臼で自家
製粉し日々香り豊かな蕎麦を打ち皆様方に満足いただけるよう努力してまいります。
ご来店を心からお待ち申し上げております。 若月 茂
「安曇野・翁」の開店に寄せて
安曇野池田町は、昭和五十四年から四年間東京から通い、蕎麦の栽培から石臼に
よる製粉まで色々試行を続けた思い出があります。現在の翁の製粉技術の基礎はそ
の時できたものです。
私が山梨県長坂町で「翁」を開店したのは、六十一春のことでした。当初からと
もに働いてくれたのが、若月茂君です。その若月君が、十一年後の同じ春に、この
池田町で、「安曇野・翁」を開店することになりました。じつに感慨深いものがあ
ります。
北アルプスの山並と大空が眼前に拡がる池田町の素晴らしい環境の中で、若月君、
おいしいお蕎麦を、いつまでもつくり続けてください。
平成九年四月
「翁」高橋邦弘
近くに立ち寄られた時にはよろしくお願いします。神田和泉屋
4月のJALの大吟醸酒
菊姫大吟醸酒と岩の井の大吟醸古酒です
直行便のファーストクラスに搭載されます。
「おかみさんのおつまみワンポイント」
ワインベルク2で2ヶ月ほどランチをやってみました。
洋風にはならずに和洋折衷でお許しいただきました。その時に作った物で、簡
単にできる鮭巻き白菜のスープ煮をご紹介します。
白菜のスープ煮
材料 白菜、塩鮭
調味料 ウエイパー、塩、胡椒
白菜を一枚ずつていねいにはがしていきましょう。ひとり分、二個か三個の割
合です。
鍋にたっぷりめのお湯を沸して塩をひとつまみ入れ、白菜を茹でます。固い部
分がしんなりしてくれば結構です。
塩鮭は切り身を買うよりも、半身のものの方が使いやすいと思います。
鮭の中骨を抜きとり、腹の部分もすきとり、骨の仕末をしっかりしておきましょ
う。
仕末のできた鮭を長さ4〜5センチに切り縦を適当な幅で棒状にします。
白菜の根本から棒状の鮭を芯に巻いていきます。
最初の部分をしっかり巻き、葉の柔らかい部分はロールキャベツの要領で内側に折
り、きれいに仕末をして、端はようじで止めておきましょう。
鍋にていねいに並べ、かぶる程度の水を入れてウエイパーで味を付けておきます。
芯にした鮭が煮えてきた頃合をみて、味をみましょう。中の鮭の塩味によって加え
る塩の加減を調節してください。
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学21期東京教室日本酒科
第2回「お酒の製造工程」
1組 5月13日(火)
2組 15日(木)
午後6時30分開始
岩手教室
第2回「お酒の製造工程」
5月17日(土)
午後6時30分開始
6月の教室変更
14日→21日(土)
7月の教室も変更
19日→26日(土)
アル高校17期東京教室
第2回「酒母」
1組 5月20日(火)
2組 21日(水)
3組 22日(木)
ドイツワイン科小柳教室
第9回 5月28日(水)
最終回 6時30分から
家政科おかみさん教室
年少組 5月24日(土)
年中組 14日(水)
年長組 29日(木)
6時開始ですが5時30分
ころから準備開始。
5月8日の年少組はド
リスさんの来日の関係で
24日(土)午後3時からに変更となりました。勝手ながらご了承ください。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学 後期授業
5月27日(火)
「酵母菌の世界」
試飲 タイプ別の利き酒
4月には各国税局の新酒鑑評会も終わり、さらに全国大会とも言うべき国税
庁の全国新酒鑑評会も、この日までには結果が出ています。その様子などもお話
しいただけるかと思います。
6月23日(月)
教室 総評会館
すでに締切られています。今期は参加希望者がたいへん多く、50名を越えるク
ラスとなりました。そのため今期にかぎり聴講生の参加は難しくなっていますの
でご了承ください。
アル高校同窓会総会
5月10日午後3時〜
第2回 利き酒コンテスト
午後4時〜
参加資格 学園関係者
(在校生も参加できます)
引き続き 懇親会を兼ねて
ドリスさよならパーティ
午後5時〜
が開かれます。
同窓会総会参加申し込み書で申込んでください。
同窓会員は同窓会年会費(『神田和泉屋たより』代を含む)3000円と懇親
会費2000円の合計5000円を当日ご持参ください。
なお、当日参加できなかった方には、年会費3000円の郵便振替用紙をお送
りしますので、お払込ください。神田和泉屋店頭や同窓会役員への会費のお預け
は、事務が煩雑となりますのでご遠慮ください。
神田和泉屋の日程 5月
3日から
休業
5日まで
10日アル高校同窓会総会
ドリス
さよならパーティ
11日ドリス離日
13日アル中学21期1組2回
14日家政科KG年中組
15日アル中学21期2組2回
17日アル中学岩手教室
20日アル高校17期1組2回
21日アル高校17期2組2回
22日アル高校17期3組2回
24日家政科KG年少組
27日アル大学
28日ドイツワイン科
29日家政科KG年長組
31日大阪酒販専門学院
お酒の話
華 鳩 貴醸酒 1997
数年前にも神田和泉屋で発売したことのあるお酒です。あのころ地元でも売れ
るのではと出荷してみたのですが、オリが出やすく、変質?と思った小売店から
返品が相次ぎ、これに懲りて商品化をあきらめておられましたが、「神田和泉屋
さんのお客様ならお分りいただける・・・・・」ということで、今期の造りで再
度この一回火入れの新酒を出荷いただきました。
貴醸酒は仕込水の替りに純米酒を使った濃醇なお酒ですが、通常5〜7年の熟
成の後にやや甘みを感じさせる老酒のようなお酒として発売されます。最初に手
掛けられたのが「華鳩」さんですが、中国のお酒の善醸老酒からヒントを得られ
たと聞いております。
しかし日本にも大昔「シオリ法」というヤマタのオロチの伝説に出てくる「強
い酒」としてお目見えするお酒があります。 シオリを重ねることによってアル
コール度数を高めたのですが、その後、投込み法(現在の三段仕込の原型)が考
え出されてからはこのシオリ方法は歴史の中から姿を消しています。もしこの方
法が現在まで残っていたとしたら、日本料理に世界に大きな影響を与えただろう
と想像できます。
それはコース料理の最後の段階での締めくくりのデザートワインのことです。
ヨーロッパ料理では、甘いデザートワインの他に濃めのコーヒーやブランデーな
どが使われています。フランスのソーテルヌやドイツのアウスレーゼなどの極甘
いワインをスプーン一杯口にするだけでとても満足な気分にひたれるのです。ど
ういうわけか日本料理ではこれがなく、最後は水菓子が出たりします。
水ようかんでは呑んべいは満足できず、「日本酒は食前、食中、食後酒とオー
ルマイティだ!」などと呑み続け、それでも終りの満足感がなく、せっかく美味
しい料理を食べても、帰り際にガード下の赤ちょうちんで追加飲酒してヘベレケ
・・・・・などとどうも感心しないことになったりしています。
ご紹介する貴醸酒の生(一回火入れ)は香りはワインのようにフルーティとい
うわけにはいきませんが、味はドイツの甘口のアウスレーゼの感じです。お値段
も500ML1850円とリーズナブルです。しかも口をキッチリ締めて冷蔵庫に
入れておけば、かなりの期間変質しないという利点もあります。もちろん若干の
オリは出ますが、なんの問題もありません。
ペリカン便代引宅配 開始
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ン便代引宅配サービスを開始しました。
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細は、配送梱包の中に納品書の形で入れてあります)。この合計金額を配達員にお
支払いください(金額には消費税が含まれています)。
なお、お買上金額(商品代金+送料+箱代など)の合計金額が、荷物ひとつにつ
き1万円未満の時は、代引手数料350円をご負担いただきますが、この金額もペ
リカン代引伝票の合計金額に加算されています。
ドリスさん さよなら
5月10日(土)午後5時
会場 総評会館201号
当日開かれたアル高校同窓会総会と第2回利き酒コンテストに引き続き、懇
親会を兼ねてお別れパーティが開かれました。参加者総勢70名の大パーティとなり
ました。
翌日は帰国の日でしたが、東京駅10時過ぎの成田エクスプレスに乗る前に、車で
神田に寄り太田姫神社の神輿を見学、ついでにちょっとお願いして担がせてもらい
ました。それもなんと花棒です。楽しんだ後、東京駅でウエルカムドリス実行委員
会の送迎担当(ポーター?)と合流、成田エクスプレスで成田へ。空港に見送りに
見えた方々と空港内の寿司屋さんで食事をしてお別れしました。
報 告 ドリスさん滞在記
記者 篠田 智子
4月29日 新幹線の窓から見事な富士山を見つつ大阪に到着。大阪での滞在は、
父の妹夫婦、伊藤家です。この日の昼食は大阪名物のお好み焼を家でホットプレー
トを囲んで楽しみました。昼食後はゆっくり昼寝でも・・・と思っていたのは私だ
け・・ドリスの提案でご近所をぐるりと散策。竹林やスーパーマーケットも見るこ
とができてご満悦でした。夕食は三島さん(皆さんご存知「四季のおでん」の経営
者)のお力添えをいただいて「吉兆」での懐石で大阪ウェルカムパーティでした。
通訳として小柳先生(「神田和泉屋学園」ドイツワイン科講師)や遠くは九州から
もトロイチワインファンが集まり、12名で目と舌で味わう日本食を堪能。
4月30日 この日は一日京都見物。まずは加藤逸子さん(日産勤務、アル高校同
窓会役員)のご紹介を得て川島織物(日産自動車のシート地も作成のご縁)を見学。
ちょうど富士山をモチーフにした巨大なドンチョウを作成中だったり、通常の見学
コースには含まれていない染色現場も見られたりとほんとうにラッキーでした。昼
食は精進料理。その後、八坂神社と清水寺に参拝。ドイツへのおみやげも買いまし
た。この夜、叔父の突然の提案でドリスはカラオケ「居酒屋」の特訓を受けたので
す。
5月1日 この日は一日のんびり過ごしました。家の近くの温泉でドリス初めて大
きなお風呂を体験。従姉が略式ながら抹茶のお手前を披露。そして夕食のギョウザ
作りにもチャレンジ。その後はカラオケのレッスン。
5月2日 大阪から仙台へ。飛行機からもほんとうに見事な富士山が見えました。
仙台空港へは弟の健治(東北大大学院在籍)が車で出迎え、宮城県の栗駒へ。途中
で父や岩手教室の人たちと合流。ちょっと待合わせに時間があまったので、合流ま
での間に入った「パチンコ」で大当り!と嬉しいハプニングもありました。栗駒の
陶芸家、岩手教室の生徒でもある河田勉成さんの工房を見学。陶芸のロクロ実演に
見入っていました。この日の昼食は、岩手ウェルカムパーティに集まった面々と栗
駒牛料理の「金龍」でしゃぶしゃぶ。この夜からの宿泊は「神田和泉屋館ヶ森山荘」
です。
5月3日 この日は中尊寺、毛越寺のお祭「藤原祭」のハイライト「東下り」の日
です。まず山荘から睨鼻渓へ向い、落ち着いた景色の舟下りを楽しんだ後、車を一
関駅に置いて電車で数駅先の平泉駅へ。ここで鎌倉時代の衣裳をつけた武者行列
(義経役は羽賀研二)を見物。ちょうど演技が始まった和太鼓の音に送られて、電
車に乗込んで一関、そして車で山荘へ。敷地内にあるタラノメや椎茸、わらびなどを
摘んで楽しそうでした。
5月4日 餅つきの後、車で陸中海岸へ。ちょっと天気が悪くワイパーを動かして
の出発でした。唐桑半島の突端で「水平線」を見せて、地球は丸いを実感させよう
としましたが、生憎の曇空で・・・・・う〜〜〜ん。しかたなくちょっと早めに気
仙沼に戻り「一八寿司」でほんとうの寿司を堪能。大阪で回転寿司に連れて行って
おいて大正解!「ここのお寿司はほんとうに美味しいわ」と大満足でした。めずら
しく大旦那が握ってくれたのですから特別でした。帰り道に「岩井崎」海岸で潮を
吹く岩を見物に寄ったところ、なんと青空が広がり水平線もはっきり見えました。
5月5日 私と父とドリス、祖母、お隣のおばあさんと室根村のこのあたりで一番
高い山、室根山に車で登って、昨日の気仙沼などを眺めました。のんびりの一日で
した。岩手滞在中には先月号の『神田和泉屋たより』の日程を見て、遠く新潟や山
形から何時間もかけて渋滞と闘いながらプレゼントをもって訪ねてきてくれた方た
ちもいました。
5月6日 朝食を済ませて帰京の途につきました。途中宇都宮で東北自動車道を降
りて四季桜さんへ伺い、見学と利き酒をさせていただきましたが、やはりかなり興
味深かったようでした。夜は神田のワインベルク2で食事。「良いレストランね」
と嬉しそうでした。
5月7日 河崎早春さん(同窓会役員)にお願いして浅草と江戸博物館に連れて行
ってもらいました。なんと河崎さんのご主人が車を出してくださったとか。
5月8日 箱根へ。電車に乗込んだトタンにハプニング。母が1号車と11号車を間
違えて乗車。発車時間にもまだ会えずそのまま発車。動き出した車内を必死に捜し
て、ようやく母とドリスを発見。二人は私が遅刻して乗り遅れたと思い込んでいた
・・・・・トホホ。この日は生憎の雨。共同浴場でひとっ風呂浴びて昼寝。同窓生
の会社の保養所に着いて、またひとっ風呂。疲れ切っているドリスと母に神様が
「一日くらいのんびり過ごせ」と言っているかのような大雨の一日でした。
5月9日 前日の大雨も止み、晴れ間ものぞく天気。大涌谷で黒たまごを食べ、ロ
ープウェーで芦ノ湖も見て、さあそろそろ帰るかと戻りのロープウェーに乗ったと
たん、ものすごい雲で視界0。なんと良いタイミングだ。箱根湯本の暁庵で皆川さ
ん(アル中学2期生)のそばとうまい豆腐に舌づつみを打ち、由緒ある部屋でお抹
茶もいただき東京へ。
5月10日 朝から上野のアメ横で買出し。来日中にたくさんの方々から頂いたプレ
ゼントがスーツケースに入らないために大きなバックを購入。そしてこの夜に行わ
れた利き酒コンテストとさよならパーティの食材も購入。さらに日本食の大ファン
になった彼女は、チューブ入のわさび、乾燥わかめ、味噌、だしなどを購入。買出
しの後はクッキング。ドリスにも3品作ってもらうことに・・。ハーブをふんだん
に使った料理は、さよならパーティに参加された方たちに大好評だったことは言う
までもないことです。70名参加となったさよならパーティは、二次会、三次会と深
夜まで別れを惜しむように続きました。
5月11日 日本に来た時にもっていたドリスの荷物は、大(スーツケース)、中、
小の3つでしたが、帰る時には大3個、中2個、小1個+紙袋と倍以上になってい
ました。大勢の方々から頂いたたくさんの記念品を大事そうに荷造りして、いよい
よお別れです。
約2週間の来日は、彼女にとって忘れられない日々になったと思います。初めは
単に父の夢だったことが大勢の方々のご協力で実現し、そして彼女自身のほんとう
に良い思い出となり得たことを嬉しく思います。そして日本にトロイチのワインの
ファンがこんなに大勢いるということを彼女自身がそのファンの方々に会うことで
実感したことも事実です。そのことがこれからのトロイチワインの発展につながり、
またそのワインが日本にいる私たちの口に美味しく入ることになるのですから、今
回のこの企画は大成功だったと私は思います。本当にほんとうにありがとうござい
ました。さまざまにご協力頂いた方々に、父になりかわり感謝申し上げます。
第2回 利き酒コンテスト
5月10日に神田の総評会館で開かれました。52名がコンテストに参加。6種類
のお酒の利き当てに挑戦し、13名が失点0という激戦となりました。
アンバーグラスを使っての優勝決定戦の結果、優勝アル高校7期福田恵一、2位ア
ル高校3期奥信吾(ちなみに前回のコンテストではブービーでした)、3位アル高
校12期佐久間啓、4位アル高校13期小野寺仁、5位アル高校10期河崎早春、6位ア
ル高校14期西山美穂、7位アル高校6期中浦仁、8位アル高校8期北村重幸、9位
アル高校14期河合潤、10位アル高校5期福田博次、11位アル高校11期上原宏、12位
アル高校6期藤山勉、13位アル高校14期市川清美の各氏でした。
彼等は全員第一回戦では失点0でした。失点2が7名。失点10までが10名。失点
20までが9名という好成績でした。
前回の優勝者大川薫さんは失点32と再度の入賞は果たせませんでしたが、彼女が
間違えたのはたった2つ(1つ間違えれば2つ間違い)、しかしその数値の差が大
きかったために二乗されて大きな失点数となりました。
いずれにしても、どの参加者も勉強の成果があって、かなりの利き酒能力をもっ
たといえましょう。
とんかつ くらや 移転
5月20日より店を青山から移転して新規開店しました。
日本酒は神田和泉屋からの納品です。大吟醸酒などはあまりありませんが、神田和
泉屋の主だったお酒のほとんどがあります。
新宿区四谷4−31−7
新宿御苑正門の近くです。地下鉄丸の内線「新宿御苑駅」から徒歩3分。
夜の営業時間は9時までです。
土曜、日曜、祝日休業
電話3358−8707
四季のおでん 改装開店
大阪心斎橋の「四季のおでん」さんが約2倍の広さとなりました。でも席数は15
席。3席増えただけ。「私の手の届く範囲内の客席数です」とのこと。
大阪市中央区心斎橋
2−4−4仏蘭西館1F
電話06−212−2276
安曇野 翁 の住所
先月号に開店のお知らせをしましたが、住所と電話番号を書き忘れました。
長野県北安曇郡池田町
大字中鵜3056−5
電話0261−62−1017
「おかみさんのおつまみワンポイント」
アスパラのグラタン
材料 アスパラ、ハム、玉ねぎ、バター、牛乳、ホワイトシチュウの素、ピザ
用チーズ、パン粉
アスパラは根元を持って折れるところから皮の固い部分が始まるので、それを
目安に皮を皮むき器でむいて、下のほんとうに固い部分だけを切りおとしましょ
う。
鍋にお湯をわかしてください。別のボールに氷水を用意しておきます。
5分通り(半分)茹で上がったところで、氷水に放して熱を急いでとりましょう。
玉ねぎを縦にスライスしてフライパンでよく炒めます。
そこへ牛乳を加えて煮立たせ、市販のホワイトシチュウの素を、多めに入れて
濃めのグラタンのソースを作ります。バターも入れましょう。ソースの量も少し
多めです。
塩、胡椒で味を整え、ハムと、茹でたアスパラを一口大に切り、ソースにから
めておきます。
耐熱の器にバターを塗り、フライパンの中身を入れて、上にピザ用のチーズを
まんべんなくのせて、その上からパン粉をふりかけておくと焼き上がりがパリと
して香ばしくでき上がります。
器の大きさは大きい物が入るレンジならば、一度に大きいものを作り、みんな
でわいわいとつつくのも楽しいのではないでしょうか?
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学21期東京教室日本酒科
第3回「お酒の原料」
1組 6月10日(火)
2組 12日(木)
午後6時30分開始
岩手教室
第3回「お酒の原料」
6月21日(土)
午後6時30分開始
アル高校17期東京教室
第3回「お酒の歴史」
1組 6月17日(火)
2組 18日(水)
3組 19日(木)
家政科おかみさん教室
年少組 6月5日(木)
年中組 11日(水)
年長組 26日(木)
6時開始ですが5時30分
ころから準備開始。
生徒募集 ドイツワイン科
第9期が8月より開講されます。
応募資格は「神田和泉屋学園」日本酒科卒業生です。
申込み受付開始は6月1日より先着順に受付けます。
受講料
毎回7000円
日程
第1回 8月21日
第2回 9月25日
第3回 10月22日
第4回からは小柳才治先生の授業となりますので日程は後日お知らせいたし
ます。
第4回11月、第5回12月、第6回1月、第7回2月、第8回3月に開講の予定で
す。123回は横田校長と松原先生がワイン全般のお話をします。
受講資格 アル中学アル高校日本酒科卒業生と卒業見込者
生徒募集 ドイツワイン科
第5回 岩手 夏期集中講座
8月16日(土)17日(日)
於「神田和泉屋館ヶ森山荘」最寄り駅 JR花泉、一関
予定
16日(土) 午後1時〜4時 第1部 地下ワイン庫
午後6時〜9時 第2部 1F食堂
17日(日) 午前9時〜11時 第3部 屋外にてパン焼をしながら 昼食後 解散
現地集合・現地解散ですが、電車か自動車、参加者で相談して良い方法を決め
てください。
募集人員 20名
参加資格 特になし
申込み受付け開始 6月1日
**全員宿泊**
4部屋にわかれて宿泊します。
*参加費1万5千円(申込み時)
ドイツワイン科第3回修学旅行
98年秋、ぶどうの収穫と醸造が行われている時期である10月末から11月の初め
にかけての第3回目のドイツへの修学旅行が計画されています。
第1回の修学旅行は94年10月29日から11月6日までの日程でバーデンのクレメ
ンスラング家、ヴュルテムベルクのリヒャルトトレンダー家、ラインガウのトロ
イチ家、モーゼルのクラオスストゥルブ家を訪問、他に大きなモーゼルの中央醸
造所や古城などを回りました。この旅行も同様の内容で行われる予定です。
参加資格はドイツワイン科東京教室卒業生と岩手のドイツワイン科夏期集中講
座の受講修了者です。
生徒募集 日本酒科
東京教室 97年10月開講
97年7月1日より神田和泉屋の店頭にて先着順に受付します。
電話やファックス、電子メールでの手続きはできません。
アル中学22期アル高校19期の一貫教育。10月から翌年9月までの9回の授業で
す。今期は3クラス、各12名を募集します。
消費者の方に自分のお酒を選ぶ力を付けていただくことを目的としております
ので、入学できるのは一般消費者のみで、業界関係者や業務店さんは原則として
ご遠慮いただいております。
午後6時30分開始 食事の用意があります。
日程
1組 2組 3組
10月7日 15日 23日
11月4日 19日 26日
1月13日 14日 22日
2月10日 18日 12日
3月10日 18日 12日
高校の日程は後日発表します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
アル高校17期2組
歌手 近藤 祥子さん
6月17日
NHK「日本の歌」に出演
−−−−−−−−−−−−−−−−−
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学 後期授業最終回
6月23日(月)
教室 総評会館
今期は参加希望者がたいへん多く、50名を越えるクラスとなっています。その
ため今期にかぎり聴講生の参加は難しくなっていますのでご了承ください。
神田和泉屋の日程 6月
5日家政科KG年少組
10日アル中学21期1組3回
11日家政科KG年中組
12日アル中学21期2組3回
17日アル高校17期1組3回
18日アル高校17期2組3回
19日アル高校17期3組3回
21日アル中学岩手教室
23日アル大学
25日キュリネール国立出張
26日キュリネール国立出張
家政科KG年長組
27日ぶどう酒の会
28日アル高校第2期同期会7月 3日家政科KG年少組
7月の連休
19日(土)
20日(日)
21日(振替)
8月の夏期休暇
13日(水)−−−
I
I
18日(月)−−−
ぶどう酒の会
ワインベルクの移転により神田和泉屋の3Fが他のことに使えるようになりまし
たので、ぶどう酒の会を再開することになりました。
6月27日(金) 午後7時より
今回はバーデンの白ワインを開栓し、ホワイトアスパラなどを楽しみます。
チケット売出し6月1日
会費 5000円
お酒の話
暑い中でお燗の話です。
今でも一年を通して「酒はお燗に限る!」と言っている方もたまにおられますが、
こんな方は例外の部類に今はなっています。それどころか「お燗をするなんて酒
の味の分らんただの呑兵衛!」などと極め付けられかねない雰囲気です。
しかし「絶対酒は燗、絶対酒は冷や」という主義主張?ではなく「お燗はおも
しろい」という世界もあります。
ちょうど今時分は、お酒が今年の冬に造られた新酒と一年前の古酒とがブレン
ドされる時期でもあります。酒の業界では「ブチ」などと呼んでいますが、犬や
牛の白黒のブチと同じ感じの言回しです。
酒蔵さんは、特殊なお酒は別として、普通のお酒は年間を通じて同じ酒として
売りたいと考えています。そのために新酒と古酒をブレンドします。そうでない
と、ある日突然、熟成の進んだ古酒から若い新酒に変ったら・・・・・だれでも
その大きな変化には気づき・・・・・なんだなんだ〜、ということになります。
新酒と古酒だけでなく、たとえレベルの高いものに変っても飲み手は「変った!」
それが「違った味・・・不味くなった」とエスカレートしてしまうことが多いよ
うです。
「変った」と思われたくないので、蔵元さんはブレンドをします。当然プロで
ある蔵元さんはどの割合でブレンドするのが最良かをご存知ですが、1ケ月もす
れば様子が変るのが貯蔵タンクの中のお酒です。「変っていない状態」をブレン
ドで続けるのも難しく、時として後から出荷されたものが若い感じだったりしま
す。小売店が一番お小言をいただく時期です。
神田和泉屋ではお燗をすることでこの飲み頃のころあいを量っています。その
ために神田和泉屋のお酒の瓶詰め月日は、店頭に並ぶ時期が前後していることが
あります。まぁそれはさておいて、楽しむ時のお燗の活用です。
先日も勉強会の形でお燗をしました。酸の出やすい純米酒を教材にして数種類
のお酒をお燗し、どう変化するかを試しました。
この勉強会に参加した全員が驚きましたが、36度と37度で大きな差が出ました。
わずか1度の違い、それも人間の体温と変らない温度です。
これはいったいどう言うことなのでしょう? 氷で冷やしたものと湯気のたつ
ほどの熱燗との差であれば、その口で感じる違いは理解できますが、わずか1度
でここまで違う!
ワインもビールも日本酒も品質安定のために火入れ殺菌をしています。ワイン
の品質安定のための火入れは、ルイパスツールが開発したものですが、かなりの
ヘヴィタイプの赤ワインでも生の時点では、生のトロミに助けられるせいもある
のでしょうか、それなりに美味しく飲めます。ボジョレーヌーボなどでご経験の
ある方もいらっしゃるでしょう。しかし火入れ殺菌するともともと酸の多い赤ワ
インはタンニンと共にたくさんの酸が感じられて、フルボディといわれるボルド
ーの高級ワインなどは口が曲りそうになります。
しかし、5年10年と熟成させることによって、これがトロミと香りに変化してい
くようです。
ビールも通常火入れ殺菌して約1ケ月くらい摂氏1度で貯蔵すると熟成による
トロミがでてきます。この熟成期間をラガーリング期間といい、この期間をもっ
たビールをラガービールと呼んでいます。しかし、最近の日本のビールはミクロ
フィルターによるろ過で酵母菌を除去する方法が主流で、ほんらいのラガービー
ルは姿を消しつつあります(もちろん日本だけ)。
日本酒も造りのある間に売りだされる「生原酒」は美味しく飲めますが、火入
れをするととたんに酸が感じられ、とても美味しいとは言えない状態になります。
これを「焼きムラ」などと呼んでいますが、この感じも夏を越して秋まで置くと、
荒い酸の感じもほどけて、熟成によるトロミと香りに変ります。ちょうど山から
冷たい風が吹いてくる時期なので「冷やおろし」などと商品名を付けている蔵元
さんもあります。
さてブチです。その十分な熟成前のお酒を前年のお酒とブレンドするわけです
から、お酒のもつ雰囲気や味に少々のものを与えても不思議はありません。
しばらく冷暗所に貯蔵して熟成を待てば良いのでしょうが、それでは今晩の晩酌
に間に合いません。
そこでお燗です。人工的に熟成の時間を与えるお燗という手段で、若い熟成不
足のお酒を美味しくしようとするものです。熱燗が好きだから「熱燗」というの
ではなく、熟成をさせてみようという「お燗」です。今までの経験では、酸のほ
どけに十分な温度は、最高でも42度くらい、ほとんどが人間の体温程度でした。
夏のお燗もなかなかイキです。この1度の差にご興味のある方はぜひお試しくだ
さい。
風味醤油さんを訪問しました
つい先日、アル高校卒業生の池岡さんが司令を務める航空自衛隊新潟分屯基地の
創設35周年記念に参加してきました。
壇上の司令は自衛官礼服に身を包み、とても晴れやかで立派でした(教室でお酒
がまわった時とは大違い・・・・)。当然のことながら基地内は規律と整頓、やは
り民間とはいろいろ違うな〜。松島基地から飛来したブルーインパルスのアクロバ
ット飛行(正式には展示飛行)も行われ、式典に花を添えました。最近たびたび活
躍がテレビなどで紹介されている、最後の救難隊と言われる航空自衛隊新潟救難隊
(池岡司令はこの隊長も兼務)の救難模擬訓練なども公開され、新潟空港滑走路に
つながる自衛隊のエプロンは大勢の見学客で賑わいました。
夕方からは、町の中心地にあるホールで、航空自衛隊中部音楽隊による記念演奏
会が大勢の市民をご招待して開催されました。この開会までの時間にこの醤油蔵を
訪問しました。
もう6、7年前になるでしょうか、「神田和泉屋学園」の卒業生に紹介されて、
その醤油を送っていただくようになりました。その時に電話で30分くらいお話しを
伺いましたが、お会いしたことはなく、心苦しく思っていました。電話での印象も
「並の人ではない!」と感じさせましたが、お会いしてみるとさらに想像以上のひ
とでした。
今井奥太郎さん70才。奥さんの病気を契機に今までの醤油造りを止めて、まった
く新しい醤油造りに入った人です。
以下、ご本人の書かれた文章です。
・・・・風味醤油物語・・・・1)研究のきっかけ
昭和55年に、元気だった妻が動脈りゅうのため突然倒れました。生死の境をさま
よったものの、ようやく一命はとりとめました。現在は元気に回復はしましたが、
右半身は不随です。この時、新潟市民病院の担当医の本多先生から、血管がもろく
なり切れる病気や各種のガンは、日常食べている食品中の添加物の相乗作用(ひと
つひとつの添加量は小さくても、合計は大きな許容量を越える)による影響もある
ように思われる、と教えてもらいました。
当時私は、合成保存料、着色料、アミノ酸類等を添加した一般的な醤油を作って
いましたが、これを聞いて食品製造業者としての責任に目覚めさせられました。そ
してこの時から、無添加の本醸造醤油の研究と製造に取り組みはじめました。
(病院から帰るなり斧で木樽を打ち壊し、反省の念からへたり込み、その後雑菌を
排除するためにすべてステンレスタンクに作り替えたそうです)
2)本醸造醤油の研究へ
単に添加物を入れないものをと始めてみましたが、いざ作ってみると色が黒く変
化してしまい、まずくて食べられない醤油となってしまいました。酸化褐変の大き
な壁にぶつかってしまったのです。
この大問題を解決のために、私財を投げうって、延々7年余の研究に没頭してき
ました。ところが、どうやってみても納得のゆくものができませんでした。さいご
には、自分の力などおよばぬものと、いったんは投げだしてしまいました。ところ
が、すべてを捨ててみて、自然界のバランス・調和から大きなヒントを得ました。
生物の住みわけです。高温の温泉中にも、極寒の海水中にも、特殊な菌が活動して
いるという現実です。
醤油作りも発酵菌を変えてみたらどうかと気づきました。通常のミソ、醤油の菌
の働く温度は25゜Cくらいです。そのため普通なら菌による大豆、小麦の成分の分
解に二年(二夏)もかかってしまいます。この間に、有害な雑菌も活動しますし、
モロミの中の脂質の酸化も進んでしまいます。
これに対して、通常より低い温度で活発に活動し、かつ短期間で分解を終えるこ
とのできる別種の発酵菌を求めて、ついにこれに成功しました。15゜Cから17゜C
の間で最も活発に活動します。本来、菌にとって非常に厳しい環境なのに、考えら
れないことです。これは今の醤油作りの一般的な考え方からすると、かなり異なっ
た点があるかと思います。結果として、有害な雑菌による汚染度の極めて低い製品
となりました。
この風味醤油は、色が黒く変化する(酸化褐変)という大問題の解決にかなり近
づいたように思います。また予期しなかった事でしたが、副産物として味の良いソ
フトな醤油ができあがったのです。塩分濃度、エキス分等の分析値の同じ自社の旧
製品とくらべてみて、味・香りでかなりの差が感じられます。また、常温で数年間
の保存に耐えられますし、開栓後も冷蔵庫に入れる必要などありません。料理にお
使いいただいた時、素材の味を引き立て、とても良い香りがします。日本古来の醤
油の香りがするようにも思われます。
3)生造り醤油の商品化
醤油は一般的に瓶詰めする前の工程で加熱殺菌処理をします。雑菌を殺して安定
した製品にするためです。この時、乳酸菌等の貴重な菌も同時に殺してしまいます。
モロミからしぼったままの醤油を・・生揚げ(きあげ)醤油・・といいますが、こ
れの商品化には一般にはまだ間があるように思われています。
このたび私は、前述の新しい酵母菌の使用によって、この生揚げ醤油を商品化す
ることができました。生ですので、酵素・酵母菌・乳酸菌が生きていて瓶の中でさ
らに熟成が続いています。そのため、開栓後でも常温で保存ができます。
風味醤油
1升詰980円
4合詰530円
醤油のテースティング
小さなお皿に入れて色香りをみてから、指の先に醤油を付けて口にします。
その後、湯飲みなどの熱に耐えられるものに入れて、お湯を差して飲んでみます。
そのままでお吸い物になるほど味がでていればかなりのレベルと言えます。しかし、
再仕込醤油のような場合は味の豊かさだけとはいえないことがほとんどです。ちょ
っと重たい感じは味の豊かさとは別のもので、砂糖やアルコールの添加(みりん表
示)で重たさを隠した味の多さであることが多いようです。
「風味醤油」は、神田和泉屋で一番売れている「フジトラ丸大豆醤油」と比較し
ても味の豊かさに遜色がなく、香りはやや爽やかさで勝っています。価格が1升詰
で140円高くなりますが、それだけの価値は十分にありそうです。
ぶどう酒の会がひさびさに開かれました
6月27日、神田和泉屋の3Fのワインベルクを会場に、全員着席の20名でゆっくり
とした会となりました。テーマは「ホワイトアスパラガス」ドイツ名はシュパーゲ
ル。ワインはバーデンのクレメンス・ラング家のピノーゼクト、ヴァイスブルグン
ダー、グラウアーブルグンダーの辛口白ワインとシュペートブルグンダーのロゼと
赤ワイン。料理はすべておかみさんの力作?
3年前にバーデンのクレメンス・ラング家で教わったシュパーゲルのソースの再
現に挑戦、まぁまぁのでき?。ロゼと赤はローストビーフと岩手館ヶ森の鹿肉ソー
セージに合せて楽しみました。
何年も会場がなくて中止となった「ぶどう酒の会」でしたが、ご興味をもってい
ただけた方々にお集まりいただきました。以前は40名くらいの立食パーティでした
が、今回はひさびさの再開と宣伝不足のためか?やっとこさ20名の参加でした。し
かし「このほうがイイネ〜」と実感。今後は定員24名の会、といっても神田和泉屋
も参加しますので、20名様をお招きしての会とすることにしました。
8月と1月はお休みとしますが、原則として毎月1回20日過ぎのどこかで開催し
ます。ご案内は店頭掲示とこの『神田和泉屋たより』への掲載とインターネットで
行います。
岩手「神田和泉屋館ヶ森山荘」
岩手教室の生徒さん方が中心となって「露天風呂」を作ろうという話が現実味を
持ちはじめました。すでに蔵元さんから不要となった和釜が届き、設置の場所の候
補地も搾られてきました。和釜の大きさはそれほど大きくなく、おとな2〜3人程
度の大きさです。ツバの部分に床を張り、屋根をかけて宴会場にしようか?などと
計画はエスカレートしています。
同時に以前に植えてあったぶどうの樹も大きくなったので、庭のパン窯の前に柱
を建てて棚仕立にしようとか、ドイツワイン科夏期集中講座の野外教室として使え
るように、屋根にヨシズをかけようなどという案もでています。
焼酎の増税
ガット違反だ! 不公平だと外国から文句を言われ続けている「焼酎の税率の異
常な?低さ」を改善しろ〜〜〜しなければ報復処置をとるぞ〜〜〜
以前にもこのことについて書いたことがありますが、いよいよ来年2月にはこの
結論を出す期限がきます。
日本人にとって焼酎ってなんでしょう? たしかに数年前に起こった焼酎ブーム
で東京の人間にも身近となったお酒ですが、どちらかというと米で造った清酒が飲
めない低所得者用のお酒としての歴史をもってきました。
俗にニコヨンと呼ばれた日給240円の労務者が仕事の後にコップであおる酒とい
うイメージでした。この焼酎をウイスキーやブランデーと同じ税率にしろ〜〜とい
うのは、あまりにも日本の文化に理解を示していないご意見! と反論するも・・
・・・あまり効果はないようです。
欧米では、蒸留酒は高いアルコール度数を求めて、ついに到達した高度な技術か
ら誕生した高価なお酒という歴史とイメージをもっています。ウイスキーもブラン
デーもウオッカもその語源は「命の水」。彼等の高いアルコール度数に対する評価
が現れています。
日本では、元禄時代の少し前に、たぶん中国から琉球(沖縄)を経てランビキ焼
酎が伝わってきた、あるいは宣教師がもたらしたかもしれないと言われています。
それによって味醂などの新しいお酒が誕生しましたが、焼酎製造は設備も技術も一
般的に普及していたとはいえない状態ですが、一部のひとだけがこれを混ぜた軽や
かな清酒を飲んでいたと古文書に記述があります。まぁ本醸造酒の誕生です。
この焼酎が庶民の間で飲まれるようになったのは、徳川の中期に清酒の粕から作
られる粕取焼酎が作られたあたりからと言われています。しかし清酒の粕は酢の原
料になったり、焼酎として味醂の原料となることのほうが多かったようです。
なかなか清酒と結びつかなかった焼酎ですが、江戸から明治にかけて、火薬製造
のための原料として薩摩藩で製造されたとか、日露戦争後に陸軍の火薬製造所に製
造設備が設置されたなどの記録があります。その後、台湾からの安価な廃糖蜜に粕
取を混ぜた新式焼酎が認可され、大正末期から合成清酒の原料として、戦時下は液
体燃料としても生産が拡大され、終戦後は庶民のお酒としての歴史をもちました。
欧米とはかなり違った歴史と認識ですが、世界的には高級酒の焼酎に高い税率が
課せられるのも時間の問題? はたして日本は外国を説得できるでしょうか。
「おかみさんのおつまみワンポイント」
キャベツと海老の
辛子マヨネーズ
キャベツは芯の部分に深く包丁を入れて芯をくりぬき、穴の開いた所へ水道の水
をかけると洗いとはがしが一度にできます。
キャベツの栽培には葉が巻くたびに農薬が不可欠、そうでないとすべて虫の餌食
となってしまいます。しかしこの農薬は水で洗い流せるので心配いりません。必ず
流れる水を使って洗いましょう(縁日の焼そばの切っただけのキャベツは恐い)。
洗ったキャベツは、ボールに、手でちぎりながら入れて、芯の固い部分もスライ
スをして入れておきましょう。
塩をふりよくもみます。しんなりしてきたら、ざるに移してしばらく置きます。
海老は市販の、ボイルしたものがあれば、それを使いましょう。なければあまり
小さくないものをボイルして使いましょう。
大きいときは半分に縦に割ります。
何時かマヨネーズの作り方を書いたことがありますが、覚えていますか? でき
ればこの機会におさらいしてみてはいかがでしょう。一味違いますよ。
もちろん市販のマヨネーズでもかまいません。
器に辛子を溶きます。そこへ適当にマヨネーズを加えてください。
キャベツの水を搾って味をみて下さい。
塩が強ければざるの上からかるく水をかけて流しましょう。 しっかり搾って辛
子マヨネーズの中に入れて海老も一緒に混ぜましょう。塩もみをしたキャベツは量
がかなり減りますので多めかなと思えるほど作って大丈夫です。
必ず準備をしてよく冷やしておき、食べる直前に和えましょう。
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学21期東京教室日本酒科
第4回「お酒のお化粧」
1組 7月15日(火)
2組 17日(木)
午後6時30分開始
岩手教室
第4回「お酒のお化粧」
7月26日(土)
午後6時30分開始
27日は希望者で遠足にでかけます。
アル高校17期東京教室
第4回「吟醸酒造り」
1組 7月22日(火)
2組 23日(水)
3組 24日(木)
家政科おかみさん教室
年少組 7月3日(木)
年中組 16日(水)
年長組 10日(木)
6時開始ですが5時30分
ころから準備開始。
生徒募集 ドイツワイン科
第9期が8月より開講されます。
応募資格は「神田和泉屋学園」日本酒科卒業生です。
申込み受付開始は6月1日より先着順に受付けています。
若干の空席あり
受講料
毎回7000円
(食事代を含む)
日程
第1回 8月21日
第2回 9月25日
第3回 10月22日
第4回からは小柳才治先生の授業となりますので日程は後日お知らせいたしま
す。
第4回11月、第5回12月、第6回1月、第7回2月、第8回3月に開講の予定です。
123回は横田校長と松原先生がワイン全般のお話をします。
受講資格 アル中学アル高校日本酒科卒業生と卒業見込者
生徒募集 ドイツワイン科
第5回 岩手
夏期集中講座
8月16日(土)17日(日)
すでに満席となっています
現地集合・現地解散ですが、電車か自動車、参加者で相談して良い方法を決めて
ください。
ちょうどお盆の時期とも重なっていますので、交通の足が心配です。お早めに手
当してください。
生徒募集 日本酒科
東京教室 97年10月開講
97年7月1日より神田和泉屋の店頭にて先着順に受付します。
電話やファックスなのでの手続きはできません。
アル中学22期アル高校19期の一貫教育。10月から翌年9月までの9回の授業です。
今期は3クラス、各12名を募集します。
消費者の方に自分のお酒を選ぶ力を付けていただくことを目的としておりますの
で、入学できるのは一般消費者のみで、業界関係者や業務店さんはご遠慮いただい
ております。
午後6時30分開始 食事の用意があります。
日程
1組 2組 3組
10月7日 15日 23日
11月4日 19日 26日
1月13日 14日 22日
2月10日 18日 12日
3月10日 18日 12日
高校の日程は後日発表します。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学第3期修了
前期後期に別れての全6回の講義でしたが、先日6月23日に最終回が修了し、25
名が卒業となりました。卒業生の資格は全6回の内5回出席することが必要でした。
後期のみの受講生は今年秋からの第4期の前期講義を修了した時点で卒業証書が授
与されます。また第1期から第3期までの間に全6回を受講したひとには、卒業証
書がこの『神田和泉屋たより』と一緒に同送されます。
アル大学最終回は杜氏さんを取り巻く環境のお話しと利き酒実技は、同じ酒蔵の
お酒の種類を利き当てるものでしたが、1)大吟醸、2)純米酒、3)本醸造、4)
生酒、5)普通酒、6)低アルコール、7)合成酒でした。使用したお酒は長野県
の真澄正宗。
神田和泉屋の日程 7月
1日アル中学22期申込受付
3日家政科KG年少組
10日家政科KG年長組
15日アル中学21期1組4回
16日家政科KG年中組
17日アル中学21期2組4回
19日
連休
21日
22日アル高校17期1組4回
23日アル高校17期2組4回
24日アル高校17期3組4回
26日アル中学岩手教室
29日ぶどう酒の会
お酒の話 呑切り酒
地域によって行われる時期が違いますが、ほとんどの酒蔵さんが6月から8月に
かけて「初呑切り」という行事を行います。
字に書く通り、初めて呑口(のみぐち=栓)を切る(開ける=映画の封切りと同
じ)のですが、その目的は中のお酒がどうなっているかのチェックです。
3月も末になるとその冬の酒造りは終りとなり、忙しさも一段落、おかゆ状のも
ろみもほとんど搾られ、貯蔵タンクに入れられています。ここからホースでお酒
(生原酒)を引き出し火入れ殺菌をして、ふたたび貯蔵タンクに納めます。
お酒はワインやビールと同じように醸造酒ですからブランデーやウイスキーのよ
うな蒸留酒と違って変化しやすいものをたくさん含んでいます。そのために火入れ
をしてさまざまな菌や酵素を熱で破壊しても、熟成貯蔵中にお酒に悪い変化をもた
らす危険がたくさんあります。
そのチェックのためにこの時期にすべてのタンクを開けます。
昔は腐造をいち早く発見するために行われましたが、今は醸造技術の進歩で腐造な
どということはほとんどなく、それぞれのタンクの熟成の度合いをチェックするた
めに行われています。
故郷に帰っていた杜氏さんも出てきて、蔵元、蔵人と一緒に呑みを切ります。タ
ンクの口は一番下とその15センチくらい上とふたつついていますが、呑切りは上の
口からお酒を出します。
タンクによっては出てくるお酒がすこし灰色がかっていることがあります。活性
炭素です。
普通のお酒は熟成貯蔵のために入れられた時に、変化を避けるために活性炭素を
入れます。
これをスミの張付と呼んでいますが、変化しやすいものを活性炭素で吸着させて
底に沈ませ、貯蔵中にお酒が悪く変化するのを防いでいます。使われる量は蔵によ
ってかなりの違いがあり、ソロバン酒や失敗?酒ではかなりの量が使われます。ち
なみにしっかりできた吟醸酒などにはほとんど使われません。また同じ仕様のお酒
に同じ量を入れても呑切り時にタメ桶に色が出たり出なかったり、やはりタンクに
よって微妙なさまざまな違いがあるんだな〜と感じさせます。
タメ桶に抜き出されるお酒は少量だけです。抜いた分だけこの時期の暖かい雑菌
が好みそうな空気が入るために、タンク1本が駄目になるという、たいへんな危険
を伴います。ですから「初呑切り」酒が、商品として出されることはほとんどあり
ません。
呑切り行事の時にも、蔵人が呑み口の回りを丁寧に熱湯で殺菌し、お酒を出した
あとも再度熱殺菌や水洗いをしています。
しかし最近では生酒が売れる商品になったり、若いお酒が好まれる?時代ですか
ら、初呑切り前に販売されているお酒もたくさんあります。中には「初呑切り」前
に売り切れてしまうタンクもあります。また大手メーカーさんが開発し、市民権を
得はじめている「融米造り」などですと、精米も悪く、その上酒粕がほとんど出な
い!という酒ですから、貯蔵熟成などできるわけもなく、当然造ったら早く売る必
要があります。
ちょっと前でしたら、生酒や熟成不足のお酒は「酒になっていない」お酒として
嫌われたものですが、今はずいぶんと事情が変ってきています。
まぁ最近の消費者が望む傾向なのでしょうから仕方ありませんが、いずれ日本酒
もビールのように、造ってさっさと販売するそんな時代になるのでしょう。
ということは、近い将来には、蔵によっては初呑切りなどという行事もなくなる
かも知れませんね。もっとも呑切り酒が商品として売り出されることはほとんどあ
りませんから、一般消費者が「初呑切り」行事がなくなってもそれを知ることはな
いんだ〜〜〜〜。
呑切り酒 いずれも少量入荷
四季桜
仕込22号桶 特別本醸造原酒
兵庫県「山田錦」58%精米、使用酵母9号、アルコール度数18.5。日本酒度2.
5、酸度1.4。 1升詰 3300円
岩の井 仕込26号桶純米原酒
「山田錦」50%精米、吟醸用酒母使用、アルコール度数17.8、日本酒度△10、
酸度2.5。
1升詰 3500円
木戸泉 白玉香 純米原酒
酒造好適米「山田錦」と少量の「五百万石」を60%精米、アルコール度数18.9、
日本酒度0、酸度2.4、アミノ酸1.4。
山田錦だけのものは木戸泉としては少し甘みを感じすぎるかもということで五百万
石の桶のものを少量ブレンド。
1升詰 3600円
四季桜大吟醸酒「聖」
純米吟醸「花宝」 の今年の販売
この4月から前年と同様に「四季桜」の製品一升詰にそれぞれシール(画像入バ
ーコード票)を貼ってお買上げいただいております。このシールは8月末で終りと
なります。ご面倒でもはがしていただき、集めていただいております。ある枚数を
クリアーした方に「聖」「花宝」各1本づつの購入権(さらに抽選の可能性もあり
ますが)をもっていただきます。
4月より実績カウント開始
8月30日カウント〆切り
9月1日最低実績の発表
(店頭とこの紙面)
13日 実績提出〆切り
抽選(選考)実施
18日 結果発表
(当選者宛てはがき発送)
10月13日 お引き渡し開始
31日 お引き渡し終了
抽選で当選された方には「はがき」を発送いたしますので、ご希望のお酒の種類
と本数をお知らせください。詳細ははがきに記載いたします。
8月の夏期休暇
13日(水)
18日(月)
赤ワイン
最近ちょっとした変化が起こっています。ワインの質ではなくて売れ方です。赤
ワインが人気を得ています。美味しいというより「健康に良い」という理由です。
この傾向は日本だけでなく、世界的な傾向のようで、白ワインが中心であったドイ
ツですら生産量の20%が赤ワインとなっています。驚きですね。
神田和泉屋でお尽き合いのあるドイツのワイン蔵さんは4軒ですが、従来からそ
のうちのラインガウ、バーデンそしてヴュルテムベルクの3軒は赤ワインを造って
いました。特にあとの2軒は赤ワインがメインというドイツでも珍しい蔵でした。
昨年になってモーゼルのワイン蔵クラオス・シュトゥルブからロゼワインが輸出
となり、以前に聞いていた黒ぶどうによる赤ワイン造りが始まったことを知りまし
たが、今年送られてきたリストにDEVONと命名された比較的色の濃いぶどう品
種ドーンフェルダーに他の赤ワインぶどう品種をブレンドして醸造した赤ワインが
記載されていました。べつに赤ワインブームにのってではありませんが、彼の期待
に応えてこの秋の輸入には少量これを発注のつもりです。
ワインの再入荷
モーゼル やや甘口ワイン
4413 カイムター リースリングQbA 1520円
しばらく品切れていましたが再度今年1月末に同じものを輸入しました。
カイムトのクラオス・シュトゥルブ君がお父さんに替って造ったお父さんのお客さ
ん向けの無農薬有機農法の上品な甘口ワインです。以前にはハーフ瓶に詰ったアウ
スレーゼなどもありましたが、今はその畑も息子クラオス君が面倒を見ることにな
り次第に甘口がなくなってきています。
ワインの売り切れ
4409モーゼル
リースリング92SP
替りは440194SPがお奨めです。
4544バーデン
グラウアー91KAB
替りは455395KAB
4707ヴュテムベルク
レンベルガー91KAB
替りは471595KAB
4713
ラント レンベルガー92
替りは471593KAB
4733シュペートブルロゼ
替りは475794ラントヴァインがそれぞれお奨めです。
航空自衛隊松島基地祭
7月27日(日)行われました。
ワインベルク1の壁画を描いてくださった下田先生のご紹介でアル中学アル高校
に入学、卒業した元この基地に勤務していた一等空佐さんからご招待状をいただき、
ブルーインパルスの展示飛行に引かれて、岩手教室の翌日行ってきました。6月15
日の新潟基地35周年記念基地祭につづいて航空自衛隊基地訪問となりました。
あいにくと霧が晴れず展示飛行はありませんでしたが、たくさんの飛行機が滑走
路に展示されなかなか楽しめました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
すこし早いご案内ですが、日程が決まりましたので予告します。
翁そば会
恒例となりましたが、今年も下記の要領で開催します。
会場 神田和泉屋の3F
ワインハウス ワインベルク
会費1万円
そば4枚とお酒少々
12月15日
昼の組 3時〜5時
夜の組 6時〜8時
どうしてもそば4枚では足りないという胃袋をおもちの方は1枚千円で追加で
きます。
参加チケットは11月4日より売出し、それぞれ30名までです。
ぶどう酒の会 97年第2回が開かれました
7月29日、神田和泉屋の3Fのワインベルクを会場に、6月の第1回同様に神田和
泉屋4名を含めて24名全員着席のゆったりとした会となりました。今後もこのスタ
イルで開催といたします。チケット売り切れ次第、しめきりとなります。
ワインはラインガウ・ロルヒ村のトロイチ家のゼクト2種類とロゼ赤ワイン、そ
して白ワインでショーレも作りました。
今回はチーズ専門店のフェルミエさんのご協力をいただいて食べ頃のチーズも説
明付きで楽しみました。
ぶどう酒の会
チケット
販売中
9月29日(月)
午後7時より
今回はヴュルテムベルクの赤白ワインを開栓します。
秋に入るとこの地域はさまざまなぶどうが栽培されているために、畑は一枚づつ
パッチワークのように色とりどりに紅葉します。そんな光景を思い浮べながら楽
しみます。
チケット販売 8月1日
5000円
定員 20名
「おかみさんのおつまみワンポイント」
ガスパッチョ スパゲティ
冷えたトマトのスープにスパゲティを浮かせたものですが、とてもさっぱりして
涼感のあるものです。
こんな暑い時に料理なんていや!そんなことを言わないで一手間かけてみましょ
う。
材料さえ揃えれば簡単です
材料 トマト、トマトジュース、ワインビネガー、タバスコ、
オリーブオイル、にんにく、塩、胡椒、バジル(なければ大葉)
スパゲティ、きゅうり、セロリ、赤ピーマン、贅沢するならば
ほたて貝、海老、刺身用のいかなど、さっぱりした味の材料を加えてみては・・・
トマトは湯むきします。
湯むきの仕方を詳しく書きましょう。
鍋にお湯を沸騰させます。
ボールに氷水を作っておきます。
トマトはへたの部分をペティナイフでくりぬき鍋の熱湯の中へ入れて箸で転がし
てください、しばらくすると皮がはじけてきますから、すぐにボールにとり素速く
冷まします。はじけた部分の皮を掴むとスルリとむけます。
では本題のガスパッチョに戻りましょう。
皮をむいたトマトを横に割ると種のついている部分がよく見えます。種の根本に
ペティナイフで切込みを入れると、簡単に種をとることができます。
皮をむき、種を取ったトマトをざく切にして、ミキサーに入れてミキシングをし
ます。
トマトジュースを加えて、タバスコ、オリーブオイル、にんにくのすりおろし、
ワインビネガー、塩、胡椒で味を整えましょう。好みで味は加減しましょう。決し
て初めから多くは入れないように気をつけてください。
多めにつくって、バジルを浮かせて冷たいスープで初めは食べてみてください。
スパゲティの用意をしましょう。
普通スパゲティは芯を残すくらいの茹で加減ですが、芯が無くなるくらいまで茹
でます。
ざるにとり、あら熱を取って、氷水で冷やします。水を切ったら、キュウリ、セ
ロリ、赤ピーマンを1センチくらいの角切りにして、塩、胡椒、オリーブオイルを
加えて良く混ぜます。
ボイル海老、ほたて貝、いかの細切りなどを加えればごちそうです。
深めの鉢にガスッパチョを注ぎ、具のまざったスパゲティを真ん中にこんもりと
盛ればでき上がりです。
キリッと冷えた辛口のワインをお共に今夜もまた呑んでしまいますね。
「神田和泉屋学園」学事報告
今月と来月の開講日
アル中学21期東京教室日本酒科
第5回「お酒の表示」
1組 9月2日(火)
2組 4日(木)
午後6時30分開始
ドイツワイン科第9期
第1回 8月21日(木)
第2回 9月25日(木)
神田和泉屋3F
午後7時開始
岩手教室
第4回「お酒のお化粧」
9月13日(土)
午後6時30分開始
7月は欠席者が多かったのでただの宴会にしてしまいましたので、東京教室に
比べて1回遅れで進行となります。
家政科おかみさん教室
8月はお休み
年少組 9月11日(木)
年中組 17日(水)
年長組 18日(木)
6時開始ですが5時30分
ころから準備開始。
アル中学第22期
入学式
9月27日(土)
午後3時より
会場 神田和泉屋3F
ワインベルク
当日はアル高校同窓会役員などの参加もあります。ほかに卒業生や在校生で参
加ご希望の方はお申し出ください。会場の関係で人数に制限はありますが、若干の
参加は可能です。
アル高校17期修了
7月222324日で最終回の授業となり28名が卒業しました。
この後はアル高校同窓会員となり、さらに勉強したい人はアル大学に進学となりま
す。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル高校17期の卒業にともない最終日に役員が出向き同窓会への参加を呼びかけ
ました。
アル大学受講生の募集
アル高校卒業のアル高校同窓生を対象に同窓会から「受講申し込みはがき」がこ
の『神田和泉屋たより』と同送されています。前期開講日の予定は
9月24日
10月30日
11月27日
午後6時30分より開始
となっています。
会場は神田の総評会館です。第4期は今までの経験をもとにさらにわかりやすく、
また酒造り体験に役立つような実践的なものとなる予定です。講師の難波康之祐先
生にも私たちのレベルが判っていただけたのか、第3期では私たちの興味をそそる
ようなお話がふんだんにありました。第4期はさらに・・・・・。アル大学卒業生
の再度の入学も認められています。
アル大学は前期91011月と後期456月に別れていますが、どの期であっても前
期後期の出席日数が足りた時点で卒業証書が授与されます。
神田和泉屋の日程 8月
1日9月のぶどう酒の会
チケット売り出し
13日
連休
18日
21日ドイツワイン科
第9期第1回
お酒の話 お酒の健康状態
扱い方で美味しくも不味くもなるのがお酒ですが、振動や直射日光、高い温度
だけでなく、ほかにもお酒の健康状態に影響を与えるものがあるようです。気温
や湿度、気圧などもそのひとつです。
建築物や絵画と違って、食べたり飲んだりするとなくなってしまうのが食べ物、
飲み物です。「こりゃ、芸術品だ〜」というお酒もひとの記憶に残るだけ・・・
・・だから、美味しいものは一番美味しい状態で口にしたいものです。
体調の善し悪し
人間の体調が変るのか、ほんとうにお酒が変るのかわかっていませんが、気温が
高く湿度が高い時期にはどうもお酒が美味しくありません。梅雨時期から夏の終り
までなどに経験することです。ビールを飲んでも胃の底にたまってしまう感じです。
お酒もふくらみが感じられず、口の中を濡らす感じです。不快指数が上がって、お
酒を美味しく感じる体調でなくなっているからでしょうか? でも、日本酒に比べ
て酸の多いせいでしょうか、ドイツの辛口白ワインなどは美味しく飲めます。
ということは、体調ばかりでもないということでしょうか?
体調も不味く感じさせる大きな要因だと思いますが、お酒のデリケートさとか、な
にか不思議ななにかがあるような気がしてなりません。
古酒の不思議
たとえば、古酒などはあまり季節の影響を受けないようです。
「歳を経た狸」のようなものなのでしょうか、生き物の感じの日本酒は歳とともに
少々のことには動じなくなります。ついこの間の冬に造られたお酒が新酒として梅
雨の時期に売り出されたり、前年のお酒とブレンドされて「ブチ」で出てきた時に
は、不安定な状態であることが多く、できの悪い純米酒などはほどけていない酸が
苦味をともなって突出し、辛口ワインの酸がさわやかさをもたらすのと同じような
効果を期待できるどころか、ベッチョリと口にへばります。このできの悪いのは別
にして、ちゃんと造られたお酒(新酒)にその蔵の古酒(5〜10年)をほんの少し
垂らしてみて、信じられないほど豊かさとふくらみが出てきて驚いたことがありま
した。しかし少しでも入れすぎると古酒の老酒の香りが気になりますので難しいと
ころです。
梅雨時の大吟醸酒なども3年5年と寝かせたものは、この時期でも力強く豊かで
す。
気圧の影響
「大風の吹いた翌日はお酒が美味しくない」「いや、あれはその日の風だ」など
と蔵人さんたちの意見も別れますが、大風も影響を与えているようです。そんは日
は気圧が低くなっています。台風の時などもその気圧の低さのせいでしょうか、香
り成分のエステルが揮発しやすくなり、吟醸酒にかぎらず精米の良いお酒は香りが
立ちすぎ、全体のバランスが崩れたりします。
梅雨のシーズンも気圧は不安定ですから、この影響でお酒が美味しくない、バラン
スが保てないというのかもしれません。
月齢の影響
これは人間の体の問題かもしれません。月の満ち欠けがお酒の味に影響を与えて
いるように思えます。月の引力で海の水が1〜2メートルも上がったり下がったり
するわけですから、体の90%以上が水という人間に月が影響を与えないはずはあり
ません。以前に利き酒記録をとる時に月齢をチェックした時期がありましたが、残
念ながら関係を図にできるような結果を得ることはできませんでした。しかしそれ
でも月が満ちていく時にはお酒が美味しく感じられる回数が多かった、ということ
はありました。
とかなんとか言っている内に9月の声が聞けました。9月の9日は「菊の節句」
です。奇数の重なった月日の内、13579が節句とされています。11月にはあり
ません。この最後の節句、菊の節句を境にどうゆうわけかお酒がほんらいの姿を出
しはじめます。熟成がある程度できたということでしょうか。お酒の美味しいシー
ズンの開幕です。
それでも秋の台風が天気図にあらわれたりすると、お酒に影響が出る感じがしま
す。なにがどうなっているのか、さっぱり分りませんが、お酒は不思議。
呑切りのお酒
ほとんどの酒蔵さんが6月7月に貯蔵途中のお酒のチェックである呑切り行事を
終えていますが、場所によってはこれからというところもあります。
山形県酒田の「上喜元」さんや島根県松江の「豊の秋」さんの呑切りは今時分で
す。桶を選んで「呑切り原酒」を送っていただくことになっています。その結果、
これはと思うものがありましたら、無理をお願いして少量でも瓶詰していただく予
定です。9月15日頃にはそろう予定です。
四季桜大吟醸酒「聖」
純米吟醸「花宝」の今年の販売
この4月から前年と同様に「四季桜」の製品一升詰にそれぞれシール(画像入バ
ーコード票)を貼り、集めていただきましたが、5枚をクリアーした方に「聖」
「花宝」各1本づつの購入権(さらに抽選の可能性もありますが)をもっていただ
くこととなりました。
4月より実績カウント開始
8月29日カウント〆切り
9月1日最低実績の発表
(店頭とこの紙面)
12日 実績提出〆切り
抽選(選考)実施
18日 結果発表
(当選者宛てはがき発送)
10月14日 お引き渡し開始
31日 お引き渡し終了
発送ご希望の方は10月24日発送が最終日となります。以後は31日までにご来店く
ださい。
9月の連休
13日(土)
岩手教室
14日(日)
15日(祝)
20日(土)
21日(日)
22日(月)
23日(祝)
焼酎の増税
10月より焼酎の増税とウイスキーの減税が実施されます。
増税となる焼酎は25度1升詰で300円から400円くらいに引き上げられます。
これを今年10月、10年10月、11年10月の3回に分けて増税するということです。
しかし今現在、ウイスキーの団体と調整中ということですが、決裂すると一挙に増
税ということになるそうです。
しかし神田和泉屋の所属する神田税務署の戻税課税説明会が9月9日に行われる
案内がきていますので、段階実施は間違いなさそうです。
とすると、とりあえず10月から
25度 1升詰 88円
4合詰 35円
5合詰 44円
原酒 5合詰 36円
程度の値上がりです。
神田和泉屋ではさほど焼酎の品揃もなく、またそれほど力も入っていませんので、
在庫の量もしれたものです。少し買い置きをしたいと思われておられる方は、お早
めにお手当ください。
岩手「神田和泉屋館ヶ森山荘」ワイン庫内の床
悩みの種の結露
昨年2月にワイン庫の天井部分の杉板が湿気で黒ずんできたために、上の建物を
守るためにこれをはがし、断熱のための発泡スチロール板も取り除き、樹脂の吹き
つけをしました。おかげでこの冬は1Fの床も以前にも増して断熱効果が上がり暖
かく快適でしたが、湿度を吸ったり吐いたりして調整してくれていた杉板がなくな
ったせいか、地下ワイン庫内は今まで以上に結露が激しく、杉板の分をワイン棚の
柱が吸って黒ずみ、天井は樹脂の表面にしずくが今にも落ちそうにある状態となり
ました。湿気そのものはワインの貯蔵に最適なのですが、ワインのラベルも読めな
くなるほど痛みはじめました。
火山礫 ラピレ
床にコンクリートを打ってしまったのでは本末転倒・・・ワインにとって温度管
理以上に必要不可欠な十分な湿度をなくすわけにはいきません。なんとか湿度を失
わずに結露をふせぐには・・・・・と考え、最終案として大型の扇風機で空気を撹
拌すればよいのでは・・・・と準備を進めましたが、8月1617日のドイツワイン科
夏期集中講座に、昨年お会いした秋田の飯村さんが再度見えたことから、結露対策
は一挙に解決!
その数日前にドイツワイン科の小柳先生から電話があり「飯村さんが昨年訪問し
た時に話していた特殊な石をもって伺いたいと言っていますが、どうします?」
「是非来ていただいてください。あの話はとても興味があります」と進み、当日小
柳先生と共に2トントラックで石を運んできてくれました。飯村さんは造園を仕事
としていますが、この秋田県と青森県の県境にある火山礫に魅せられ、秋田大学鉱
山学科の先生とともにさまざまな実験と工夫を続けられています。
この岩石は、大きさはちいさな砂利ほどで、穴が多くまるで巨大な活性炭のよう
です。色はやや黄色味を帯びていて、とても軽いものです。踏むとサクサクと音が
する感じですが、砕けたりはしません。
ご親戚の床下にも5センチほどの厚みで撒いたところ、湿気がすっかり感じられ
なかったとか、30センチ角のタイル状に成型して(LAPILLI=商品名?
学名?)老人ホームの舗道にしたところ感触が柔らかく喜ばれたとか。今後は川底
に引いて水草を育てるとか、ビルの屋上に敷き詰めて草を生やして屋根を守るとか
(それだけでなく都会温暖化の予防にも・)いろいろな実験が計画されています。
早速にでき上がったばっかりの授業のセッティングを片付けて、一輪車を使って
運び込み、参加者全員でワイン庫の床に撒いてみました。
その直後に夏期集中講座がここで始まりましたが、天井の結露はもうすでになく、
それでいて湿度75%〜80%で作動する換気扇は動いています。靴底の感触が柔らか
く、なんとなく空気も柔らかく暖かく感じられました。といっても温度計の数字に
は変化はなく、庫内の温度が上がったということでもありません。う〜〜〜ん不思
議な感じ!
まだまだこれから時間をかけて調べてみなければわかりませんが、実に不思議な
天然石です。
秋田大学の実験施設(3000万円もする)でもラピリと温度、湿度の関係を解明
する実験が開始されるそうですが、たまたまのご縁で「神田和泉屋館ヶ森山荘」ワ
イン庫が現場実験場となった観があります。
8月27日にドイツの4軒の取引先のワイン蔵に発注をしました。いままでの最大
の発注量となりましたが、このワイン庫がワインたちにとってさらに快適な部屋に
なると確信しています。湿度だけでない、なにかが起こるような気がしています。
ワインカートン保管庫
天井が杉板だった時には、この板が湿気を吸ったり吐いたりしていたのでしょう
か、さほどの問題ではなかったのですが、樹脂の吹きつけ後は、ワイン庫内の結露
がさらにひどかったために、ワインが入ってきたカートンが使い物にならなくなり
はじめていました。ワインを神田に送るために再度使用しなければならないので、
これもなんとか解決しなければならない問題でした。とりあえずはワイン庫の入口
の風除室(トンネル)に置いて湿気からすこし遠ざけていましたが、次回の輸入分
が到着すると、とうてい間に合うスペースでもなく、秋までには解決が必要でした。
この問題も岩手教室の生徒さんが口をきいてくれて、建築現場で事務所などに使
用されている「スーパーハウス」を一台安価でわけていただけました。広さは6畳
ほどで十分なスペースです。2重構造の断熱仕様で、電燈線も電話線も引ける構造
で、ブレーカーや蛍光燈まで設備されています(配電の予定はありませんが)。
台風が来ても大丈夫なようにパン窯の向い側の山の斜面を整地して設置しました。
ワイン庫建設から6年、だんだんに整ってきました。
以前に植えたぶどうの樹も育ち、つるもかなり伸びましたのでぶどう棚を作りま
した。いずれドイツワイン科夏期集中講座の野外教室の涼しい木陰になってくれる
ものと期待しています。
新製品
三河味醂
三州三河みりん
時代の要望に応えて誕生した無農薬有機農法によるもち米で造られたみりんです。
昔は全国の田圃でひと畝くらいは作られたもち米ですが、今は生産する農家さん
も少なく、農家さんが購入している時代です。ましてや無農薬有機農法栽培という
ことになると、価格の高さもやむを得ません。
1升詰 3160円
500ML1010円
『神田和泉屋商品カタログ』
第9版が15日に出版される予定です。だだいま製本中です。
価格2000円(消費税込み)
郵送ご希望の方は、送料込みの2500円を郵便局備え付けの郵便振替用紙で
お振込ください。
アル中学第22期に入学される方には、教材として第1回授業の時にお渡しします
ので、申し込みの必要はありません。
「おかみさんのおつまみワンポイント」
さんまの水揚げが例年より早かったと伝えられる今日このごろ、今年のさんまの
大きくて美味しいこと・・・・・。
美味しいさんまを使ってなにかをと考えたのですが、なかなか思いつかず悩んで
いたら、鯖を使って作ったものを思い出しました。
鯖の蒸物
材料 鯖、じゃが芋、醤油、
砂糖、味醂、片栗粉、だし汁
鯖は腹から開き、中骨もきれいに取り除き、頭も半分にさき、きれいな姿にして
おきましょう。
じゃが芋は皮をむき千六本に切り、ざるに入れて水でさらしておきます。蒸し器
に火をつけて蒸気を上げておきましょう。
その間に、ラップを広げて、鯖の皮を下にしてラップの上に置きます。身の部分に
切っておいたじゃが芋を入れてお腹の大きい鯖になるように形を整えます(姿ずし
を作る要領で・・・)。形の整った鯖を湯気の上がった蒸かし器にいれてお腹の中
のじゃが芋に火が通るくらい蒸します。大きさによりますが、20分から30分が目安
でしょう。
蒸かしている内にたれを作りましょう。だしの利いた甘辛い味でいいと思います。
魚にかける汁なのであまり薄くない方がいいと思います。でき上がりに片栗粉の水
溶を入れてとろみを付けますが、片栗粉を入れてからす必ず煮立たせてください。
煮立たせないと片栗粉が戻って固まらなくなります。蒸し上がった鯖をラップの上
から筒状に切り、ラップをはずしてお皿に盛り、とろみをかけてでき上がりです。
どうです、りっぱなお惣菜のできあがりです。さんまでもできるのでは・・・。
「神田和泉屋学園」学事報告
今月の開講日
アル中学21期東京教室日本酒科
第5回「お酒の表示」
1組 9月2日(火)
2組 4日(木)
午後6時30分開始
岩手教室
第4回「お酒のお化粧」
9月13日(土)
午後6時30分開始
9月20日からの連休も教室はありませんが館ヶ森に行きます。
第5回 日時変更!!!!
10月11日(土)
「お酒の表示」
ドイツワイン科第9期第2回
9月25日(木)
午後7時より
家政科おかみさん教室
年少組 9月11日(木)
年中組 17日(水)
年長組 18日(木)
6時開始ですが5時30分
ころから準備開始。
アル中学遠足 12月14日(日)
お酒の世界を短時間に理解する感じの蕎麦の世界の見学(宴会?)です。訪問
先は秩父の「こいけ」さんです。小淵沢の「翁」さんと人気を分け合う蕎麦屋さ
んで、当日は特別なそばの実を石臼でひいて目の前で打ってくださいます。
参加資格者はアル中学21期生とこれから入学する第22期生です。 お店は28人
で満席のため例年「3時の組」と「5時の組」の2グループに分れて参加します。
申込み受付けは9月1日より。21期生はアル中学9月に行われる最終回の教室
で申し込むこともできます。
〆切りは11月21日。電話での申込みも可。申込み順に受付けます。22日以後は卒
業生に空席が提供されます。ちなみにこの遠足の翌日月曜日は神田和泉屋での小
淵沢「翁」さんのそば会ですから2日連続のそば会となります。
アル高校第18期申し込み受付
9月1日より受付を開始
申し込みできるのはアル中学在校生で出席日数が4回以上となる方と卒業生です。
申込書を請求の上お申込みください。
申込み順に受付けます。
1組 2組
10月14日(火) 29日(水)
1月20日(火) 28日(水)
2月10日(火) 25日(水)
3月10日(火) 11日(水)
ドイツワイン科
第5回 岩手
夏期集中講座
8月16日(土)17日(日)
開講されました。昨年は梅雨明け直後の7月27日で蒸暑かったために、今年は8月
に戻しました。しかしお盆と重なったために行き帰りの足がたいへんでした。日程
は来年の検討課題です。
無事に全員が開始時間までに参集。実りある2日でした。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学第4期開講
8月19日で受講申し込みが締切られましたが、今期は63名の過去最大の大きなク
ラスとなりました。従いまして、臨時の受講は不可能な状態です。
8月20日難波先生にもご出席いただきアル高校同窓会役員回で第4期の授業内容
の検討が行われました。
受講生には今回この『神田和泉屋たより』に受講料15000円の郵便振替用紙
が同封されています。9月20日までに振込んでください。
同窓会費未納の方へ
事務処理の都合上、9月末日にて最終とさせていただきますので、お振込のなか
った方へは10月より『神田和泉屋たより』が届かなくなります。
なお、振込用紙をなくされた方は、ご面倒でも郵便局にて左記宛にお振込願いま
す。会費の納入はこの振り込みのみです。
口座番号
0010−7−657556
加入者名
神田和泉屋アル高校同窓会
年会費 3000円
さろん会
97年10月5日(日)
埼玉県川越の「鏡山」さんを訪問します。見学終了後、坂戸の坂戸グランドホテ
ルにて懇親会。
申込みは神田和泉屋にて9月10日までに電話で申込んでください。詳細は後日参加
者に郵送します。先着30名で〆切り。
午前10時 鏡山酒造前集合
参加費 6000円
(交通費各自負担)
予 告
「神田和泉屋学園」
創立10周年記念祝賀会
97年12月6日午後6時より
会場 出版クラブ(神楽坂)
消 息
研修生
三品 亜主佳 帰郷
2年間の研修を終えて郷里の岐阜県に戻り、自店に入るまで実家近くの酒
販店で勤務することになりました。
篠原 崇将 帰郷
1年間の研修を終えて郷里の兵庫県尼崎の両親の経営する酒販店の後継者
として帰りました。
研修中はみなさまにたいへんお世話になりありがとうございました。
新研修生
吉田 博人 21才
大阪の酒販専門学院の勉強を終えて一年間研修生として入社しました。実家は福
島県の福島空港近くの石川郡浅川町。よろしくお願いいたします。
神田和泉屋の日程 9月
1日聖 花宝購入実績発表
アル高校18期申込受付
アル中学遠足こいけ申込受付
2日アル中学21期1組最終
4日アル中学21期2組最終
8日同窓会さろん会受付
10日カタログ売り出し
11日家政科KG年少組
13日
連休
15日
13日アル中学岩手教室
17日家政科KG年中組
18日家政科KG年長組
19日アル中学入学式〆切り
20日
連休
23日
24日アル大学4期前期1回
25日ドイツワイン科9期2
27日アル中学第22期入学式
29日ぶどう酒の会
10 月号
お酒の話 飲み頃温度
最近は吟醸酒ブームの影響でしょうか、どこの飲み屋さんでも日本酒を冷蔵して
サービスしています。たしかに吟醸酒は、常温に放置するとあのデリケートな感
じが失われてしまいますから、冷蔵庫に保存する必要があります。冷蔵庫は通常
摂氏4度前後に設定されています。これは雑菌が繁殖しにくい温度、そして中に
入れられる物体が一番小さい状態でいる温度です。たとえば水はこの温度から上
がっても下がっても体積が大きくなります。ですからこの温度にしておけば臭い
を出しにくい、臭いを吸いにくいということになります。まぁ吟醸酒の保存はこ
の温度でも問題ないのですが、問題は飲む時の温度です。出した吟醸酒の瓶をこ
まかく砕いた氷を入れた桶に入れたり、さらにグラスも冷凍庫や冷蔵庫に入れて
置いたりするのがサービスだと思っている店がたくさんあります。ごまかしのお
酒などですと、低温にして飲む人の舌の感覚を麻痺?させて飲ませる必要があり
ますが、まともな吟醸酒の場合はこれでは低すぎてお酒の豊かさやほんらいの美
味しさが楽しめません。飲む分だけを少し前に冷蔵庫から出して温度を上げてお
いたほうが良いでしょう。飲み屋さんなどで不幸にして冷やしすぎで出されてし
まった時は、片口を使うとかグラスに注いだまましばらく待つなどして温度を調
節しましょう。かなり短時間で温度は上がります。残ったお酒は飲み終わった後
にまた冷蔵庫に戻せば問題ありません。
最近はさらにエスカレートして、多くの飲み屋さんでその必要のない普通酒と
よばれる吟醸酒以外のお酒も冷蔵庫に入れられていることが多く、とくに純米酒
などはお酒がぺちゃんこに潰れているような感じになってしまっていることがあ
ります。これもグラスの中でしばらく待ってから飲んだほうが良いようです。飲
み屋さんの場合はカウンターなどはガス台の熱の影響があったりしますし、そん
な余分なスペースもありませんから、その都度冷蔵庫にお酒をしまうのもやむを
えないことかも知れません。
家庭でしたら縁の下のような冷暗所に置くのがベストです。とは言ってもマン
ションには縁の下はありませんが、例えば北向きの玄関の下駄箱とか、捜せば結
構熱に遠く直射日光や振動から離れたところがあるものです。飲み残しのお酒は
小さな瓶にでも詰め替えて冷蔵庫へ。
金沢・加賀・能登の酒
利き酒会
9月17日に浜松町の世界貿易センタービルで開催されました。
県内43社のうち25社が出展しました。
行ってみてまず一番に感じたことは、新しい酵母「協会14号」がかなり使われて
いるということでした。別名「金沢酵母」とも呼ばれていますが、鶴来の「菊姫酒
造」から採取された酵母菌です。すでにこの冬に他の県でもこの酵母菌が使われて
いましたが、さすが地元県だけに使った酒蔵が多かったようです。
面白いなと思ったのは、地元の大手酒造会社はこれを使っていない! やはり大
手の沽券(こけん)でしょうか? 飲み屋さんの段階でライバル関係?の有名手造
り蔵も使っていませんでした。風下に立ちたくないということでしょうか?
菊姫さんは「協会14号」とせずに「KK−9」「KK−7」と表示していました。
いろいろありますね〜〜〜〜〜。
たまたま杜氏さんらしきひとが立っていた能登の酒蔵さんのブースで立ち話をし
ました。
「14号がずいぶん使われているようですが、新しい酵母だといろいろと勝手が違う
んでは? たとえば麹の造りなどもいままでとは違ってくるんじゃないですか?」
「いや〜実は私はこの蔵に移ったばっかしで良く分りませんが、当然考えられるこ
とですね。いろいろやってみないと分りません」ちなみにこの酒蔵さんではほとん
ど14号でした。
どの酒蔵さんでも人気の14号をとりあえず使って時代に取り残されないようにし
よう、という程度の認識かな?と思えました。しかし意外だったのは、今はやりの
「バイオ酵母菌」が3社だけということ。それぞれの酒蔵さんで14号が一番良い状
態で使いこなされるにはまだまだ時間がかかる、あるいは生かし切れないで終る可
能性も多分にありますが、安易に「バイオ酵母菌」に走らない姿勢はなにか嬉しい
感じです。
出展に参加しなかった酒蔵さんもたくさんありましたが、その余裕がないせいか
もしれません。と言いますのは、この日にそんなことを感じさせることがありまし
た。
数日前に見知らぬ能登の酒蔵さんから入場券と手紙が届いていました。「漆器問
屋の○×さんからお会いするようにと言われお手紙いたします・・・・・」
当日会場で奥さんとともに一生懸命試飲説明している蔵元さんに会いました。そ
の夜は深夜の夜行寝台で帰られるということでしたので、神田までご足労いただき、
食事をともにしいろいろと話を伺いました。
その中で生産規模の話になった時に「何人で酒が造れると思います?」という質
問。「5人くらいでは・・・」「いやぁ2人でできますよ。現実に私はやっていま
す。杜氏はいませんので、私が10年間見てきたことを頼りに自分で造っています。
幸い今年は3人になりそうです」「いったいいくら造ってるんです」「75石です」
「・・・・・」
私の記憶では、10数年前に山梨の小淵沢の500石の酒蔵さんが「日本一ちいさい
酒蔵」をウリに担ぎ出され、まぁそれだけの理由ではないでしょうが、人気が出て
今は1200石。この話をしたところ「能登では百石蔵は普通です。500石など
私らにとっては大きな蔵です」今回出展を辞退した酒蔵さんはその人たちなのかな
〜
不思議な石「ラピリ」
先月に床にまいたこの石の効果を見るために早速にワイン庫に入り天井の湿気を
手で確かめました。なんとまったく湿気がなく乾燥していました。岩手教室の生徒
さんである一級建築士で博学な和泉さんも、かがんで石を触り、さらに石を掻き分
けてその下の細かく砕かれて撒かれている花崗岩の湿気を調べました。「湿ってま
すね、石もその下の地面も・・・・・」しかも湿度感知のセンサー付きの換気扇は
作動しています。庫内の空気はやわらかく、暖かい感じは先月と同じです。
20日に岩手に再度行きました。秋田県の飯村さんも湿度計と温度計をもって来て
くれ、早速2ケ所に設置。数時間後にチェックしたところ、なんと一台は湿度は限
りなく100%に近く、もう一台も96%となっていて、ほぼ飽和状態でした。それ
でいて天井や柱の結露はまったくなく乾燥状態、わずかに一番北西の角のワインの
表面が湿っているだけでした。この場所は空気の対流が悪いのか、乾燥時期の冬で
もいつも棚板が湿っていました。石を移動してみました。
ワインの新入荷
10月2日にオランダのロッテルダム港を出航、11月1日に東京港に到着との連絡
ファックスがドイツの運送会社ヒルブラントから入りました。通関の後、岩手県の
「神田和泉屋館ヶ森山荘ワイン庫」にそっくり運んでしまいますが、11月半ばには
一部が神田に並ぶことになると思います。
今回輸入のワイン
ラインガウのトロイチ家の最近のワインリストには、赤ワインがほとんどあり
ません。
現在神田和泉屋には94年ものが数十本ありますが、蔵にはまったくなく、95年は
収穫ゼロ、昨年96年は800本のみ、この年も天候が悪く、通常の年でもぶどうの
樹一本からワイン一本という信じられない剪定をしていますが、この年はさらにな
っているぶどうの房を切り落として、とても少ない収量にしました。そんなわけで
生産量は異常に少なくなっていますが、品質はトロイチ家はじまって以来の高品質
になったと聞いています。アルコール度数13%。今年97年も霰害のために、ぶどう
に傷が付き赤ワインが造れない状態です。96年の赤ワインの在庫をしばらく保持し
なければならない状況のため、今回の神田和泉屋への輸出はこの中から60本という
ことになりました。 またヴァイスブルグンダー シュペートレーゼ96のぶどうは
たいへんな熟し方で、あまりにも糖度が高いために発酵が途中で止り、トロイチ家
の歴史の中で初めてのハルプトロッケン(半辛口)となりました。自然に発酵が止
ってしまったのですから仕方ありません。
ガイゼンハイムの醸造の先生は、もう一度酵母菌を添加すれば大丈夫、と言って
くれたそうですが、もし失敗すると酵母臭といういやな臭いが出てしまうし、いっ
そゼクト(発泡酒)に加工してしまおうかと思い悩んでいましたが、神田和泉屋で
の2度の試飲の結果、全量を神田和泉屋が輸入販売することになりました。
トロッケナー(辛口メーカー)のプライドからハルプトロッケンを出す事に抵抗
があったのでしょうが、すばらしく熟したぶどうを自然な姿で出したいという思い
もあり、日本でのみの販売という結果となりました。
ざっとした試算ですが、赤ワインは3600円、ハルプトロッケンは3200円
くらいの価格になる予定です。
リースリングのゼクト(発泡酒)も再度造ってくれるように頼んでありましたが、
今回これも入荷します。価格は3300円程度が予定されています。
数年前から各蔵のリストからゼクトが消えたり、種類が減ったりして不思議に思
っていましたが、この蔵などで造られるゼクトはどうしても価格が高くなり、東ド
イツを併合した今の経済状況では買いにくいお酒になっているようです。確かに町
では巨大醸造所から送り出される1本1マルク(70円)のワインとともに安価なゼ
クトも氾濫しています。今回のゼクトは「毎年500本を買います」という約束の
元に受注生産の形で造られたものです。
モーゼルのクラオス・シュトゥルブ家のワインでは、赤ワイン品種の栽培が法律
で許可され、前回の輸入では「ロゼワイン」が出荷されました。今回のワインリス
トには赤ワインが載っていましたが、8月に発注ファックスを送ったところ、すで
に売り切れ! 残念なことをしました。次回来年5月にはしっかりいただくつもり
です。世界的な赤ワインブームはドイツでも同様で、たくさんの問い合せと注文が
殺到したそうです。
今年のラインガウ以外の地域での赤ワインの原料ぶどうの収穫にはなにも問題は
なさそうです。
バーデンのクレメンス・ラング家には神田和泉屋で不足気味の赤ワインを93年の
樽熟成のワインを中心に大量(といっても神田和泉屋の量ですからたいした数では
ありませんが)に発注しました。
96年のグラウアー ブルグンダーにアウスレーゼが誕生しました。以前にはモー
ゼルのクラオス・シュトゥルブ家とラインガウのトロイチ家にリースリングのアウ
スレーゼ辛口が誕生したことがありましたが、バーデンのクレメンス・ラング家で
は初めてのことです。アルコール度数は14.5%にもなっています。ドイツ南部の
バーデンとはいえたいへんな糖度がでたんですね。
しかし不思議なことに似たようなワインになるヴァイスブルグンダーは最高の格
付けがカビネットまでで、アウスレーゼとの間にあるシュペートレーゼも誕生して
いませんでした。似てるようでも収穫時期が違うんでしょうね。
ヴュテムベルクのリヒャルト・トレンダー家のワインリストからは前回たくさん
あった1L瓶がすっかりなくなっていました。
ドイツ最年長のケラーマイスターのあのトレンダー夫人らしく、あの年のワイン
はちょっと力が足りないからお買い得品としてどんどん飲んでいただこうという意
味の1L瓶だったと思いますが、その1L瓶が消えたということは、出荷いただい
た899293年もの(この蔵からは若いヴィンテージの出荷はいつもありません)はか
なり期待がもてそうです。
『神田和泉屋商品カタログ』
第9版
価格2000円(消費税込み)
214ページとなりました。郵送ご希望の方は、送料込みの2500円を郵便
局備え付けの郵便振替用紙でお振込ください。
11月中ごろに新着ワインが店頭に並びますが、輸入の都度、リストを挟みます。
挟み込み前にこのカタログを入手された方はご請求ください。また店頭に用意いた
しますのでお持ち帰りください。
ぶどう酒の会
チケット
販売中
10月27日(月)
午後7時より
今回はモーゼルのロゼ白ワンとゼクトを開栓します。
チケット販売中
5000円
予告
11月のぶどう酒の会
11月17日(月)
新着のワインを楽しみます
チケット10月15日販売
5000円
毎回定員20名で〆切り
全員着席にため飛び入り参加はできません。
営業のご案内
12月の土曜日は営業します
土曜日曜を定休日としておりますが、12月の土曜日は営業いたします。
午前10時開店
午後3時閉店
「おかみさんのおつまみワンポイント」
何でも美味しい季節がまた来ました。味覚の秋・すばらしいですね。店で見る
もの何でも、買いたくなってつい買いすぎて冷蔵庫がマンパイなんて良くあるん
ですが、皆さんはいかがでしょう。冷蔵庫の整理もかねて、ひじきを煮てみませ
んか。
ひじきの煮物
ひじきは乾燥したものを使うと栄養価に違いがあります。
戻した時5倍くらいに増えることを頭に入れておいてください。
他の材料は、冷蔵庫の中の物、何でも可能なはずです。
例えば、人参の切れ端、れんこん、いんげん、ちくわ、薩摩揚げ、かまぼこ、油
揚げ、厚揚げ、など・・・・・。
具になるものはひじきの量と同じか、それ以上です。
まず、ひじきを水で戻します。
時間は1時間くらいでしょうか。
材料はほとんど千切です。
戻したひじきをざるにあげて上から水をかけて細かい部分と砂を落としましょう。
細かい部分が落ち無くなったら水きりをしておきます。
フライパンか中華鍋に胡麻油をたっぷりめに入れて火をつけましょう。具の固い
ものから炒めていきます。全体に油が回ったところでひじきを入れます。
油が足りないようならばここでもう一度胡麻油を足しましょう。
砂糖、味醂を加えて、5分くらい煮て、だしと醤油を加減しながら加えます、醤
油は薄いかなと思うくらいにしておきます。
汁気がだいぶあるはずなので、煮詰めるためです。
近頃、砂糖は三温糖を使う人が増えてきていますが、確かにざらめや三温糖で煮
物をすると、こくが出ます。
汁気が無くなればでき上がりですが、煮詰めすぎで味が濃くなってしまうことが
あるので気をつけましょう。
ひじきご飯
米2カップにひじきの煮物を1カップの割合で仕掛けます。
米の水加減は普通です。米を研いで30分したら、板前白だしと塩でうすく味加減を
してください。煮てあるひじきを加えてひと混ぜして火をつけてください。
ひじきの白和え
豆腐半丁を水切りしましょう。水きりの方法はいろいろありますが、まないたの
上でなにか重しになるようなものを載せてはさんで搾る方法が一番楽です。
胡麻を1/2カップ良く煎ります。ぷちぷちとはじけてきても、もうすこし我慢
をしてさらに煎りますが、煙が出てきたら火の強すぎです。良く煎れたごまを擂り
鉢でよくあたります。
そこへ、良く水の切れた豆腐を入れ、滑らかになるまであたります。砂糖(上白
糖)、味醂、板前白だしで味を整えますが、煮てあるひじきの味に注意して薄めに
味付けしておきます。
もったりした衣にできあがれば成功です。衣の倍くらい煮物のひじきを加えて混
ぜてできあがりです。味をみて薄ければここで調整してください。
ちょっと手を加えるとぜんぜん違う表情で食卓を賑わしてくれますので、たくさ
んできてしまっても安心です。
宣 伝
おかみさんの料理
11月21日発売の別冊「SAITA」に掲載されます。
うどの皮のキンピラなどアル中学などでおなじみの18品目ほどですが、10月28日
に写真撮りが行われました。
9月23日岩手から戻った翌日24日はアル大学、25日ドイツワイン科、27日アル中
学入学式と連日35〜70名分の違った中身の料理を作る給食のおばさんが続き、ちょ
っと疲れ気味でしたが、娘の応援を得て28日早朝より準備開始。
写真撮りよりも料理のスピードのほうが早いというカメラマンさんにはちょっと
勝手の違った撮影風景となりました。専門のスタイリストさんと高名(らしい)カ
メラマンの料理と小道具の配置などに見学者 感心!
すべてが順調に進み写真撮りや取材が終了したのが、予定通りの7時30分。おか
みさんが調理場に入ってちょうど12時間後でした。
一般書店の他にキヨスク、セブンイレブン、イトウヨーカ堂の店頭にもならぶそ
うです。
学事報告
今月の開講日
アル中学22期東京教室日本酒科
第1回「お酒の誕生」
1組 10月7日(火)
2組 15日(水)
3組 23日(木)
午後6時30分開始
岩手教室
第5回「酒母の話」
10月11日(土)
午後6時30分開始
今回の食事は大阪心斎橋の「四季のおでん」の三島さんが参加、大阪のおでんを
披露したします。
ドイツワイン科第9期第3回
10月22日(水)
午後7時より
家政科おかみさん教室
年少組 10月2日(木)
年中組 8日(水)
年長組 16日(木)
アル中学遠足 12月14日(日)
お酒の世界を短時間に理解する感じの蕎麦の世界の見学(宴会?)です。訪問
先は秩父の「こいけ」さんです。小淵沢の「翁」さんと人気を分け合う蕎麦屋さ
んで、当日は特別なそばの実を石臼でひいて目の前で打っていただけます。
参加資格者はアル中学21期生と今回入学した第22期生です。
お店は28人で満席のため例年「3時の組」と「5時の組」の2グループに分れ
て参加します。
〆切りは11月21日。電話での申込みも可。申込み順に受付けます。満席になり次
第〆切り。11月22日以後は卒業生に空席が提供されます。
ちなみにこの遠足の翌日月曜日は神田和泉屋での小淵沢「翁」さんのそば会で
すから、両方参加の方は2日連続のそば会となります。
会場 手打ちそば「こいけ」
埼玉県秩父市野坂町2−14電話0494−22−1610
会費 6000円(当日持参)
西武秩父駅下車徒歩5分
野坂小学校正門先 国道沿い
当日の欠席は有料。
西武鉄道の特急(レッドアロー号)往復2660円
3時の組
行き 19号 池袋13時30分→ 西武秩父14時50分
帰り 34号 西武秩父17時21 分→池袋18時46分
5時の組
行き 23号 池袋15時30分→ 西武秩父16時52分
帰り 42号 西武秩父19時54 分→池袋21時12分
特急は全席指定です。
前売で入手して下さい。
1ヶ月前から乗車券が池袋駅と大手町ビル内西武観光などで発売されています。
入手できなかった時は少し早い時間の急行で「飯能」まで、そのあと秩父行き
ドン行で、プラス30分で行くことができます。少し早めに出て「鉱泉」や「霊場
めぐり」とか秩父神社や隣りのまつり会館で「秩父夜祭」の山車や映画を楽しん
ではいかがでしょう。
アル高校同窓会からのお知らせ
アル大学第4期開講
10月の講義日は30日(木)
午後6時30分開始
教室 総評会館
お願い
アル大学第4期第一回が先月開講されましたが、無断欠席がかなりありました。
事務局の書類準備や懇親会の料理の手配に不都合が生じました。欠席される時
はかならず
神田和泉屋まで電話なりファッックスでご連絡ください。
なお、まだ受講料の振込を済ませていない方も若干あります。至急に手続きをお
済ませください。
予 告
「神田和泉屋学園」
創立10周年記念祝賀会
97年12月6日午後6時より
会場 出版クラブ(神楽坂)
詳細は決まりましたらご案内いたします。
さろん会
97年10月5日(日)
埼玉県川越の「鏡山」さんを訪問します。まだ本格的な酒造りは始まっていま
せんが、蔵内の見学と社長さんの話を伺います。見学後に近くの坂戸グランドホ
テルで食事をします。
神田和泉屋の日程 10月
2日家政科KG年少組
5日同窓会さろん会
7日アル中学22期1組1回
8日家政科KG年中組
11日アル中学岩手教室
13日町内会婦人部勉強会
14日聖 引渡し開始
アル高校18期1組
15日アル中学22期2組1回
11月のぶどう酒の会
チケット売り出し
16日家政科KG年長組
22日ドイツワイン科3回
23日アル中学22期3組1回
26日町内会婦人部料理教室
27日第4回ぶどう酒の会
29日アル高校18期2組
30日アル大学第4期2回
31日聖 引渡し、発送終了